国際的デザインアワード「GERMAN DESIGN AWARD 2024」『リーズン我孫子 綴のまち』、『フレーベスト川越 時を想う街』が優秀賞にあたる《 Winner 》を受賞しました
-
GERMAN DESIGN AWARD について
1953 年にドイツ連邦議会の後援で設立されたドイツデザイン評議会が主催しているデザインアワードです。『GERMAN DESIGN AWARD』としては2012 年より開催されていますが、前身となる賞は1969 年に国の公式な賞として設立されました。他のデザインアワードの受賞歴等を鑑みてドイツデザイン評議会が推薦する作品のみが審査対象にノミネートされることが特徴です。審査カテゴリーは建築/プロダクトデザイン/コミュニケーションデザインの3 つで、世界55 か国から審査対象が推薦され、Gold、Winner、Special Mention の各賞が決定します。
『GERMAN DESIGN AWARD』ホームページ:https://www.german-design-award.com/en/
-
受賞作品の紹介
■リーズン我孫子 綴のまち
㈱中央住宅
デザイナー:山下 隆史、山﨑 正吾
建設地:千葉県我孫子市
【作品の概要】
かつて別荘地として志賀直哉らが過ごした我孫子・手賀沼付近に建つ4 邸の戸建分譲住宅。その文化的な地域性を表す分譲地とするために意匠を施した協定道路を創出。庭のような道路のような「庭小路」を景観の核とし、そこに面する縁側テラスは住まう人をどこかの別荘に居るような気分にさせます。進む宅地開発と地域文化の薄れる関係を再構築しています。( 受賞作品ページ: https://www.german-design-award.com/en/the-winners/gallery/detail/47900-reason-abikotsuduri-no-machi.html)
同作品の受賞歴:iF Design Awards 2023、第16 回キッズデザイン賞(2022)
審査員のコメント
木造2 階建て住宅は、時代を超越したエレガントで上質な建築であり、インテリアにも説得力があり、快適な居住空間を約束している。
■フレーベスト川越 時を想う街
㈱中央住宅
デザイナー:山下 隆史、山﨑 正吾
建設地:埼玉県川越市
【作品の概要】
川越市小仙波に建つ4 棟の分譲住宅。周辺は、徳川幕府ゆかりの建造物の多くが重要文化財となっている喜多院等の史跡や紅葉の名所として知られています。このプロジェクトのコンセプトは、そのような風光明媚な自然を室内にも取り入れること。住人が森の中で過ごすような気分にさせてくれます。外部に高く積み上げられた壁が景観を演出。クローズドなテラスでは、通りの視線を気にせず快適に寛ぐことができます。(受賞作品ページ:
https://www.german-designaward.com/en/the-winners/gallery/detail/48268-flavest-kawagoe.html)
同作品の受賞歴:IDA(International Design Awards)2022
審査員のコメント
立方体の建築は、時代を超越したエレガントで非常に上質な美的感覚を生み出しており、それはインテリアでも見事に発揮され、木と天然石の使用によって特別な空間感を生み出している。秋と森をテーマにした建築は、高いデザイン・レベルで実現されている。
-
㈱中央住宅について
㈱中央住宅では、ポラスグループで戸建分譲住宅の開発・販売や分譲マンションの開発、不動産売買仲介・買取事業を行っています。安全・安心・快適に暮らせる建物はもちろん、地域の文化や個性に合った街並みを創造することで、地域のランドマークとなるような美しい街づくりを目指します。
㈱中央住宅ホームページ:https://www.polus.co.jp/articles/chuojutaku.polus.co.jp/