月曜日, 12月 23, 2024
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七十七銀行による「サステナビリティ・リンク・ローン」 東北企業第1 号案件として株式会社北洲に融資実行

~カーボンニュートラル実現に向け、一次エネルギー消費量30%削減の住宅を目標に~

 住宅メーカー・建設資材販売の株式会社北洲(本社:宮城県富谷市、代表取締役社長:村上ひろみ)は、七十七銀行(本社:仙台市青葉区、取締役頭取:小林英文)によるサステナビリティ・リンク・ローン(以下、SLL)の東北企業における第1 号案件として、8 月31 日に融資が実行されました。

 SLLとは、借り手が設定する野心的で社会的に有意義性のあるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、SPTs)に対し、金利等の貸付条件を借り手のパフォーマンスと連動させてSPTs達成への動機付けを与え、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長の促進を目指すものです。
 住み手の健康・快適と脱炭素社会の実現に向けて、住宅の高断熱化をご提案している当社は、提供する注文住宅(※1)のHEAT20 適合率をSPTsとして設定し、2025年度までにZEH基準を上回るHEAT20 G2グレード相当(※2)の住宅提供を70%とすることを目指します。

 ※1 注文住宅ブランド「北洲ハウジング」の住宅
 冬の寒さが厳しい岩手県で創業した当社は、住む人の健康・快適を第一に考え、住宅の断熱性能の向上を追求しています。WHO(世界保健機関)が推奨する冬季室温18℃以上を実現できること、またCO₂排出削減効果を高めることを目標に据え、国が目指す2050年のカーボンニュートラル実現に資する家づくりに取り組んでいます。

七十七銀行による「サステナビリティ・リンク・ローン」 東北企業第1 号案件として株式会社北洲に融資実行のサブ画像1_北洲ハウジングの住まい北洲ハウジングの住まい

 ※2 HEAT20 G2グレードとそのCO₂排出削減効果
 HEAT20(一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)のG2グレードは、ZEH基準を上回る断熱性能で、国が2022年10月から上位等級として新設する断熱等級6に相当します。現行省エネ基準と比較して、暖冷房期にかかる一次エネルギー消費量を約30%削減できるとされており、高いCO₂排出削減効果も期待できます。

■SPTs設定  注文住宅(※1)におけるHEAT20 G2グレード相当の比率

2023年度 2024年度 2025年度
60% 65% 70%

■株式会社格付投資情報センターホームページ(セカンドオピニオン掲載)
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/index.html

■七十七銀行のニュースリリース
https://www.77bank.co.jp/newsrelease/
 

■北洲公式サイト
https://www.hokushu.net/

■サステナビリティ・リンク・ローンのスキーム

七十七銀行による「サステナビリティ・リンク・ローン」 東北企業第1 号案件として株式会社北洲に融資実行のサブ画像2_サステナビリティ・リンク・ローンのスキームサステナビリティ・リンク・ローンのスキーム

 

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