パナソニック株式会社(以下、パナソニック)が、2012年4月に業界で初めてIHクッキングヒーターにグリル皿方式のグリル「ラクッキングリル」を搭載してから今年で10周年を迎え、累計生産台数は100万台を突破しています。
2011年当時、グリルの活用提案として調理メニューは増えつつありましたが活用は広がらず、依然として焼き魚調理にしか使用しない方が多い状況でした。グリルに関するお困り事は、約77%の方が調理後の焼き網や受け皿などの掃除で手間がかかることを挙げており、グリル内の掃除が簡単になって油や臭いなどの対処ができれば、焼き魚以外の調理にグリルを使用したいという声が寄せられていました。
ラクッキングリルは、これらの要望に応えるため、「掃除が『楽』、料理(cooking)が『楽しい』」をコンセプトに、お手入れ性と調理性能の両面を追求して開発したものです。それまで一般的だった焼き網からグリル皿を使用する方式へ変更するとともに、ヒーターの出っ張りが無い庫内形状の実現により、お手入れ性を高めました。
さらに、自動調理や時短調理、冷凍食材の調理など調理家電で培ったノウハウも生かしてメニューを拡充。焼き魚調理以外での使用頻度が少なかったグリルを、さまざまな調理が可能な調理機器へと進化させ、コンロ業界にグリル開発を促進する「グリル革命」を起こしました。その後も、お手入れ性と調理性能を追求し続け、ラクッキングリル搭載IHの販売構成はパナソニック内比率で40%以上、業界全体でも20%以上を占めるまでに拡大しています。
パナソニックは、今後もIH技術の特長を生かした調理機器としてIHクッキングヒーターを進化させ、お客様のより豊かな食生活の実現に貢献していきます。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] IHクッキングヒーター「ラクッキングリル」10周年・累計生産100万台突破(2022年6月7日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/06/jn220607-2/jn220607-2.html