金曜日, 5月 1, 2026
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“純木造8階建て” AQ Group本社ビル「日本建築学会 作品選奨」選出、「木の建築賞」受賞で累計8つ目の表彰

「木造軸組工法」の技術力と普及価格帯の実現が評価

AQ Group(本社:埼玉県さいたま市西区、代表取締役社長:加藤博昭)が手掛けた、純木造8階建て本社ビルが、「作品選奨」(主催:一般社団法人日本建築学会)選出、および「第20回 木の建築賞 選考委員特別賞」(共催:NPO法人 木の建築フォラム・公益社団法人日本建築士会連合会)を受賞。2024年3月の竣工以来、累計8つの表彰となり、中大規模木造建築における先進的な試みが継続的に評価されています。

地域ビルダーや地場ゼネコンも扱えるプロトタイプが中大規模木造普及の出発点に

設計思想と技術の両面から高評価を受け「日本建築学会 作品選奨」に選出

この度、AQ Group本社ビルは日本建築学会が主催する「作品選奨」に選出されました。同賞は、建築界における優れた作品を顕彰するもので、建築作品集「作品選集」に掲載された中から、特に優れた作品にのみ贈られる権威ある賞です。今年は作品選集委員会によって選定された98作品より10作品に「作品選奨」が贈られました。

評価においては、「一般的な木造住宅で用いられる在来軸組工法をベースに、地域ビルダーやプレカット技術を活かしながら、コストを抑えつつ美観性を備えた点」が特に注目されました。また、「免振・制振装置に頼ることなく、自社オリジナル構法で純木造8階建てを実現した点」などが、大手主導の中大規模木造とは「差別化された思想と技術」であるとし、高く評価されています。

さらに、「単なる一作品として終わらせるのではなくプロトタイプとして位置付け、4~6階建て規模のオフィスや共同住宅への展開を見据えている点」も評価の対象となりました。試行錯誤の末に生み出された設計思想と技術を“普及”へとつなげる姿勢は、中大規模木造建築の新たな道筋を示すものとして期待されています。

木造建築の先進的事例として「木の建築賞」受賞

AQ Group本社ビル累計8冠達成

同建物はさらに、NPO法人木の建築フォラムが主催する「木の建築賞」において「選考委員特別賞」を受賞しました。同賞は、木造建築やその活動を顕彰することで、木の建築文化の向上に寄与することを目的としたもので、地域文化や風土の表現、木材利用による産業振興、技術継承など、多角的な観点から評価が行われます。

第20回となる今回は、「いま、求められる木の建築・活動とは」をテーマに関東甲信越エリアから47作品が集まり、11作品が受賞。同建物は「木造でありながら10.92m×27.3mという広がりのあるオフィス空間を実現している点」や、「従来であれば鉄骨造や鉄筋コンクリート造が選択される建物規模に対し、在来軸組工法で挑戦している点」が特筆されています。現地審査においても、「内部空間の木の現わしにより、木材の魅力が印象的に表現されている建築」として高く評価されました。さらに、「設計上の新たな創意工夫と数多くの実証実験を重ねることで竣工に至ったプロセスそのものも、木造建築の先進的事例」として評価され、「技術的裏付けと実現性を兼ね備えた点」が受賞につながっています。

環境負荷の低減や地域経済の活性化、さらには伝統技術の継承といった観点から、近年、木造建築への関心が急速に高まっています。こうした動きの中、弊社は2024年3月に純木造8階建てのオフィスビルを竣工。鉄骨造や鉄筋コンクリート造が主流であった中大規模の領域において、木の魅力と実用性を両立させ、市場に大きな存在感を示しました。

同建物は、木造住宅で一般的に用いられてきた在来軸組工法のポテンシャルを再解釈し、既存の住宅インフラや一般流通材を組み合わせて活用し「誰もが扱える中大規模木造建築」を普及価格帯で実現した点が大きな特長です。マニュアル化・モジュール化することで、大手ゼネコン主導という従来の枠組みにとらわれず、地域ビルダーや地場ゼネコンなど、多様な担い手が参入できる仕組みを構築し、業界構造の刷新と新たな事業機会の創出を目指した実証建築でもあります。

 

同建物は今回のダブル表彰により、累計8冠を達成しました。世界的に権威のあるデザイン賞である「iF DESIGN AWARD」の受賞をはじめ、設計・構法・デザインといった多面的な観点から継続的に高い評価を獲得しています。しかし、本プロジェクトは一つの終着点ではありません。日本の木造建築の在り方を革新する出発点と位置付け、さらなる技術研鑽に励んでまいります。また、地域ビルダーや地場ゼネコンが中大規模木造建築に参入しやすい環境を整備することで、共に全国へ“純木造の森”を広げ、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。

 

≪AQ Group純木造8階建て本社ビル 概要≫

建築地 :埼玉県さいたま市西区三橋5丁目976-1

敷地面積:3,776.95 ㎡

建築面積:909.41㎡ 

延床面積:6,076.52㎡                             

最高高さ:30.93m 

工法  :純木造軸組工法 

構造  :耐震構造 

階数  :8階

用途  :オフィスビル

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