ヤマダホームズが導入している「爽空間」× 通気性クロスで花粉アレルゲン物質除去率UP! 花粉アレルゲン等微粒子の除去効果を日本花粉学会で発表
※1:ウェルネスエアーより改名
■「爽空間」× 通気性クロスで花粉アレルゲン等微粒子除去率UP
玄関部分を想定した1/50サイズの模型を2つ用意し、一方には「爽空間」の木炭塗料のみを塗布、もう一方はその上からヤマダホームズ指定の通気性クロスを貼付し、王教授独自開発の微粒子計測システム※2にて花粉アレルゲン等微粒子の除去率を1時間おきに長時間(49日間)で計測しました。
その結果、通気性クロスを貼付した実際の施工状態に近い模型の方が、花粉アレルゲン物質を含む微粒子の除去効果が高いことが確認されました。
※2:微粒子サイズ0.3、0.5、1.0、1.5、5.0㎛
(マイクロメートル:1ミリの1/1,000)の粒径別で計測
■「爽空間」とは
「爽空間」は、木炭の特性を活かして快適な室内環境をつくり出すシステムです。木炭を極限まで粉末にして多孔質な表面積を拡大し、特殊な樹脂で液状にした高品質木炭塗料「液状活性触媒炭」を室内の壁や天井に塗布します。そこに、「空気質改善装置」を使って微弱電流を流し、マイナス帯電化させることで、空気中の有害化学物質や花粉症の原因となるアレルゲン物質等の微粒子をひきつけます。その結果、マイナスイオン優位な空気環境がつくられ、森林浴効果に近い癒しや心地よさ、あるいは快眠や健康促進に期待ができる住空間に生まれ変わります。
■花粉アレルゲン物質を部屋からなくすことが重要
花粉症とは花粉の中のアレルゲン物質が原因で引き起こされるアレルギー反応です。特に都市部では以下の4つのステップにより花粉症が引き起こされ、花粉アレルゲンの粒子はPM2.5よりも小さく、空気清浄機や第1種換気※3、マスクなどで謳われている「PM2.5対応フィルター」もすり抜け、体の中に侵入しアレルギー反応を起こします。
※3:空気を室内に取り込む「給気」と、空気を室外へ放出する「排気」を機械で行う換気方式
■王青躍教授との共同研究について
ヤマダホームズは『癒しと健康』をテーマに、心地よい空間創りや健康維持増進をサポートする研究開発を進めています。その中の一つとして、自然素材で調湿・消臭・VOC分解などの空気浄化機能を備えた木炭塗料を寝室などの壁や天井へ塗布し、高品質木炭の通電特性を活かすことで、部屋の空気環境がプラスイオンよりもマイナスイオンが優位となる空気質改善システム「爽空間」の技術開発を推進しています。
2018年より花粉症原因物質研究の第一人者である王青躍教授と、花粉アレルゲン物質(抗原)に対する「爽空間」の効果について共同研究を行ってきました。その結果、爽空間の素材である高品質木炭を塗布し、通電させることで、通電しない状態より花粉アレルゲン物質をより低減することを確認しました。この内容は2022年度の日本花粉学会で、王青躍教授より発表されました。
▲王青躍教授研究室にて確認された、高品質木炭を塗布し通電させた場合の効果
【王青躍教授コメント】
今回の研究では花粉アレルゲンだけでなく、微粒子に対する効果も確認できました。PM2.5やダニアレルゲンなどの微粒子は、フィルター等をすり抜けて身体に入り込み、悪影響を与える危険性が高くなるため、エネルギーをあまり使わない爽空間は、自然の空気清浄機として注目しています。また、爽空間の材料である炭には調湿効果もあるため、花粉アレルゲンを飛散させる「花粉爆発」を抑制する効果も期待できます。
今後の研究展開によって、さらなる爽空間の効果を確認し、より優れた花粉対策技術として、より多くの国民の皆様にご提供できると考えています。
■王青躍教授 プロフィール
国立大学法人埼玉大学大学院・理工学研究科教授
花粉症原因物質研究の第一人者
<研究職歴>
2002 埼玉大学 助教授、准教授を経て、現職
1997 国立環境研究所 客員研究員
1996 安田火災海上保険株式会帰社 地球環境部顧問
国際善隣協会環境推進センター主席研究員 環境事業部長
1995 埼玉大学大学院 理工学研究科 工学博士
1992 埼玉大学大学院 理工学研究科 工学修士
■ご注文方法・施工に関するお問い合わせ先
「爽空間」の施工・設置は、新築住宅はもちろんリフォームでも承ります。また、ホテル、マンション、医療用施設等の大型施設でのご利用も可能なため、お近くのヤマダホームズ展示場へお気軽にご相談ください。
「爽空間」専用サイト
https://yamadahomes.jp/soukuukan/
ヤマダホームズ 展示場
https://yamadahomes.jp/office/index.html
▲施工イメージ(絶縁体に樹脂を下塗り後、高品質炭塗料を3度重ねて塗布)