月曜日, 4月 29, 2024
ホームその他北海道支社の“樹脂窓リフォーム対応商品の開発”が「北国の省エネ・新エネ大賞」優秀賞を受賞

北海道支社の“樹脂窓リフォーム対応商品の開発”が「北国の省エネ・新エネ大賞」優秀賞を受賞

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充) の住宅本部 北海道支社(所在地:北海道札幌市)は、樹脂窓のリフォームに対応した住宅用商品の開発において、経済産業省 北海道経済産業局より、令和4年度「北国の省エネ・新エネ大賞(北海道経済産業局長表彰)」優秀賞を受賞いたしましたので、お知らせします。

 「北国の省エネ・新エネ大賞」は、省エネルギーの推進と新エネルギーの導入促進を目的に、北海道における省エネルギー・新エネルギーに関する有効利用、開発及び普及に係る取組において、他の模範となる組織等を北海道経済産業局が表彰するものです。

北海道支社の“樹脂窓リフォーム対応商品の開発”が「北国の省エネ・新エネ大賞」優秀賞を受賞のサブ画像1

 カーボンニュートラル実現に向け、住宅の断熱性能上位等級の設定や適合義務化が進む中、既存住宅の断熱性能向上を図る必要性があります。北海道の住宅においては、灯油など化⽯燃料を中⼼とした冬期暖房エネルギーの削減も必要となり、冬期における住宅からの熱損失の約50%を占める「窓の断熱性向上」は特に重要です。
 そこでYKK AP北海道支社は、既存の複層ガラス樹脂窓の約3倍(※1)の断熱性能を持つトリプルガラスの樹脂窓へ簡単に交換・改修できる「マドリモ 樹脂窓 北海道」を開発。トリプルガラスを採⽤した⾼性能・⾼断熱な樹脂窓で、既存住宅の断熱性向上と暖房エネルギー削減を実現するほか、室内の温度低下や窓の結露発⽣を抑え、室内環境の快適性向上にも寄与します。
 北海道の既存住宅窓の約95%に対応可能な点や、簡単に窓を交換できる汎用性の高い施工法、住宅におけるエネルギー消費を18%削減(※2)できる省エネ効果などを評価いただき、優秀賞を受賞しました。

 YKK APは、これからも省エネルギーに貢献できる商品開発に取り組み、脱炭素社会の構築および快適な住まいの実現に貢献してまいります。

【受賞内容】

●受賞名:令和4年度「北国の省エネ・新エネ大賞(北海道経済産業局長表彰)」優秀賞
●受賞者:YKK AP株式会社 住宅本部 北海道支社(札幌市)
●テーマ名:住宅用樹脂窓のリフォームに対応した「かんたんマドリモ樹脂窓北海道」の開発
●受賞理由:・北海道の既存住宅窓の95%に対し交換可能な製品で、汎⽤性及び波及効果が⾮常に高い。
      ・住宅におけるエネルギー消費を18%削減できる製品で、省エネ効果が⾼い。
      ・⼤掛かりな⼯事が不要で簡単に窓を交換できる汎⽤性が⾼い施⼯法を開発。
      ・地元の北海道⼯場(⽯狩市)で各部材から⽣産・組立てし、地域経済への貢献も⼤きい。

【「マドリモ 樹脂窓 北海道」 商品特長】

既存の窓枠は残したまま、上からカバーモールをかぶせて新しい窓をとりつける施⼯法(カバー工法)で、簡易に窓の交換が可能な商品です。これまで、リフォームの対象はアルミ窓のみでしたが、アルミ窓より窓枠が太い樹脂窓にも対応するカバーモールを開発したことで、アルミ窓から樹脂窓へのリフォームに加え、新たに樹脂窓から樹脂窓へのリフォームを可能としました。
最新の“トリプルガラス樹脂窓”による断熱性能は、当社の1990年代の樹脂窓と比較して約3倍となり、窓交換することで部屋全体を暖かく保ち、結露の発生も抑制します。さらに、暖房灯油費も節約でき、温室効果ガスも約18%削減(※2)できます。
また、本商品は北海道工場(石狩市)で部材から生産・組立てすることで、地域経済にも貢献しています。

なお「マドリモ 樹脂窓 北海道」は、2023年3月下旬から補助金交付申請の受付が開始される、国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携による省エネ化補助事業「住宅省エネ2023キャンペーン」の対象商品となります。本商品を普及させることで、北海道の住まいの更なる寒さ対策と、健康な住まいづくりに貢献いたします。

北海道支社の“樹脂窓リフォーム対応商品の開発”が「北国の省エネ・新エネ大賞」優秀賞を受賞のサブ画像2

※1:1990年代の新築用のYKK APの樹脂窓(一般複層ガラス)と、現在発売している新築用のYKK APトリプルガラス樹脂窓との比較。
※2:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)の結果

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments