ポラスグループ 株式会社中央住宅
ポラスグループ ㈱中央住宅(本社:埼玉県越谷市、代表取締役社長:品川 典久)の戸建分譲設計本部が手掛けた分 譲住宅地「ミライズ三郷中央 綴る街」が、第5回三郷市景観賞(建物・緑部門)において「優秀景観賞」を受賞しました。 併せて、「ミライズ三郷中央 継ぐ家」、「ミライズ三郷中央 趣く家」が「景観賞」を受賞しました。
三郷市景観について
三郷市景観賞は、良好な景観形成に対する市民及び事業者の意識高揚を図るため、三郷市が所有する素晴らしい景観を表彰します。建物・緑 部門では、良好な景観を創出し、維持管理のなされている『建築物、工作 物、緑等』を表彰。3年以上良好な景観を維持していることが応募条件になります。
三郷市景観賞ホームページ:
https://www.city.misato.lg.jp/4959.htm
受賞作品の概要
◆「ミライズ三郷中央 綴る街 (全40棟)」 2018年8月竣工
中央四丁目幸房公園に隣接する全40棟の分譲住宅です。電柱と電線の引込み計画を工夫し、公園側から電柱及 び電線が見えないように街並みをデザイン。人々が集う公園からの美しい風景が生まれ、良好な景観を維持しています。また夏季には南東から流れる心地よい風が街区内、建物内を流れ、公園側にも流れるよう街全体の通風設計、計算検証を行っています。さらに夜間の街並み醸成にも配慮し、センサーによる自動点灯LED 電飾による「灯りのいえなみ協定※」を行い、街の防犯対策に寄与しています。
※灯りのいえなみ協定:暗くなると玄関ポーチ灯、庭園灯、門柱灯などが自動点灯。 街の沿道を明るく照らすと共に、夜道の 足元も明るくなり、安全性が高まります。協定によって手間無く自動点灯するライトアップ計画を街のルールとしております。
◆「ミライズ三郷中央 継ぐ家 (全3棟)」
2018年8月竣工
三郷中央駅徒歩5分に位置する3棟の平屋建て分譲住宅です。地上4階建ての建物と外環自動車道に挟まれた立 地環境のため、敷地を大きくとり、平屋建てとすることで空間にゆとりを生み、公園の中のような住空間を形成しました。この開放空間は街に対しても開かれる視覚的な効果を期待し、住民の方々も緑や景観維持に努めて、良好な街並み景観を維持しています。また、電線地中化エリアの利を活かし、無電線によるすっきりとした景観も実現。負の立地条件ではありますが、開放感が溢れ、空の広がりを思い出すことのできる街並みとなっています。夜間の街並み醸成にも配慮し、センサーによる自動点灯LED電飾による灯りのいえなみ協定を行い、街の防犯対策に寄与しています。
◆「ミライズ三郷中央 趣く家 (全2棟)」
2018年4月竣工
三郷市中央区画整理地域内、県道新和吉川線が南北に通る道路に隣接しています。この場所は特殊な沿道計画が あり、三郷市中央地区計画により道路に面した建築物の一階部分について住戸計画に制限がかかり、通常の住宅計 画は不可能な場所となっておりました。三郷市まちづくり推進部のご担当者様にご尽力、アドバイスを頂き、通常の回避方法では屋根付き自転車置き場等が街に対して主張してしまうところを、プランニングとデザインにより解決した事例となります。天然無垢のイペ材で作ったカバードポーチのある「サーファーズハウス」、バイク用のコンパクトなビルトインガレージを設置した「ライダーズハウス」と銘打った、東海岸スタイルの外観デザインで構成した2つの家となります。