小学生を対象に太陽光発電設備や電気自動車の仕組みなどを伝授
JKK東京(東京都住宅供給公社:東京都渋谷区、理事長:中井敬三、以下「JKK」)は、杉並区内にお住まいの小学生を対象にJKK初の試みとして、太陽光発電設備や電気自動車の仕組みについて学べるイベントを、令和4年8月22日(月曜日)に都営高井戸西一丁目アパート(杉並区高井戸西一丁目)及び近隣施設にて開催しました。
当イベントは、子育て世帯に対する支援の一環として実施したもので、次世代を担う子供たちが、太陽光発電や電気自動車の仕組みを学ぶことで、「持続可能な都市・東京」に向けた取組への関心を持つきっかけ作りを目的とし、また、夏休みの自由研究テーマにも選べるような工夫もしました。
■イベント風景のレポート
(1)太陽光発電設備や電気自動車の仕組みについて説明
太陽光発電や電気自動車の仕組みについて、実際に太陽光パネル設置や駐車場の充電設備設置に携わっているJKKの担当者が講師となり、子供たちへ授業を行いました。
今回のイベントが夏休み期間中の開催ということもあり、自由研究テーマの一つとしてそのまま活用できる「かべ新聞」のフォーマットを準備し、作成の提案をしました。
子供たちは、初めて学ぶことばかりだったようで、興味津々で最後まで真剣に説明を聞いていました。
(2)太陽光パネルを使ったソーラーカーの作成・実験
ペットボトルを使ったソーラーカーを作成しました。JKKの担当者やご家族の協力の下、子供たちはどのようなできあがりになるか、わくわくしながら作り上げていました。
当日は天気もよかったことから、完成後は、実際にソーラーカーを外で走らせてみました。子供たちは、自分たちの作った車が実際に太陽の光で元気よく動いたのを見て、大きな歓声を上げていました。
(3)都営住宅における「公共用EV急速充電器と太陽光パネル」の見学
イベントの最後には、フィールドワークとして、都営住宅におけるゼロエミッション化の取組である公共用EV
急速充電器と、太陽光パネルを実際に現場見学しました。
(4)参加された方々からの声
イベントに参加された保護者の方からは、「イベントからの帰宅途中に、EV自動車の充電スタンドを見つけた息子が、「ここにもあった!」と教えてくれました。」や、「息子は工作が好きなので、また今回の様な内容のイベントを企画していただけると喜ぶと思います。」という声がありました。
「住宅」という私たちに身近な存在や、それに付随する設備を通して、子供たちに「環境」や「持続可能性」、「SDGs」を意識してもらう一つのきっかけとなったと思います。
JKKでは、今回のイベントの状況や参加された方々からの声を踏まえて、今後の開催につなげてまいります。
◆JKK東京(東京都住宅供給公社)概要
所在地 東京都渋谷区神宮前5-53-67
設立 昭和41年4月
代表者 理事長 中井 敬三
事業内容 ①賃貸住宅及び関連施設の管理事業、建設事業事業 内容
②公営住宅等の管理受託事業
WEBサイト https://www.to-kousya.or.jp/