土曜日, 11月 16, 2024
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木質系住宅『グランツーユー 平屋 つながる暮らし』を発売

■大型切妻屋根により太陽光発電システムを大容量化、『ZEH』標準でエネルギー自給自足率78%
■軒下大空間「つながるテラス」でうちとそとを緩やかにつなぎ、ワンフロアで快適な住空間を実現
■共働き子育て&アクティブシニアに向け、「家族・自然・未来」の3つの「つながる暮らし」を提案

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:神吉利幸)は、木質系住宅の新商品『グランツーユー 平屋 つながる暮らし』を2023年10月14日(土)より全国(北海道、沖縄および一部離島地域を除く)で発売します。

当社住宅カンパニーは、再生可能エネルギーの活用による低炭素化や光熱費高騰への対応が求められる中、エネルギー自給自足型住宅(※1)をはじめとして安心・快適で地球環境にやさしい住まいの普及を目指しています。近年、住宅の省エネ性や耐震性向上のニーズ、さらには建築費高騰等の社会的背景から、平屋の着工数が増加傾向にあり、2022年度の当社の平屋受注棟数は、新型コロナ流行前の2019年度比150%と大きく伸長しています。
このような背景を踏まえ、これまで培ってきたスマート技術による先進の暮らしに、さらに大屋根による深い庇を活用した空間提案を可能にする屋根ユニットを新たに開発。環境性と経済性を確保するとともに、木質系住宅ならではの高い断熱性能や耐震性により「家族・自然・未来」との「つながり」をコンセプトにした暮らしを提案します。

■『グランツーユー 平屋 つながる暮らし』の特長(概要)

1.大型切妻屋根により太陽光発電システムを大容量化、『ZEH』標準でエネルギー自給自足率78%

切妻屋根の庇を延長することで、太陽光発電システム(以下PV)の設置面積が南面に限られる傾斜屋根においてPVの搭載容量を最大50%拡大(※2)し、標準仕様で『ZEH』に対応。大容量蓄電池「e-PocketGREEN」を搭載したモデルプランにおいて、エネルギー自給自足率78%(※3)を実現しました。また、独自の2×6ユニット工法による高い耐震性、耐久性を備え、断熱性については、ZEH基準を上回る断熱等性能等級6にも対応可能です。

2.軒下大空間「つながるテラス」でうちとそとを緩やかにつなぎ、ワンフロアで快適な住空間を実現

奥行最大2.8mの深い軒下空間を活かした「つながるテラス」を新たに導入。室内の勾配天井と連続し、うちとそとを緩やかにつなぐ心地よい空間を生み出すとともに、室内への直射日光を遮り、室内に風を取り込むことで、自然の力を使ったパッシブな暮らし方も可能です。食事や趣味を楽しむアクティブな使い方やリラックスできる縁側など、フレキシブルに活用でき、平屋ならではのワンフロアで快適な住空間を実現します。

3.共働き子育て&アクティブシニアに向け、「家族・自然・未来」の3つの「つながる暮らし」を提案

平屋市場で近年増加している20~30代の「共働き子育て層(住宅一次取得層)」と、「アクティブシニア層」の2つのターゲットを設定。それぞれのニーズに合わせた魅力的なライフスタイルとして、ワンフロア空間で「家族」とのつながりを感じる暮らし、うちとそとがつながる軒下空間で「自然」を感じる心地よい暮らし、先進スマート技術で地球と家族にやさしい「未来」へとつながる暮らしを提案します。

■発売の背景

 
国土交通省の建築着工統計調査によると、2022年の平屋住宅の着工棟数は約5.7万棟。10年前と比較して約1.8倍となり、増加を続けています。また新築戸建住宅に占める平屋の割合も2019年に初めて10%を超え、2022年には13%を超えるなど、住宅建築における一つのトレンドとなりつつあります。また当社でも、近年平屋住宅の受注が伸長しており、今後もニーズが高まると予想しています。
そこで当社では、これまで追求してきた環境性や経済性に優れたエネルギー自給自足型住宅(※1)の利点と、平屋住宅が持つ様々な利点を両立させる『グランツーユー 平屋 つながる暮らし』を発売します。ワンフロアでの日常による「つながる暮らし」と、できるだけ電気を買わない、スマートな暮らしの魅力が享受できる最新モデルです。

■『グランツーユー 平屋 つながる暮らし』の特長(詳細)

1.大型切妻屋根により太陽光発電システムを大容量化。『ZEH』標準でエネルギー自給自足率78%

切妻屋根の庇を延長する屋根パネルと屋根ユニットを新たに開発。PVの設置面積が限られる傾斜屋根において、PVの搭載容量を最大50%拡大(※2)させることで、ZEH 区分の中で最もエネルギー削減率の高い『ZEH』(カギ括弧付きZEH)に標準で対応します。

加えて、大容量蓄電池「e-PocketGREEN」との連携により、すぐれた環境性、経済性、レジリエンス性を実現。モデルプランにおける試算では、一年間に使用する電力量の約78%(※3)を、発電時にCO2を排出しないクリーンなPV電力で賄うことが可能です。電力会社から購入する電気が少ないため、電気代高騰リスクや停電リスク(※4)にも対応可能です。

また、独自の2×6ユニット工法「アルティメイトモノコック」による高い耐震性、耐久性を備え、永く安心して住み続けられます。断熱性については、ZEH基準を上回る、住宅性能表示制度における断熱等性能等級6にも対応可能です。

木質系住宅『グランツーユー 平屋 つながる暮らし』を発売のサブ画像1

2.軒下大空間「つながるテラス」でうちとそとを緩やかにつなぎ、ワンフロアで快適な住空間を実現

大型の切妻屋根によって生まれる奥行最大約2.8mの深い軒下空間「つながるテラス」を新たに導入。室内のリビングダイニングからフラットにつながる「連続感」、勾配天井や高い軒下空間が連なる「開放感」、直射日光をカットしつつ室内に風を取り入れるパッシブな「快適さ」を活かし、フレキシブルな使い方で暮らしを楽しめる住空間を実現します。

3.共働き子育て&アクティブシニアに向け、「家族・自然・未来」の3つの「つながる暮らし」を提案

共働き子育て世代など、平屋での「家族で楽しく、快適な暮らし」を望む若年層と、夫婦での「落ち着きがありながらも活気あふれる暮らし」を望むシニア層に対し、それぞれの「つながる暮らし」を大切にするライフスタイルを提案します。

「家族」とのつながり

工業化住宅ならではの高断熱による快適性や高耐震が実現する安心感に加え、ワンフロアでつながる空間により円滑なコミュニケーションが促進され、生活を共有する家族同士のつながりが深まりやすくなります。

「自然」とのつながり

うちとそとをつなぐ軒下大空間「つながるテラス」を、アウトドアテラスや現代版の縁側スペースとして活用。直射日光を遮りつつ、緑や光、風を身近に感じることで、四季の移り変わりとともに豊かに暮らすことが可能です。

「未来」とのつながり

大容量PVと蓄電池、HEMS「スマートハイムナビ」を活用することで先進のエネルギー自給自足型(※1)の暮らしを実現。また、家じゅうの機器とHEMSを連携させることで、照明や宅配ボックス、AIスピーカーともつながり(※5)、便利な暮らしを叶えます。

■販売目標

 
販売目標:年間300棟

※1 すべての電力を賄えるわけではありません。電力会社から電力を購入する必要があります。
※2 モデルプラン(延床面積98.16㎡)での比較。
※3 [試算条件]建築地:名古屋、UA値0.41、延床面積98.16㎡、PV 10.36kW、蓄電池12kWh(グリーンモード)、オール電化、給湯:エコキュート、空調:エアコン、電力使用量:実邸HEMSデータをもとに試算。使用する環境等の条件によっては、当該数値を満たさない場合があります。
※4 停電時、蓄電池の残量が無いと電力は使用できません。天候、家電機器の種類、同時使用量(出力)によっては利用できない場合があります。
※5 対象機種には制限があります。また、連携には別途費用がかかります。

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