不動産、建設分野のDXを推進するエコシステム構築を目指す新しい取組み
不動産、建設分野のデータ連携、データ活用及びDXの推進のための企業間マッチング、人材スキルアップ等の取組みを行う「一般社団法人不動産建設データ活用推進協会」（東京都中央区、代表理事：桜井駿）を4月3日に設立し、このたび公式に会員募集を開始します。
【設立の背景・目的】
我が国の建設業界は市場規模約60兆円、不動産業界は約45兆円と両市場を合わせると100兆円規模の巨大産業市場です。
不動産、建設業界では、AI、IoT、ロボティクス、ブロックチェーンといったテクノロジーの活用や、デジタルトランスフォーメーションによる事業改革が着々と進んでいます。関連するスタートアップ企業も年々増加傾向にあり、業界内外におけるオープンイノベーションも活発化しています。
また、昨年2022年（令和4年）5月には、改正宅地建物取引業法が施行され、不動産取引の電子化が全面解禁されました。国土交通省では、BIM、3D都市モデルPLATEAU（プラトー）及び不動産IDの一体的加速といったデジタル施策を次々と打ち出しており、不動産、建設業界におけるデジタルデータの活用について、急速に市場が整備されています。
デジタル化が急速に進む環境の下で重要なテーマになってくるのは「データ活用のための企業間連携」と「デジタル人材の育成」であると考えており、そのための取組みを行うことを目的として、当会を設立いたしました。
【当会の概要】
名称：一般社団法人不動産建設データ活用推進協会
（英名：Property and Construction Data Utilizing Association、略称：PCDUA）
設立：2023年（令和5年）4月3日
所在地：東京都中央区日本橋兜町8-1 兜町第四平和ビル 2階
代表理事：桜井駿（株）デジタルベースキャピタル代表パートナー
会員：当会の趣旨に賛同する一般会員、特別会員、賛助会員
＜会員種別＞
（１）一般会員 不動産関係、建設関係、金融関係等の事業会社
（２）特別会員 スタートアップ、IＴ企業、SIer等ベンダー側の事業会社
（３）賛助会員 業界団体、地方公共団体、大学等
一般会員、賛助会員は会費無料。
特別会員は4月から翌年3月までの年間会費20万円（いつ入会しても同額。）。
設立前より先行入会申込みを受け付けてきており、設立時点で60社を超える入会申込み、または入会意向をいただいています。
このたび、公式に会員募集を開始し、通年で入会申込みを受け付けて行くことといたしました。
【入会申込み方法】
下記の当会公式ウェブサイトから受付けております。
公式ウェブサイト：https://pcdua.org
また、当会の政策アドバイザーとして、国土交通省、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が当会の活動に対して支援、協力をしていただくこととなりました。
【活動の概要】
異業種を含めた企業間のマッチング及び人材スキルアップのため、月次の勉強会、活動報告会の開催のほか、データ活用事例プレゼン、ピッチイベント、データコンペ、ハッカソン等のイベント開催、デジタル人材研修プログラムの実施を予定しております。
また、会員の要望に基づいて特定のテーマに特化した委員会を設置し、勉強会、ビジネスモデル検討、技術実証等の活動を行う予定です。尚、活動の多くはオンラインからも参加可能なリアル、オンラインのハイブリッド方式の運営を予定しています。全国各地から参加が可能ですので奮ってご参加頂けますと幸いです。
【今後の予定】
2023年5月12日に設立総会兼事業説明会を下記の通り実施する予定です。会員以外の方も事前にお申込みいただければ無料で参加できますので、当会にご関心のある方はぜひお気軽にご参加ください。
＜PCDUA設立総会兼事業説明会＞
日時：2023年5月12日（金）16:00-17:00
場所：Zoomによるオンライン開催及び会場のハイブリット開催
FinGATE KAYABA 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町１丁目８−１
申込はこちら：https://forms.gle/xohmPRwge7SJYEiD7
【本件に関するお問い合せ】
一般社団法人不動産建設データ活用推進協会 事務局
担当：須崎・藤田
メール：staff@pcdua.org
