月曜日, 11月 25, 2024
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不動産テックのFANTAS technologyと北海道妹背牛町(もせうしちょう)空き家利活用と地方創生推進のための連携に関する協定を締結

〜公民連携で空き家を調査し資産価値を「見える化」、流通促進や利活用を図る〜

FANTAS technology株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:國師 康平、以下「FANTAS technology」)は、北海道妹背牛町(所在:北海道雨竜郡妹背牛町(ほっかいどううりゅうぐんもせうしちょう)、町長: 田中 一典、以下「妹背牛町」)と、「空き家等の利活用の推進と地方創生に係る連携協定」を締結いたしました。「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト(※1)」を通じて、妹背牛町の空き家の利活用を図ることにより地方創生の実現を目指します。

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  • 協定締結の背景と目的

近年、人口減少を伴う少子高齢化や核家族化により、全国的に空き家等が増加し、大きな社会問題になっています。総務省統計局発表「平成30年住宅・土地統計調査」によると、全国で空き家は約849万戸、空き家率は13.6%と過去最高の水準に増加しています。地域における人口減少や既存の住宅、建築物の老朽化、社会的ニーズの変化等により、全国的に空き家の数が増加しており、中には適正な維持管理がなされず、景観の阻害や公衆衛生の悪化、地域住民の生活に問題が生じているケースも見られます。今後、本格的な人口減少社会への突入が危惧されており、さらなる空き家数の増加が見込まれ、より一層問題が深刻化することが懸念されています。

妹背牛町では、令和2年度の第9次総合振興計画において、町外からの移住者を呼び込む受け皿として、空き家及び空き地の活用は効果的とし、重点施策に位置付けています。 新しい人の流れの創出による地域活性化を目指した空き家等の利活用及び適正な維持管理の方向性を示して、誰もが安全で安心して住み続けられるまちづくりを目指しています。

また、毎年5月〜6月に空き家等実態調査を実施しており、令和4年調査では町内の空き家は132戸であり、移住定住促進に向けた中古住宅購入支援や老朽危険空き家の住宅等撤去費助成など、町ホームページや納税通知書の送付時を通じ情報提供し、空き家の適正管理や利活用促進の周知に努めています。

FANTAS technologyは、平成27年より空き家再生事業を開始し、これまでに176戸の空き家再生に取り組み、令和3年4月からは空き家を含めた中古戸建て流通のプラットフォーム(https://fantas-repro.com)の提供を開始しています。また、国土交通省の「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に、自治体と連携して空き家の価値を算出し、修繕や売却など利活用を促進する「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」が2年連続で採択されるなど、空き家問題の解決に向けて、公民連携の取組みも強化しています。

(関連情報)プロジェクトの前年度実績について:
2022年7月15日発表 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000023490.html

本協定の締結で、FANTAS technologyと妹背牛町は相互に連携・協力し、「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を展開します。
具体的には、妹背牛町がモデルとなる対象家屋を選定、モデル対象家屋内で所有者の同意を得られた空き家で現地調査を実施し、レポートを作成します。空き家がもつ資産価値や将来性を可視化することで、適正価格での流通、賃貸化や観光施設への転換など、所有者が希望する利活用をサポートします。これにより、空き家問題の解消による地方創生の実現を目指します。
なお、空き家の資産価値や活用方法は、物件調査の結果や空き家プラットフォーム「FANTAS repro(https://fantas-repro.com)※2」での流通実績や施工事例などのデータから算出した結果を基に提示します。

 

  • 妹背牛町との主な連携内容

(1) 空き家等の情報の発掘及び現地調査、査定、レポート提出等に関すること
(2) 空き家等への対策に係る情報発信及び流通の促進に関すること
(3) 空き家等の利活用に関すること
(4) 地域活性化の促進に関すること
(5) その他、地域事業者との連携に関すること
 

  • 妹背牛町長 田中 一典(たなか かずのり) 氏 コメント

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人口減少や高齢化に伴う空き家の増加が全国的に社会問題になっています。空き家等の管理については、第一義的には所有者の責任ですが、空き家等のさまざまな課題を解決するためには、町民、事業者、行政それぞれがお互いに連携・協力していくことが重要と考えています。
今回の連携協定締結により、空き家の適正管理と利活用促進、管理不全となった空き家等の解消が進む一助になる事を期待しています。
 

  • FANTAS technology 代表取締役 國師 康平(くにし こうへい) コメント

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空き家問題は全国的な社会問題となっています。課題解決には、公民連携で取り組んでいくことが重要です。この度、妹背牛町と連携協定を締結し、空き家の利活用を促進する「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を通じてサポートできることを大変嬉しく思います。
これまでに蓄積したノウハウを活かし、空き家の適正管理や利活用促進を積極的に取り組まれている妹背牛町において、空き家の見える化・利活用を促進することで、空き家問題の解消と地方創生の一助となれるよう尽力して参ります。
 

  • 「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」概要(※1)

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【取組内容】

①    地域の空き家(土地・建物)の現地調査(調査費無料)
妹背牛町市がモデルとなる対象家屋を選定、モデル対象家屋で所有者の同意を得られた空き家で現地調査を実施
②    空き家の資産価値を可視化
売却・賃貸化・リフォームなどの活用方法や資産価値、利活用に伴い発生する費用を算出したレポートを作成し、空き家所有者等に提供
③    空き家売却・活用のサポート
1.地域の不動産事業者と連携した売却活動
2.空き家バンクの活用
3.空き家物件プラットフォーム「FANTAS repro(※2)」の活用
 

  • 妹背牛町について

所在地:北海道雨竜郡妹背牛町字妹背牛5200番地
町長:田中 一典
妹背牛町は、人口約2,700人。石狩平野北端・雨竜平野の中央に位置し、総面積48.64平方キロメートルと北海道では3番目に小さな山のないまちです。北海道の母なる川「石狩川」が流れ、おいしいお米をつくるのに適した肥沃な大地が広がっています。「春には辺り一面に緑広がり、秋には黄金色に包まれる」季節を色で感じることのできる美しい田園風景が自慢です。この景観を生かしながら、町外からの移住者を呼び込む受け皿として、空き家及び空き地の活用は効果的とし、重点施策に位置付けています。 新しい人の流れの創出による地域活性化を目指した空き家等の利活用及び適正な維持管理の方向性を示して、誰もが安全で安心して住み続けられるまちづくりを目指しています。
 

  • FANTAS technologyについて

FANTAS technologyは、他社に先駆けて平成27年9月より空き家再生事業を開始し、これまでに176戸の空き家を自社で再生してきました。平成30年10月からは不動産クラウドファンディング「FANTAS funding」(https://www.fantas-funding.com)において空き家再生案件を組成、また令和3年4月には、これまでの実績や蓄積したノウハウを活かし、空き家流通プラットフォーム「FANTAS repro(※2)」の提供も開始。空き家問題の根本的解決を目指しています。
 

  • FANTAS reproについて(※2)

空き家・中古戸建て物件の紹介や、入居にあたって必要となるリフォーム費用をシミュレーションできるサービスです。物件ごとの修繕箇所やリフォーム費用などを即時算出し、住まいとして利用するための総費用を見える化します。
空き家等の中古でも安心できる理想の住まいを探したい購入者と、要修繕リスクを低減し、収益を高めたい空き家・中古戸建て取扱いの不動産会社の双方をサポート。今後は金融機関やリフォーム事業者と連携し、物件探しから購入、リフォームまでを一気通貫で支援する、空き家購入と心豊かな生活実現のためのマッチングプラットフォームを目指しています。URL: https://fantas-repro.com

社名         :FANTAS technology株式会社
本社         :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
代表者     :代表取締役 國師 康平
設立        :平成22年2月22日
資本金     :1億円
事業概要  :オンラインとオフラインを融合する※「FANTAS platform」事業
・AIを活用した不動産/金融領域におけるマッチングサービス
・カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供
・クラウドファンディングを通じた空き家の再生
※Online Merges with Offline(OMO)
URL   :https://fantas-tech.co.jp

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