林野庁 近畿中国森林管理局と50年間の分収造林契約を締結
今回の分収造林契約において植林する樹種はヒノキで、本数は9,144本。2024年1月より植林を開始し、年月をかけて育林し、伐採時期は50年後の2073年を予定しております。
「森を育て、活かす 木材循環の取り組み」として、広島建設ではCO2削減への貢献や、国産材の利用を促進しており、今回初めて分収造林契約を締結しました。なお、当社が造林する林地を「セナリオの森」と命名しました。
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契約概要
契約場所:広島県神石郡神石高原町 新元重山国有林
契約面積:4.5720ha(東京ドームおよそ1個分)
植栽樹種:ヒノキ
本数 :9,144本
契約期間:2023年12月1日~2073年3月31日
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国有林の分収造林とは
国有林の分収造林とは、造林者が国との契約により国有林に植栽し一定期間育て、成林後に分収木を販売し、その収益(販売代金)を国と造林者とであらかじめ契約した一定の割合で分収する制度です。
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林野庁 近畿中国森林管理局 國井 聡局長 コメント
この度は局内の分収造林契約締結にあたり、ご関係者の皆様には感謝申し上げます。
一般的な伐採期である50年を超えた森林は年々増加しており、適切な伐採利用を進めることと、伐採後の再造林を推進することで、森林資源の循環を確実なものにしていくことが重要であると考えています。
この度、地球温暖化防止に向けたCO2吸収への貢献など、地域社会貢献のフィールドとして活用していただくために広島建設様との分収造林の契約を締結しました。関係者の皆様が団結して、森林づくりを応援していただけることを誠に心強く感じております。私どもといたしましても、企業における環境保全などの社会貢献活動を支援してまいりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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広島建設株式会社 代表取締役 島田 秀貴 コメント
この度「新元重山国有林」の分収造林契約にあたり、ご関係者の皆様には心より感謝申し上げます。
当社は千葉県柏市に本社が所在しますが、広島建設という社名の由来は「創業者が広島県出身」という縁があり、創業時の想いを寄せる広島県での社会貢献を模索していたことが、今回の分収造林契約のきっかけとなります。
この「新元重山国有林」は当社取引先の木材商社 物林株式会社様が2年前に木を伐採し、鳥取県にあるLVLメーカー 株式会社オロチ様にて加工いただいたものを、当社の国産材使用の住宅商品にて使用させていただいた経緯があります。
当社は今年創業55周年を迎え、年間およそ700棟の住宅や保育園・施設などの非住宅を木造で建築しています。木造建築を担う企業として木材利用だけでなく、森林保全に貢献したいという想いからこの度分収造林契約に至りました。長期にわたる取り組みとして、国産材の安定需給にも貢献できるよう精一杯努めてまいります。
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広島建設株式会社について
本社所在地 : 〒277-0863 千葉県柏市豊四季1004番地
創業 : 1968年8月
代表者 : 代表取締役 島田 秀貴
事業内容 : 注文住宅事業、分譲住宅・不動産開発事業、大型建築事業、リフォーム・リノベーション事業 等
WEB サイト : https://www.hirosima.co.jp/