金曜日, 4月 26, 2024
ホームイベント光と影の中に日本の美意識を見出す展覧会『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」 現代の光技術と』

光と影の中に日本の美意識を見出す展覧会『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」 現代の光技術と』

BAG-Brillia Art Gallery-にて8 月26 日(金)より開催

東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:野村 均、以下「東京建物」)は、2022年8 月26 日(金)より、東京建物京橋ビル1 階のBAG-Brillia Art Gallery-(バッグ ブリリア アート ギャラリー)にて、展覧会『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」現代の光技術と』を開催いたします。

光と影の中に日本の美意識を見出す展覧会『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」 現代の光技術と』のサブ画像1_(photo by Takashi Kurokawa, courtesy LUFTZUG)(photo by Takashi Kurokawa, courtesy LUFTZUG)

東京建物が2021 年10 月にオープンしたBAG-Brillia Art Gallery-は、「暮らしとアート」をテーマにした展覧会を企画・開催しています。今回の展覧会は「暮らしと光」を主題に取り上げます。

本展覧会では、文豪谷崎潤一郎のエッセイ「陰翳礼讃」における「光」と「翳り(かげり)」を、現代の視点で空間に表現しています。谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」は、日本の美的感覚について論じたもので、いにしえの日本では「光」とともに「翳り」を認め、芸術を作り上げたという主張のもと、照明、建築、紙、食器、食べ物、化粧など多岐にわたって考察した論評です。「陰翳礼讃」の6 点の印象深い文章をもとに展示テーマを設定し、現代の光技術を駆使しながら、世界観を表現いたします。「光」と「翳り」の繊細さを、私たちの暮らしの中に取り込み、より豊かな日常に反映することを目指しました。​

■展覧会について
【展示内容】
●展示スペース「+1」
谷崎潤一郎の著書「陰翳礼讃」から6 つの文章を引用し、光を体感いただくとともに、光の変遷をわかりやすく展示します。現代のLED 技術を駆使し、日本の伝統素材や工芸品を演出することにより、さまざまな角度から光を視覚的に表現します。
●展示スペース「+2」
LIGHT & DISHES がセレクトした照明とオリジナル照明の販売、及び照明関連メーカーとともに、暮らしを豊かにするツールの展示や照明に関する情報を発信します。

【トークイベント開催】
企画制作 谷田宏江氏(株式会社LIGHT & DISHES 代表)と演出ディレクション 遠藤豊氏(有限会社ルフトツーク代表)がゲストを招き、トークディスカッションをオンライン配信にて行います。
日時:2022 年9 月23 日(金・祝)19:00~
ゲスト:宮前義之 / A-POC ABLE ISSEY MIYAKE デザイナー
開催形式:YouTube Live 配信
会場:展示スペース「+1」よりオンライン配信
※参加方法などは公式サイト(https://www.brillia-art.com/bag/)にて発表いたします。
 

光と影の中に日本の美意識を見出す展覧会『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」 現代の光技術と』のサブ画像2

谷田宏江(株式会社LIGHT & DISHES 代表取締役)

 

照明メーカー勤務後、2014 年独立。食の世界と照明をリンクさせ、照明エディターの視点でデザインからモノづくりなど様々な分野と行き来しながら活動する。オリジナル照明企画、セレクト照明の販売、照明関連企業のコンサルティング、飲食店の照明リノベーションなどを手がけ、同時にAXIS ウェブ、モダンリビング、カーサブルータスウェブ、商店建築などのデザイン媒体で照明に関する記事を執筆。2022 年4 月、光と食の体感スペースLIGHT & DISHES Lab.をオープンし、レストラン営業、食と光に関するイベント発信などを行っている。(photo
by Maki Hayashida)
 

光と影の中に日本の美意識を見出す展覧会『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」 現代の光技術と』のサブ画像3

遠藤豊(有限会社ルフトツーク代表)

アートディレクター/テクニカルディレクター/プロデューサー
舞台芸術から派生し、音楽、映像、デザイン、テクノロジーほか領域を問わず関係性を構築する。2005年有限会社ルフトツークを東京に、2012年LUFTZUG EUROPE、2019 年Lugtje をアムステルダムに設立。暖味なメディアの媒介として役割を確立しようと活動を広める。人と感覚の交流、感覚の遍在化を目指し国内外で積極的に活動。2020 年nanzo inc.設立、共同代表として「などや」プロジェクトを開始、2021 年NPO 法人すてきなまち・赤岡プロジェクト理事に就任する。(photo by Takashi Kurokawa, courtesy LUFTZUG)

【開催概要】
展覧会名:LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」現代の光技術と
会期:2022 年8 月26 日(金)~2022 年9 月25 日(日)
会場:BAG-Brillia Art Gallery-
〒104-0031 東京都中央区京橋3 丁目6-18 東京建物京橋ビル
開館時間:11:00~19:00(定休日:月曜)※祝日の9 月19 日(月)は営業(翌日振替休)
主催:東京建物株式会社
企画監修:公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団
企画制作:株式会社LIGHT & DISHES
演出ディレクション:遠藤豊(ルフトツーク)
サウンドスケープ:畑中正人
グラフィックデザイン:林琢真
協賛:シチズン電子株式会社、株式会社アンビエンテック、カラーキネティクス・ジャパン株式会社、ウシオライティング株式会社、株式会社ライティング創、株式会社新光電気(敬称略)
協力:日東電工株式会社、輪島キリモト、株式会社浜田兄弟和紙製作所、株式会社歴清社、株式会社DOTWORKS、株式会社脇プロセス、株式会社なんぞ、などや(敬称略)
運営:株式会社クオラス
公式サイト:https://www.brillia-art.com/bag/

■「Brillia 目黒大橋」ゲストサロンにおける関連展示について
東京建物のマンション「Brillia 目黒大橋」ゲストサロンにて、株式会社アンビエンテックのXtal Becrux(クリスタル・ベクルクス)を関連展示いたします。本マンションの共用部は「ギャラリーに住まう」をコンセプトとし、共用部に複数点アートを設置する等、日常の暮らしの中でアートに触れることができるマンションです。ご来場・ご契約のお客様におかれましては、アートとBrillia のコラボレーションをお楽しみください。
なお、ゲストサロンのご見学には事前予約が必要です。詳細は物件サイトをご確認ください。
公式サイト: https://meguro-ohashi.brillia.com/
 

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■BAG-Brillia Art Gallery-について
2021 年10 月に、東京都中央区京橋にオープンした、東京建物のアートギャラリー。「+1」「+2」という2 つの展示スペースで構成されています。
東京建物は、建物の提供だけでなく、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしを提案する“住まいのトータル・ブランド”としてマンションブランド「Brillia」を展開してきました。建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考えています。
オープン以来、5 回の展覧会を開催しております。今後もBAG-Brillia Art Gallery-では、アートがもつ「空間を洗練させる力」に注目し、様々な視点から、日々の暮らしを彩る一つの体験となる企画を考案していきます。

 

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