金曜日, 10月 4, 2024
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【木質資源カスケード事業】新たに第3工場の稼働を開始

自動化技術を導入し木材加工の自社工場生産を大幅強化

株式会社ウッドフレンズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:林 知秀、以下「当社」)は、岐阜県大垣市上石津町にて新工場(以下「第3工場」)の稼働を2021年12月に開始したことをお知らせいたします。
  • 住宅部材の生産量を2020年比約1.6倍

当社の工場は、近年の資材不足という社会環境を鑑み、国産材を適正価格で安定的に供給することを目的としています。今回の取り組みにより、自動化による生産性向上と品質の安定化を両立させ、当社工場全体における住宅部材の生産量として、2024年には2020年比約1.6倍を目指しています。

【木質資源カスケード事業】新たに第3工場の稼働を開始のサブ画像1

新たに稼働した第3工場においては、①オリジナル木製外壁材「WALL WOOD」の生産 ②中間部材生産として木材の高度加工設備 を新たに導入・開始しました。
「WALL WOOD」の生産プロセスにおいて、木材の画像処理技術による選別作業の自動化を実現し生産性向上と品質の安定化を図ります。
また第2工場において、オリジナル木製サッシ「WINDOW WOOD」の生産ラインを増設いたしました。2024年600棟分の生産を目指し、量産体制を構築し安定的な供給を実現してまいります。
 

  • 加工建材の範囲を拡大

今回稼働を開始した第3工場においては、木材の画像処理技術を活用して、国産杉材および桧材の節や腐れなどを取り除いた木材加工を実施し、無節の集成材の供給も新たに開始します。
これにより「WINDOW WOOD」をはじめとする木質製品の中間部材について、自社内での供給が可能となり、加工製品の種類と生産量の増加を実現します。 また、集成材製造およびプレカット加工等に必要となる材料の供給についても着手を開始することとしました。
第3工場の稼働により、当社のかかげる『木質資源カスケード事業』の実現に向け、住宅部材の国産材化の推進と木質資源の有効活用を一層進めてまいります。

【木質資源カスケード事業】新たに第3工場の稼働を開始のサブ画像2_第3工場外観第3工場外観

【木質資源カスケード事業】新たに第3工場の稼働を開始のサブ画像3_第3工場内部第3工場内部

  • 木質資源カスケード事業とは

当社は、時代・社会・環境における企業活動として、東海地方の豊富な森林資源に着目し、2011年に自社集成材工場、プレカット工場を岐阜県養老町に開設しました。住宅事業において林業から建築、販売まで一貫した『製造小売』を実現することで、従来の複雑な流通を省き、国産材を適正価格で安定的に供給することを目指しております。また、同時に構造材の生産工程における余剰材を有効活用することで、木質資源ロスを減らすことに繋げています。地域の林業を適切に循環させ、木資源を適切に使い切る。この『木質資源カスケード事業』という当社のビジョンもと、投資・開発を進めており、これらの取組みがSDGsへダイレクトに繋がっていると考えております。

【木質資源カスケード事業】新たに第3工場の稼働を開始のサブ画像4_木質資源カスケード事業の構想木質資源カスケード事業の構想

  • ウッドフレンズについて

社名:株式会社ウッドフレンズ代表取締役社長:林 知秀
所在地:愛知県名古屋市中区栄四丁目5番3号 KDX名古屋栄ビル2F
URL:https://www.woodfriends.co.jp

1982年設立以来、商品・会社・社会が美しくあるという企業理念「より美しく」のもと、これまでに約12,000戸の住宅を供給。グループ事業としてゴルフ場運営、ホテル運営、指定管理なども展開。自社集成材工場を起点として、林業から住宅の販売まで一貫した製造小売の体制の実現を目指しています。住宅事業を産業として取り組むことで地域の雇用創出をはかりながら、木質資源を有効活用し、豊かな住環境をつくり、持続可能な循環型経済を実現する「木質資源カスケード事業」という当社の概念のもと、地域社会とともにある企業を目指しています。

 

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