水曜日, 10月 16, 2024
ホーム商品サービス2024年度グッドデザイン賞「SHINJUKU NEW VILLA」「新宿中井アパートメント」2作品受賞!11年連続、累計27作品に。

2024年度グッドデザイン賞「SHINJUKU NEW VILLA」「新宿中井アパートメント」2作品受賞!11年連続、累計27作品に。

シマダグループの不動産開発・分譲部門であるシマダアセットパートナーズ株式会社(東京都渋谷区、代表:佐藤悌章)は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」にて「SHINJUKU NEW VILLA」と「新宿中井アパートメント」の2作品が受賞。これにより、当グループの受賞は11年連続27作品となりました。

GOOD DESIGN AWARD 2024 >> https://www.g-mark.org/gallery/winners

SHINJUKU NEW VILLA

発見的であること、開かれているということ

photo ©morinakayasuaki

概要

働くことと生活することを等価にとらえたオフィスと住居が一体となった生きるための場としての建築。 内外が連続し、土地と自然に真に開かれた人間らしい場。

デザインのポイント

1)オフィスや住居といった機能や用途を越えた「生きるための場」

2)その土地がもつ場所性と歴史との関係性から生まれる、「いま、そこにしかない場」

3)人の手の跡を感じる人間的な建築によって生まれる「発見的で、開かれた場」

背景

コロナ禍を乗り越え、多くの人が働く場と生活する場の両方に、生き生きとした空間を求めた結果、 旧来の均質なオフィスの多くは空きビルに変わり始めている。その土地根差したその場所にしかない空間、風や光が降り注ぎ外の環境や誰かと繋がっていることを感じられる場、快適さや楽しさを発見するような能動的な空間。そんな生を豊かにする建築の力を信じたい。

仕様
敷地面積:273.11㎡、建築面積:175.37㎡、延床面積:406.04㎡、建ぺい率:64.21%、容積率 148.67%、構造・規模:壁式鉄筋コンクリー ト造、地上3階・塔屋1階

審査委員の評価コメント
ポストコロナの働き方、暮らし方に対するプログラムの提案も十分に興味深い。しかし、とりわけ注目したいのは、スラブと湾曲する壁を軸に建築の形式を再定義していること。その結果、透明感や風が抜ける道を確保しながら、隣接する部屋の存在を感じる独自の空間が実現している。ル・コルビュジエが提唱したドミノに代わるシステムと言うと、大げさかもしれないが、ほかのビルディングタイプ、もしくはもっと大きな規模でも応用できる建築の形式であり、そうした展開の可能性を感じさせるプロジェクトだ。

日本の建築の今を伝える建築総合専門誌「新建築」2024年8月号に、SHINJUKU NEW VILLA が掲載されました。 https://japan-architect.co.jp/shop/shinkenchiku/sk-202408/


新宿中井アパートメント

片流れ屋根が連なる小さな街のような集合住宅

概要

ワンルーム主体の全9戸の集合住宅。南西側2mのみ接道し、周囲は住宅とアパートに囲まれている。建物を4分割してできた空隙に階段やバルコニーを挿入することで、8戸が角部屋となりプライバシーと開放感が共存する快適な住環境を創出した。太陽高度から勾配を導いた片流れ屋根は、共用部や周辺に明るさを提供し、美しい街並みに寄与する。

デザインのポイント

1)建物を4分割することで、各戸の多面採光と遮音性能を確保し、戸建てのような落ち着いた住環境を実現した

2)各戸に明るさをもたらす心地よい光庭として敷地内通路を機能させるため、自然光を導く片流れ屋根を採用した

3)立体的なベッドファニチャにより就寝・書斎・収納スペースをコンパクトに集約し、住戸の居住性を高めた

背景

事業用集合住宅は、収益効率を追求するがゆえ、敷地に対してボリュームの最大化、経済性を重視した内外装材の採用が優先され、画一的な建物計画に陥りがちである。結果的に、入居者の所属感が薄く、入退去サイクルが早くなり、都市景観に埋没する住宅が数多く建設されてきたというのが日本の都市で長らく続いてきた状況ではないだろうか。 本計画にあたっては、ワンルーム系住宅であっても居住者が「自分の家」だと感じながら、長期間愛着を持って住むことができ、さらには街並みの景観・環境の向上にも寄与するような集合住宅をテーマに取り組んだ。

仕様

敷地面積:175.46㎡、建築面積:99.48㎡、延床面積:174.89㎡、建ぺい率:56.70%、容積率 99.68%、構造・規模:木造、地上2階建

審査委員の評価コメント

全9戸の長屋の計画。中央に長屋に求められる敷地内通路を確保し、上階住戸のアクセスのいくつかを外部にすることでボリュームを分けて、採光と通風を確保している。この方法は、計画建物のスケールを落とし、周辺と調和させるためにも効果的である。開口部の位置など住戸間のプライバシーにも配慮されている点を評価した。


シマダアセットパートナーズ株式会社について

シマダアセットパートナーズ株式会社は、1963年設立のシマダハウス株式会社より2007年に不動産開発・分譲部門が分離・独立して誕生しました。戸建て・共同住宅などの居住用建物からホテル、介護施設、保育園など幅広い建築をおこなっている総合不動産ディベロッパーです。

土地の仕入れから設計・建築を担い、その建物の運営は同じシマダグループが担当します。大切にしているのは、住む人にとっても、利用する人にとっても、「いい時間(とき)」が流れること。そのために私たちは、建てて終わりではなく、土地の仕入れから建築設計そして運営まで。その土地に「いい時間」が息づくまでをデザインします。

会社名:シマダアセットパートナーズ株式会社
設 立:2007年11月
資本金:1億円
売上高:83億(2023年10月実績)
従業員数:グループ連結962名・単体27名
事 業:不動産開発事業

シマダアセットパートナーズ株式会社 WEBサイト:https://shimada-sap.co.jp
不動産小口化商品「ジャストフィット」ホームページ:https://justfit-shimada.jp/

■グッドデザイン受賞作品■ 11年連続27作品受賞(2024年10月現在)

グランアセット赤堤
ROPPONGI TERRACE
葉山うみのホテル

シマダグループについて

シマダグループは1952年、世田谷区にある一軒の精米店から始まりました。
建売・賃貸管理事業といった不動産・建築事業から、介護施設の展開・ホテル事業・保育事業・旅行事業・酒造事業など、社会のニーズにあわせて事業を展開しています。

<本件に関するメディアからのお問い合わせ先>

シマダグループ株式会社

ビジョナリー企画部 広報担当:瀧口(たきぐち)

〒151-0053

渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル14階

メール press@sh-holdings.co.jp

電話  03ー6275ー2224

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments