月曜日, 5月 6, 2024
ホームイベント“断熱性能”と“耐震性能”を向上したリノベ―ション事例を募集 「性能向上リノベ デザインアワード 2022」 審査結果発表

“断熱性能”と“耐震性能”を向上したリノベ―ション事例を募集 「性能向上リノベ デザインアワード 2022」 審査結果発表

最優秀賞は「オーガニックスタジオ新潟株式会社」(新潟県)が手掛けた「松野尾の家」が受賞

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、中古住宅の“断熱性能”と“耐震性能”を向上したリノベ―ション事例を募集する「性能向上リノベ デザインアワード 2022」において、応募総数115作品の中から優れた作品を選定しましたので、お知らせします。

「性能向上リノベ デザインアワード 2022」 審査結果サイト
 https://pirenoaward.ykkap.co.jp/result/

“断熱性能”と“耐震性能”を向上したリノベ―ション事例を募集 「性能向上リノベ デザインアワード 2022」 審査結果発表のサブ画像1

  (写真左)3月6日 東京都内で開催された表彰式の模様
  (写真右)右:最優秀賞 オーガニックスタジオ新潟株式会社 代表取締役社長 相模 稔様
       左:YKK AP 代表取締役社長 堀 秀充

 今回初開催となる本アワードは、「これからを暮らす家の新しいスタンダードをつくる」をテーマに“性能向上リノベーション”の実例を募集し、優れたリノベーション事例を選定しました。特に“断熱性能”と“耐震性能”の向上を実現したプロセスに注目し、だれでも投票できる一般投票および8つの評価視点によりノミネート作品を選出し、その中から業界有識者による最終選考会にて各賞を選出しました。

 全115作品の応募の中から、最優秀賞・優秀賞・選考委員賞など、各賞全12作品が入賞し、3月6日に開催された表彰式で発表しました。最優秀賞を受賞したオーガニックスタジオ新潟株式会社 代表取締役社長 相模 稔様からは、受賞にあたり「お客様に大変満足いただけるリノベーションを実行できた物件。リノベーションは新築と比べて大変な部分もあるが、お施主様と担当者の熱意もあり“性能向上リノベーション”の力で人を幸せにできることを証明できた。そうした物件でこのような賞をいただけて大変うれしいです。」とコメントを頂きました。

 

【最優秀賞】 「松野尾の家」
https://pirenoaward.ykkap.co.jp/entry/66/
事業主:オーガニックスタジオ新潟株式会社(新潟県)
https://www.organic-studio.jp/

●断熱性能  UA値 改修前1.23w/㎡・K ⇒ 改修後0.27w/㎡・K

●耐震性能  上部構造評点 改修前1.09  ⇒ 改修後1.74

 

“断熱性能”と“耐震性能”を向上したリノベ―ション事例を募集 「性能向上リノベ デザインアワード 2022」 審査結果発表のサブ画像2

【エントリーコメント】

床面積を必要十分な程度まで(6.5坪/人)小さくして暮らすことと、廊下や活用頻度の少ない部屋を設けないなどの間取りの工夫により、全館空調を採用しても増エネにならないように計画しました。長期優良住宅の認定も取得し、補助金も積極的に利用することで、増えた予算で建物グレードをアップしました。DIYなどお施主様も家づくりに関わり、満足度が高い様子をルームツアー動画で公開しています。

【選考委員の評価コメント】

平屋の性能を大幅に向上させ、ミニマムで効率のよい回遊性のプランで住みやすさも大きくバージョンアップしています。さらに、DIYによる施主参加や長期優良住宅化などソフト面の価値向上も実施。デザインまで行き届かせ、くつろげる空間が作れている点も評価ポイントです。現実的で確実な方法による断熱性能と耐震性能の向上を実現し、新築の家だけが選択肢ではないことを示した素晴らしい事例です。

 

“断熱性能”と“耐震性能”を向上したリノベ―ション事例を募集 「性能向上リノベ デザインアワード 2022」 審査結果発表のサブ画像3

【参考情報】

「性能向上リノベ デザインアワード 2022」概要

エントリー対象 断熱もしくは耐震の性能向上をしたリノベーション物件であること。
2020年1月1日~2022年12月31日までの完成であること。
エントリー資格 リフォーム・リノベーション事業者/工務店/設計事務所/不動産事業者/ビルダー/ハウスメーカー
エントリー期間 2022年8月10日(水)~2022年12月20日(火)
一般投票期間 2022年8月10日(水)~2023年  1月16日(月)
エントリー件数 115作品
評価視点 1.メインテーマ「これからを暮らす家の新しいスタンダードをつくる」に即した取り組みや提案であること
2.断熱・省エネ改修により快適な暮らし、健康改善効果が得られた事例
3.防災を意識し安心して住み続けられる耐震性を確保した取り組み
4.今後の住宅の長寿命化を目指した工夫や維持管理の提案や活動
5.地域や周辺環境に合わせたパッシブ設計
6.住まいの心地よさを追求したプランニング
7.性能向上リノベーションの魅力を伝える創意工夫
8.事業としての環境配慮やPRプロモーション活動など、プロセス(過程)における取り組み
選考方法 エントリー作品の中から一般投票および8つの評価視点によりノミネート作品を選出。
ノミネート作品の中から業界有識者による最終選考会にて各賞を選出。
選考委員 前 真之氏
 
東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 准教授

竹内 昌義氏

 
 東北芸術工科大学 教授、株式会社 エネルギーまちづくり社 代表取締役、
 株式会社 みかんぐみ 共同代表、一般社団法人 パッシブハウス・ジャパン 理事

佐藤 実氏 
 株式会社M's(エムズ)構造設計・構造塾主宰

内山 博文氏 
 一般社団法人リノベーション協議会会長、u.company 株式会社代表取締役、
 Japan.asset management 株式会社代表取締役、つくばまちなかデザイン株式
 会社代表取締役

三浦 祐成氏
 
株式会社新建新聞社 代表取締役社長、
 新建ハウジング/リノベーション・ジャーナル発⾏⼈

福田 善紀氏

 株式会社リフォーム産業新聞社 取締役

君島 喜美子氏
 
扶桑社 リライフプラス編集長

伊藤 菜衣子氏
 
暮らしかた冒険家/クリエイティブディレクター

 

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