月曜日, 11月 25, 2024
ホーム調査レポート【親戚付き合いはしている?】男女500人アンケート調査

【親戚付き合いはしている?】男女500人アンケート調査

親戚付き合いに関する意識調査

株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、全国の男女500人を対象に「親戚付き合いに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は「高く売る不動産」にて公開。(
https://wakeari-hikaku.com/52713/ )

あなたは親戚とお付き合いがありますか?

近年は親戚付き合いが希薄化していると言われますが、親戚付き合いを楽しんだり親戚に助けてもらったりしている人もいます。

一方で親戚付き合いが正直面倒だと感じても、「血が繋がっている」「婚姻で繋がっている」というだけで、なんとなく集まりに参加している人も多いのではないでしょうか。

今回、株式会社AlbaLink( https://albalink.co.jp/)が運営する高く売る不動産( https://wakeari-hikaku.com/)は、全国の男女500人を対象に「親戚付き合い」についてアンケート調査を実施しました。

【調査概要】

調査対象:全国の男女

調査期間:2024年7月5日~6日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:500人(女性368人/男性132人)

回答者の年代:10代 0.6%/20代 14.8%/30代 37.4%/40代 25.6%/50代 17.0%/60代以上 4.6%

【調査結果サマリー】

・親戚づきあいをしている人は46.8%

・親戚と会うのは「冠婚葬祭のみ」が33.4%

・親戚付き合いが必要だと思う人は63.4%

・親戚付き合いが好きな人は41.0%

・親戚付き合いが好きな理由1位は「会うと楽しい」

・親戚付き合いが好きではない理由1位は「会うと気を遣う」

親戚づきあいをしている人は46.8%

全国の男女500人に親戚付き合いをしているか聞いたところ、「している」「まあしている」と答えた人は合わせて46.8%で、半数以下でした。

近年では核家族化や少子化により、親戚付き合いが希薄になっていると言われています。例えば両親ともに一人っ子だと、子どもにとっての親戚が少なく、付き合える親戚がいないことも。

一方親族が核家族でバラバラの場所に住んでいても、お正月やお盆には祖父母の家に集まる習慣があるご家族も多いでしょう。ただ祖父母が亡くなったあとに空き家になった家を処分すると、集まる場所がなくなり、親戚と会わなくなるケースもあります。

親戚と会うのは「冠婚葬祭のみ」が33.4%

親戚と会うのは「冠婚葬祭のみ」と答えた人がもっとも多くなっています。「帰省時のみ」「冠婚葬祭とお正月・お盆くらいしか会わない」という人も多く、親戚と会う頻度は全体的に低め。冠婚葬祭の回数は年によって変動しますが、親戚と会うのは年2~3回程度、多くても年数回程度の人が多いようです。

なお日常的・定期的に親戚と会っている人からは、「近くに住んでいる」という回答も多数寄せられました。近くに住んでいて仲が良ければ、一緒に出掛けたり、お互いの家で遊んだり、おすそ分けしたりもできますね。

「イベント時に会う」という場合のイベントとしては、「子どもの運動会」「親戚の誕生日」「クリスマスなど季節の行事」が挙げられました。

親戚付き合いが必要だと思う人は63.4%

親戚付き合いが必要だと思う人は「とても必要」「まあ必要」をあわせて63.4%で、半数を超えています。「親戚付き合いしている」という人は46.8%でしたから、親戚付き合いは必要だと思いつつ、実際にはできていない人も多いと推測できます。

親戚付き合いが必要な理由としては、「親戚に祖父母の世話やお墓の管理を任せている」「自分の家族に何かあったとき、親族を頼りたい」などがあるでしょう。「親族付き合いに具体的なメリットがあるから」というパターンですね。

一方親族を心を許せる存在として大切にしており、繋がりを守るために親戚付き合いが必要だと感じている人もいます。

親戚付き合いが好きな人は41.0%

「親戚付き合いが好きか?」という質問には、「好き」「まあ好き」と回答した人が合わせて41.0%でした。「必要だから親戚付き合いしているけれど、本当は嫌」と感じている人も多いと推測できます。

親戚付き合いが好きかどうかは、自分の親が親族とどう付き合ってきたかや、親族の性格・価値観にもよると考えられます。気の合う親族が多いなら、親戚付き合いは好きと感じる人が多いのではないでしょうか。しかし実際には、性格や価値観が合う親族ばかりではありません。

また親族という縛りがあるために、「苦手でも付き合わないといけない雰囲気」「理不尽だと思っても、親族の習慣に合わせないといけない雰囲気」になってしまうのが嫌だという人もいるようです。

親戚付き合いが好きな理由1位は「会うと楽しい」

「親戚付き合いが好き」と答えた205人に好きな理由を聞きました。その結果、最も多かった回答は「会うと楽しい(76人)」でした。「楽しいから好き」は、とてもシンプルな理由ですね。

2位「付き合いやすい親戚だから(45人)」、3位「助け合える(44人)」が続きます。親族が付き合いやすい人だからこそ、会うと楽しく、困ったことがあったときには頼りやすいのでしょう。

親戚付き合いしておけば何かあったときに頼れるというメリットがあっても、苦手な親戚だと「親戚付き合いが好き」とは思わないでしょう。

<1位 会うと楽しい>

・人が集まることで皆が笑顔になり、ワイワイ楽しく過ごせるから(20代 女性)

・年に数回でも人との繋がりがあると楽しめるし、いろんな情報ももらえるので(40代 女性)

・両親を亡くしたので、叔父や叔母から昔の話を聞くのが楽しみ(50代 男性)

楽しい理由は「大勢で食事しながら話すのが好き」「思い出話ができる」「年の近い親戚がいる」などです。会うまでは少し面倒だけど、会うとやっぱり楽しいという声もありました。

「小さいころから仲良く育ってきた従兄弟がいる」「小さいころから伯父・伯母に可愛がってもらってきた」などなら、仲のいい親戚と会って話すのは楽しいでしょう。親戚の集まりが、同窓会や幼なじみとの再会に近い感覚の人もいるのかもしれません。

<2位 付き合いやすい親戚だから>

・親戚同士仲が良く、たまに会うと長時間喋ってしまい、すぐに時間が経つくらいだからです(20代 男性)

・時々煩わしいこともあるが、基本的には皆いい人たちだから(30代 女性)

・毎月会っており、家族ともいえる付き合いになっている。もう「好き」というよりも、空気に近い存在(50代 女性)

気が合って気兼ねしない間柄なら、親戚付き合いも楽しそうですね。小さいころから頻繁に付き合いがある親戚なら、気兼ねも少ないでしょう。

親戚と冠婚葬祭で会って話すだけではなく、日常的に遊んだり食事したりする人もいます。ただ親戚全員と気が合うのは現実的になかなか難しいため、気の合う親戚とだけ付き合っているという人もいました。

<3位 助け合える>

・人生で何かあったときに、最後に助けてくれるのは血のつながりだと思うから。家族が年老いていくと、より大切に感じる(30代 女性)

・困ったときには助け合える(40代 男性)

・何かあったときには助け合いもできると思うし、疎遠にするのはもったいないと思う(50代 女性)

親戚は頼りやすいと感じている人が多くなりました。例えば年の近い子どもがいる親戚なら、子ども用品のお古を譲り合えます。金銭面で助け合うことがあるかもしれませんし、介護やお墓の管理などで頼ることもあるでしょう。

自分の親が亡くなって「一番身近な頼れる存在」がいなくなったとき、故人を知る親戚が支えてくれると安心感もあるでしょう。

また「田舎で一人暮らししている祖母や父の世話を、近所に住んでいる親戚が担ってくれている」というコメントも寄せられました。すでにお世話になっている場合、礼儀のうえでも親戚付き合いはきっちりしておきたいという人も多そうですね。

<4位 適度な付き合いだから>

・たまに会うと新鮮な気持ちになるから。頻繁に会うのはしんどい(20代 女性)

・たまにしか会えないので(40代 男性)

・メッセージのやり取り程度なので、気を使わない(50代 女性)

自分にとってほどよい付き合いであれば、親戚付き合いを楽しめる人も多いとわかります。

ただしどんな付き合いが適度なのかは、人によって異なります。親戚付き合いが濃密な家で育ってきたのか、希薄な家で育ってきたのかなど、自身の家庭環境によっても感じ方は異なるでしょう。

<5位 近況報告できる>

・近況やどんな様子なのかを知りたい(20代 女性)

・元気な顔を見ると安心する(30代 女性)

・近況を報告しあったり、小さな子どもの成長を見たりするのが楽しみです(50代 男性)

昔お世話になった親戚や仲のいい親戚の近況が気になるという人も多数。病気になったと聞けばお見舞いに行けますし、近況報告のついでに悩み事の相談ができることもあるでしょう。

また「甥っ子や姪っ子の成長を見たい」という回答も目立っています。

親戚付き合いが好きではない理由1位は「会うと気を遣う」

親戚付き合いが好きではない理由の1位は「会うと気を遣う(62人)」でした。2位「あまり会っておらず親しくない(53人)」、3位「話題に困る(51人)」が続きます。

そもそも親戚付き合いがあまりないために、話題に困ったり気を遣ったりするのではないでしょうか。子どもの頃は何も考えず話せたけれど、大人になると親戚との距離感のとり方がわからないという人もいそうです。

また、世代や住んでいる地域、価値観が違うことによるストレスを感じている人も多いとわかります。

<1位 会うと気を遣う>

・完全な他人ではないので、お互い変な気を遣う(20代 男性)

・気を遣うことが多くて、疲れてしまうから。とはいえ、会わなすぎると何かで会ったとき余計に気を遣うので、最低限顔を見せることはある(30代 女性)

・夫の親戚が多いので、最低限の付き合いで済むようにしています。とても気を遣うので、すすんで会いに行きたいとは思いません(40代 女性)

家族でも友人でもない親戚との距離感がわからず、気を遣ってしまう人も多数。お正月やお盆に親族一同が大勢集まる家だと、大人数の中でどう振る舞ったらいいかわからないと感じ、疲れてしまう人もいるでしょう。

口うるさい親戚がいたり、自分がおもてなしする側だったりすると、なおさらですね。また配偶者の親戚と会う場合は、相手のことがよくわからないため、余計に気を遣ってしまう人も多いようです。

<2位 あまり会っておらず親しくない>

・普段会わない人と長時間一緒にいるのはしんどい(30代 男性)

・元々両親ともに兄弟仲が悪かったので、叔父叔母の良い評判を聞いたことがくなく、自分も敬遠するようになった(50代 女性)

・普段会わないのに、形だけ付き合っているように感じるから(60代以上 男性)

親戚付き合いをあまりしてこなかったため、親戚に集まりに参加しても気まずさを感じてしまう人もいます。親しくないと、相手の興味関心や近況もわからないので、一緒にいても話しにくいですよね。

「普段会いたいとも思わないのに、なぜお正月やお盆に集まる必要があるのだろう」と思う人も多いのではないでしょうか。

<3位 話題に困る>

・親戚というだけで実際はほぼ他人であり、何を話せばいいのかもわからないから(30代 男性)

・自分より世代が上の人たちばかりで、話が合わない。会うと愚痴や昔の話など、同じ話ばかりされてうんざりする(40代 女性)

・聞きたくもない、大したこともない親戚の自慢話を聞くことになるからです(50代 女性)

まったく違う地域に住んでいる、年齢も離れた親戚だと、なかなか話題が合わないのではないでしょうか。沈黙が気まずいこともあるでしょうし、同じ話をくどくどと続ける親戚にうんざりしてしまう人もいるでしょう。

会話に参加したくないときは、「皿洗いをする」「子どもの相手をする」といった方法で逃げることも可能です。

<4位 干渉・小言がうっとうしい>

・プライベートなことまで根掘り葉掘り聞いてくるから(20代 女性)

・私の子どもが一人っ子であることをぐちぐち言われるのがうっとうしい(30代 女性)

・仕事や収入などプライベートに干渉してくる(40代 男性)

親戚ならではの遠慮のなさで、プライベートやキャリアに干渉されることも多いとわかります。例えば子どもがいない夫婦には「子どもはまだか」、独身者には「結婚はしないのか」など、ハラスメントととられるような発言をしてしまう親戚もいますよね。

「小さいころからあなたを見ていたから、心配しているんだよ」という体で、自分に合わないアドバイスをされ、拒否感を抱く人もいるようです。「干渉がうっとうしくても関係を切れないから、しんどい」というコメントもありました。

<5位 苦手・価値観が合わない人がいる>

・父方の親戚は苦手なので、できるだけ会いたくないと思ってしまいます(30代 女性)

・親戚ではあるものの、それぞれ家庭を築いていて生活水準や価値観が異なり、墓や相続などの話になると面倒なことが多いから(40代 女性)

・親戚は学歴を重視するのでしんどい(50代 男性)

血が繋がっているとはいえ、みんなが同じ考え方をするわけではありませんし、生活水準なども異なります。そのため、親戚と考え方が合わないという人も多くなりました。

年配の親族に対し「考え方が古い」「男尊女卑」と感じている人も。親戚と話していて、「学歴重視」や「特定の職業への差別意識」などの価値観が見え、嫌な思いをする人も多いようです。

<6位 付き合うのが面倒>

・前は楽しかったが、歳をとって付き合いが面倒になった(30代 女性)

・子どものころは従妹と仲が良かったが、本家とのしがらみやルールがあることを知り、付き合いがめんどくさくなった(30代 女性)

・都度いろいろと支度が必要なので面倒だから(60代以上 女性)

「親戚がみんな遠方に住んでいるから、集まるときの調整が面倒」という声のほか、「付き合いのルールがあるので面倒」といった回答も寄せられました。例えば「帰省するときに手土産が必要」という暗黙の了解があると、準備に手間がかかることもあります。

また、頻繁に会うのは面倒という声も複数寄せられています。集まるのに労力がかかってルールも細かいと、確かに面倒ですね。

<7位 人付き合い自体が苦手>

・あまり社交的ではないので、集まりが苦手です(20代 女性)

・親戚に限らず多人数とやり取りするのが苦手で、億劫に感じる(30代 男性)

・親戚付き合いというより人間関係が苦手なので(40代 男性)

親戚付き合いに限らず、人と付き合うのが苦手という人もいます。

「近くに住んでいる」「同居している」など家族同然の親戚なら付き合えるかもしれませんが、めったに会わない親戚だと他人同然で緊張してしまうこともあるでしょう。人付き合いが苦手な人が、親戚一同が大勢集まる場に参加するのは辛いですね。

また人間関係を怖いと思っている人だと、親戚間の「距離が近いからこその遠慮ない悪口」などに疲弊してしまうこともあるでしょう。

まとめ

親戚付き合いが好きか嫌いかは、「親戚との相性」や「親戚付き合いの経験や頻度」に左右されます。親戚付き合いの希薄な家で育った人が、親戚付き合いを大切にする家で育った人と結婚した場合、ビックリして「馴染めない」「面倒」と感じることもあるでしょう。

親戚と価値観が合わないと、会話がつらく感じてしまうこともあります。ただ親戚付き合いによって助け合いができるメリットもあり、必要性を感じている人が多いのも確かです。

無理に親戚付き合いする必要はないのですが、「親戚付き合いなんて無駄でしかない」と頭ごなしに拒否するのはもったいないかもしれません。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://wakeari-hikaku.com/52713/

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株式会社AlbaLinkが運営する訳あり不動産の情報メディア。何かしらの「ワケ」があって売れない不動産の問題解決方法や、運用方法に関する情報を発信中。記事は専門家により執筆されており、信頼性の高い情報をわかりやすく届けることをコンセプトにしています。無料相談はもちろん、サイトを通じての直接買取にも対応しています。
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株式会社AlbaLinkについて

AlbaLinkは、「事業を通じて未来をつなぐ」をコンセプトに、訳あり不動産の買取再販業を行う不動産会社です。事故物件、共有持分、空き家、底地借地など権利関係の難しい物件などをメインに取り扱い、不動産問題に悩むすべての方に手を差し伸べます。

会社概要

会社名:株式会社AlbaLink

代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
URL:https://albalink.co.jp/company/

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