サニックスは、再生可能エネルギーのさらなる普及拡大による脱炭素社会の実現に貢献します。
株式会社サニックス(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長 宗政 寛)は、経済産業省が農林水産省、日本経済団体連合会および国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構と連携して実施する、脱炭素社会の実現をイノベーションで切り拓く企業をリスト(以下、「ゼロエミ・チャレンジ企業リスト」)化し、国内外へ一般公表するプロジェクトにおいて、ゼロエミ・チャレンジ企業リストに掲載されました。
「ゼロエミ・チャレンジ企業リスト」は、金融機関や情報活用機関が、個別の投融資判断や指数等の金融商品の開発等に展開し、ゼロエミッション(※1)へ向け革新技術開発を加速する一助とする目的で公表されています。「ゼロエミ・チャレンジ企業リスト」への掲載基準として、以下3点に基づき当社が選定されました。
①国、独立行政法人等から委託、補助金等の対象となる企業の要件を満たしていること。
②「革新的環境イノベーション戦略」に紐づく事業・プロジェクトに該当していること。
③「ゼロエミ・チャレンジ」のコンセプトに共感し、リストの公表に承諾していること。
当社は、経済産業省直轄事業として分類される「蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業(※2)」に参画しているため、今回の掲載にいたりました。当該事業にて構築されるバーチャルパワープラント(以下、「VPP」)は、需要家側に設置する蓄電設備を遠隔・統合制御し、一つの仮想的な発電所として機能させる高度なエネルギーマネジメント技術です。当社は VPP を、既存の電力供給システムが抱える課題を解決し、電力供給システムと再生可能エネルギーの共存共栄を促進するための第一歩の取り組みと考え、VPP実証事業に 2017年度から2020 年度はリソースアグリゲーター(※3)として、2021年度は実証協力者として参画しております。
当社は、この革新的なゼロエミ・チャレンジを通じ、再生可能エネルギーの主力電源化の推進による脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。
※1)ゼロエミッション
人間の社会活動や生産活動に伴い排出されてきた廃棄物をゼロにして、循環型社会を構築しようとする構想。
※2)蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業
環境産業省ホームページリンク
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2021/pr/en/shoshin_taka_04.pdf
※3)リソースアグリゲーター
需要家側に導入する蓄電池等のリソースに対し、充電・放電等の指令を出して、電力系統上に分散導入された再生可能エネルギー発電設備の遠隔制御および統合管理を行う事業者。
サニックスプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000025581.html
株式会社サニックス【東証1部上場 証券コード4651】ホームページhttps://sanix.jp/
1975年創業。「次世代へ快適な環境を」を企業理念とし、環境とエネルギーに関する事業に取り組んでいます。戸建住宅・集合住宅の衛生管理・設備保全から、太陽光発電の製造・販売・施工、産業廃棄物の燃料化および当燃料による発電事業、電力小売まで、多岐にわたる事業を通じて脱炭素社会、資源循環型社会の実現に貢献してまいります。また、スポーツを通じた青少年の健全育成・国際交流にも注力しています。