日本の森林問題・環境問題を国産材の利用を通じて解決する目的で立ち上げた、一般社団法人日本木造分譲住宅協会(事務局:東京都新宿区、理事長:千葉 理恵、以下「当協会」)は、2024年5月18日(土)岩手県滝沢市にて、森林ツアーを開催したことをご報告いたします。
■森林ツアーの概要
場 所:岩手県滝沢市 相の沢キャンプ場周辺
日 時:2024年5月18日(土)
参 加 者:当協会会員 計26名/8社
今回の森林ツアーでは、岩手県滝沢市 相の沢キャンプ場周辺の山林にて、木分協・岩手の社員によるアカ松原木の伐採現場などを見学し、伐採直後の⽊の様⼦や、伐採時に使⽤する装備についてご説明いただきました。岩手県滝沢市役所 農林課による森林講座では滝沢市の森林資源の現況や有害鳥獣対策などの現在の森林についての講座を実施、午後からは有限会社二和木材の工場見学を行い、木材を伐り出してから製材品になるまでの一連の流れを体験するツアーとなりました。参加者からは実際の現場で体験を通じ、さまざまな事を感じられるツアーだったという声をいただきました。
当協会は引き続き、木材の循環サイクルを構築すべく活動し、様々な形で林業の推進に貢献してまいります。
■「一般社団法人日本木造分譲住宅協会」概要
日本の森林問題・環境問題を国産材の利用を通じて解決するために、2021年4月、三栄建築設計、オープンハウスグループ、ケイアイスター不動産の分譲住宅メーカー3社が手を組み、立ち上げた一般社団法人です。
当協会は、木造分譲住宅における国産木材を「伐る」「使う」「植える」「育てる」の持続的・発展的サイクルの確立と、国産木材利用促進の支援を行うことにより、木造分譲住宅のみならず、木造住宅全体の価値向上の実現と、環境問題を解決することが最大の目的です。
【一般社団法人日本木造分譲住宅協会特設サイト】https://j-wha.or.jp/
■今後の当協会の活動
各地方の森林組合、製材・集成材工場や行政など様々な方々と意見交換、協力し、国産木材利用促進の支援を行ってまいります。今後も当協会では国産材を利用した木造住宅を積極的に建て、国内の森林が持つ多面的機能(温室効果ガス削減、水源涵養及び生物多様性の保全)の維持回復、ひいては日本の環境、世界の環境改善に努めてまいります。
■会員企業概要
会 社 名:株式会社メルディア
代 表 者:代表取締役社長 菊池 健太
事業内容:戸建分譲事業、注文住宅・請負事業、賃貸収入事業
会社 HP:https://meldia.co.jp/
会 社 名:株式会社オープンハウスグループ(コード番号:3288 東証プライム)
代 表 者:代表取締役社長 荒井 正昭
事業内容:グループ会社等の経営管理
会社 HP:https://openhouse-group.co.jp/
会 社 名:ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証プライム)
代 表 者:代表取締役社長 塙 圭二
事業内容:戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業、アセット事業、管理事業、宅地造成
会社 HP:https://ki-group.co.jp/
「(一社)日本木造分譲住宅協会は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています