日本初!業界最先端!全館空調を施した「高性能 断熱リフォームモデルハウス」OPEN!
平素より皆様におかれましては、(一社)日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会(健断リフォーム推進協議会)の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 私たち健断リフォーム推進協議会は、リフォームに「断熱」という技術で、生活者に健康のパラダイムシフトを巻き起こすことを目指して活動しています。2030年には、30兆円を超すと言われている健康産業の市場。この健康市場に住宅業界が、「断熱」という技術をもって挑みます。私たちは産官学そしてメディアの垣根を超えた取組みで、生活者に対し「住宅と健康」のつながりを訴求してまいります。 さてこの度、この「住宅」×「健康」の可能性を探るべく、長野県の住宅メーカー(株式会社サンプロ様)のご協力を得て、日本初!業界最先端!「全館空調」を施した「高性能 断熱リフォームモデルハウス」を2023年9月、長野県上田市にオープンしました。この断熱リフォームモデルハウスは、まさに本協議会が目指す「住宅と健康」のコンセプトを体現した初の事例で、既存住宅や土地という「資産」を最大限に活かし、健康で暮らすことにかかせない「断熱」をリフォームに施した高性能リフォームモデルハウスです。高気密高断熱で暮らしの快適さはもちろん省エネにも優れ、資源を最大限に有効活用した住宅を実現しています。
[断熱リフォームモデルハウスの特徴]
画期的!リフォームで「全館空調システム」を実現!
リフォーム業界では、新築では当然のように導入している全館空調システムを既存の住宅に導入することは長年難しいとされてきました。なぜリフォームでは難しいのか?それは、経年劣化で起こる家中の隙間から生じる空気の漏れによって「気密」を管理することが難しいから。導入には、古い住宅を新築に近い住宅性能へ改修する技術と実績が必要です。
今回、私たちは敢えてその難題に挑戦!長野県の地元で技術力と施工力に定評のある株式会社サンプロ様の御協力を得て、徹底的に気密の管理、断熱の施工を行いました。
↑エアコン1台で温熱管理できるから省エネ対策に!
↑縁側と渡り廊下をなくし、広いリビングスペースを確保。
エビデンスに基づいた適正・適切な「断熱リフォーム」を目指して
この実験的モデルハウスでは様々なデータを取得することが可能です。断熱の施工の有無はもちろん、家の方角、間取り、断熱素材の違いや気密シート、床材の違い等でも室内の温度や湿度に影響があることがわかります。
リフォーム事業には新築よりもそこでの人々の暮らしに寄り添うことが求められます。リフォームを検討する人の年代や家族構成によってかけられる資金も違ってきます。これからのリフォームは、そこで暮らす人々が「健康で幸せに暮らすこと」を第一に、エビデンスに基づいた最適かつ適正価格のリフォームやリノベーションを提供していくことが重要です。そのための研究活動を行い社会へ提供していくことを責務とし、これからも啓発活動を推進してまいります。
媒体各社様に於かれましては、ご多用の折と存じますが、今後とも私たちの活動に注目いただき、是非この断熱リフォームモデルハウスに取材にお越し頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■参考資料 断熱リフォームモデルハウスの特徴
■資料01
わずか16mmの薄さの真空断熱材!まるで「魔法瓶」のような高断熱空間!
↑真空断熱材を敷き詰めた施工中の様子
↑熱抵抗(R値)が4.0となる各種断熱材の厚さ比較
モデルハウスの一部屋には、JIS認証を得た建築用真空断熱材「VIP-Build(ピップビルド)」を使用しています。このわずか16mmの薄さで熱抵抗値4.0㎡k/Wを実現する最先端の断熱材によって、従来であれば諦めていた壁をこわすことができない場所にも、断熱を施すことを可能にしました。
(提供:旭ファイバーグラス株式会社様)
■資料02
断熱性能を体感できる「未断熱実験室」!
モデルハウスの一室には、「未断熱実験室」を設置しています。同じ住宅の中に、あえて断熱リフォームしない部屋を設けることで、断熱の有無によってどのくらい室温や湿度が変わるのかを、実際に比較・体感していただけます。
↑比較・体感できる未断熱実験室
■資料03
近畿大学提供ドイツ製エアロゲル!未来の断熱方法である「土間断熱」!
モデルハウスの玄関には、近畿大学に提供いただいたドイツ製エアロゲルを「土間断熱」として設置しています。この断熱材は実験段階にあり、このモデルハウスにてデータの収集を行ってまいります。冷気を伝えやすい土間に断熱材を使用することで得られる効果を観察してまいります。
↑玄関床下に敷き詰められているエアロゲルを観察できる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[(一社)日本人の健康をつくる断熱リフォーム推進協議会とは]
私たち、日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会(以下健断リフォーム推進協議会)は、適切な断熱リフォームを住宅に施すことが人の健康につながることを啓発し、常により良い住環境を求めて調査研究を進めるとともに、正しい知識や施工技術を建築業界に浸透させ、高度な断熱性能を有する住宅を日本国内に広く普及させることで、日本人の健康増進に寄与することを目的として設立された組織です。業界の垣根を超えてつながり合い、最新の情報と最先端の技術を目指して活動してまいります。
(健断リフォーム推進協議会HP: https://kendan-reform.or.jp/)
■主な事業
・住宅の適切な断熱リフォームが健康増進に寄与することの啓発活動
・断熱リフォームに関する調査、研究、技術開発
・断熱リフォームに関する知識や情報、施工技術の提供
・断熱素材等の質の向上、開発
・断熱リフォームに関する資格制度の運営等 他
■役員紹介
代表理事 岩前 篤
(近畿大学副学長 建築学部教授)
副理事 坂本 雄三
(東京大学名誉教授)
ーーーーーーーーーーーーーーー
[協議会概要]
(一社)日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会
代表理事:岩前 篤
〒380-0823 長野県長野市南千歳1丁目3番地7 守谷第一ビルディング2階
WEB: https://kendan-reform.or.jp
ーーーーーーーーーーーーーーー
日本初!全館空調を施した「断熱リフォームリフォームモデルハウス」オープン!
■場所 :〒386-0151 長野県上田市芳田1313-2
敷地面積約150坪 1階床面積 37.5坪、2階床面積 12坪 施工面積49.6坪
■営業時間 :10:00 – 17:00(火・水曜日定休)
■詳細HP :https://www.sunpro-reform.jp/modelhouse/ueda-renovation
[施工・設計協力会社]株式会社サンプロ 様
ーーーーーーーーーーーーー