金曜日, 11月 22, 2024
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【次世代ブロック】建築業界の労働人口高齢化問題に挑む小さな地元工務店がアイディアを商品化。

次世代ブロック(=ブロッキー)は、目隠し塀を作る際のコンクリートブロックの代替となる商品で、ブロッキーを使用して目隠し塀を施工すれば、職人の身体的負担はなんと40分の1になる。

ブロッキーを積み上げる様子(中央:アークホーム創業者 兼 ブロッキー想起者の大塚智明)

◼️要旨

この度、株式会社アークホーム(神奈川県相模原市、代表取締役 笹野 浩二/以下 アークホーム)は、注文住宅検討者のより快適な「プライベート空間」を実現するべく開発した外構用発泡スチロール目隠し塀「BLockY(ブロッキー)」の販売を2024年10月1日より開始いたしましたので、お知らせします。

ブロッキーの誕生は、施工する職人の「身体的負担軽減」と、注文住宅検討者の「プライバシーが保たれた空間づくり」のペインを同時に解決できる点にご刮目いただけますと幸甚です。

【職人の身体的負担軽減】

ブロッキーのサイズは、コンクリートブロックの約4倍の大判サイズで、重さはたったの1.3キロ/本(平米換算するとコンクリートブロックの40分の1*)であるため、ブロッキーが普及すれば、軽作業化による職人の身体的負担軽減、短工期化による職人収支の向上に繋がります。

【プライバシーが保たれた空間づくり】

注文住宅検討者は、ブロッキーを採用すれば、安全性・デザイン性・導入容易性(コスト)のいずれも諦めることなく背の高い目隠し塀を設置することができます。表面仕上げ後は中身が発泡スチロールとは思えない程の驚きの重厚感が表現されることが特徴です。安全面についても、国内の試験場で耐震試験及び耐風圧試験を実施しております。(同試験の実施動画を公開しているのは業界でブロッキーのみ。)

ブロッキー施工前
ブロッキー施工後(仕上げ後)
施工前
ブロッキー施工後(仕上げ前)
ブロッキー施工後(仕上げ後)

◼️新規性

規格化されているブロッキーは、オーダーメイドで都度加工される他社既存製品と比較し、短納期かつ低価格(仕入れ単価4割減 ※自社調べ)を実現しました。

ブロッキー本体(幅80センチ、高さ45センチ)

(1)完全規格化された形状

より多くの職人が恩恵を受けられるよう、職人が慣れている、コンクリートブロックの施工方法に近しい方法で施工できる汎用的な形状を研究開発いたしました。

完全規格化することにより工場での大量生産を可能とし、注文が入り次第手作業で発泡スチロールを加工する他社従来製品よりも、より高精度化・短納期を実現いたしました。結果として、消費者はより安価に発泡スチロールの目隠し塀を採用できるようになりました。

笠木パーツ及びブロッキーのコーティング層

(2)オリジナル笠木パーツ

目隠し塀本体と同素材で完全同一化できる笠木パーツを用意しているのも業界初の取り組み。笠木パーツを採用することで、塀が雨だれで汚れるのを抑止することが可能です。

◼️社会的意義

ブロッキーは、以下2つの社会問題解決の一助となります。

(1)労働人口の高齢化

従来目隠し塀を作る際、幅40センチ、高さ20センチのコンクリートブロック(重さ約12キロ/本)を一つ一つ職人が重ねていく工法が一般的でした。しかし、建築業界の労働人口が高齢化する昨今、数百個のコンクリートを積み上げる作業は職人にとって負担が大きく、加齢とともに作業効率が下がっていることで、頭を抱える職人が増えています。

そんな職人たちの負担を軽減しようと、注文住宅事業を長年営む小さな工務店であるアークホームが研究開発の末に商品化したのが「ブロッキー」です。

ブロッキーのサイズは、コンクリートブロックの約4倍の大判サイズで、重さはたったの1.3キロ/本(平米換算するとコンクリートブロックの40分の1*)であるため、ブロッキーが普及すれば、軽作業化による職人の身体的負担軽減、短工期化による職人収支の向上に繋がります。

*高さ2m×幅10mの目隠し塀を施工する場合、従来のコンクリートブロックを積み上げる方式ではコンクリートブロック約240本(重量2,800kg)を手積みする必要があるが、ブロッキーを採用すれば、ブロッキー約52本(重量70kg)を積み上げるだけで済む。

(2)ブロック塀倒壊問題

ブロック塀倒壊問題は、1978年の宮城県沖地震を皮切りに、福岡県西方沖地震、熊本地震、大阪北部地震等でブロック塀倒壊による死傷者が後を絶たず、文科省や国土交通省が各自治体に対するブロック塀撤去支援事業を立ち上げるなど、社会問題化している一方で、コンクリートブロックを活用した門柱や目隠し塀は今日でも新築外構で多く採用されているのが現状です。ブロッキーが、コンクリートブロックの代替として広く認知されることで、社会全体で安全な街づくりを実現することができます。

◼️メディア掲載・受賞歴・行政との取り組み

(1)サバンナ高橋さん、別荘にブロッキーを採用

ロケは完了しており、サバンナ高橋さんのYouTubeの人気コーナー「別荘シリーズ」の続編として10月下旬〜11月初旬頃に週次で連投される予定です。前編は以下URLにて公開済み。

https://youtu.be/ZGIz0AvMbr4?si=RG0wPtDA8E6rrZ92

しげおチャンネル(Youtube)より引用。サバンナ高橋さんの別荘正面ゲート制作プロジェクトにブロッキーが採用される。

(2)グッドデザイン賞2024受賞

“震災後、既存商品で発泡スチロールを利用して左官を施し、外壁を作る工法は存在しているが、本製品では、多角的に検討し、効率的に更新されている点、明確に生産単価を落とすことが可能な規格サイズによるパーツ、施工サイドの目線によるデザインをしている点が評価できる。また、笠木の部分による機能性の向上、強度担保にも評価が集まった。”(評価コメントより)

https://www.g-mark.org/gallery/winners/22395?years=2024&prefectures=%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E7%9C%8C&awardCodes=GOOD_DESIGN

(3)相模原市の「2024年度相模原市中小企業研究開発補助事業」に採択されました
アークホームは2023年よりブロッキーの製品開発に勤しんできましたが、2024年度の神奈川県相模原市の補助事業にも選出されました。

◼️会社概要/問い合わせ先

会社概要

社名   :株式会社アークホーム

代表者  :代表取締役 笹野浩二

本社所在地:神奈川県相模原市緑区橋本台2−1−5

設立   :2003年2月

資本金  :2000万円

事業内容  :デザイン注文住宅設計・施工・監理
      不動産仲介・売買
      建築住宅企画・販売
      総合コンサルタント

免許    :一級建築士事務所 神奈川県知事登録 第18553号
     建設業免許 神奈川県知事(特-4)第68352号
     宅建業免許 神奈川県知事(5)第24706号

会社HP:https://arkhome.ne.jp/

ブロッキー公式HP:https://blocky.jp/

問い合わせ先

小さな会社ですが、職人が熱い思いを持って業界の課題に向き合っています。メディアの皆様の取材を歓迎いたします。

株式会社アークホーム

マーケティング責任者 兼 ブロッキー事業部 事業責任者 高橋

support@arkhome.ne.jp

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