株式会社いえらぶGROUP(本社:東京都新宿区、代表:岩名泰介、以下「いえらぶGROUP」)は、株式会社日本財託管理サービス(本社:東京都新宿区、代表:重吉勉、以下「日本財託管理サービス」)で、不動産業務に特化した電子契約システム「いえらぶサイン」の本格運用が開始されたことをお知らせします。
■背景・概要
2023年5月に実施した「不動産の電子契約に関する調査」レポート(※)では、エンドユーザーの76.3%が電子契約を希望すると回答しており、電子契約のニーズが高まっていることが伺えます。一方で、電子契約を導入している不動産会社は13.7%に留まっていることから、エンドユーザーのニーズに応えられていないという課題がありました。
日本財託管理サービスではこのたび、更新契約業務において電子契約サービス「いえらぶサイン」を導入し、本格運用を開始しました。これにより、日本財託管理サービスが管理する約27,000戸で、更新・解約対応の手続きをオンラインで行えるようになります。
また、かねてより日本財託管理サービスは、いえらぶGROUPが提供する「業者間サイト」を利用して内見予約・申込みをオンライン化していました。今後は入居時の賃貸借契約においても電子契約を導入し、入居手続きの完全オンライン化を目指します。
■日本財託管理サービス 賃貸事業本部 課長 菅原一輝 様コメント
5年ほど前から更新契約業務において、別会社の電子契約サービスを利用していました。
2022年1月の電子帳簿保存法の改正をきっかけに、入居時の賃貸借契約についても電子化の検討を開始しました。もともと、申込み手続きはいえらぶの「業者間サイト」を利用してオンライン化しています。加えて「いえらぶサイン」は自社の基幹システムと連携しやすいことが決め手になり、入居・更新ともに「いえらぶサイン」の導入に至りました。
更新契約においては、弊社の基幹システムと「いえらぶサイン」をRPAで連携させ、発送業務の手間を減らしています。また、契約者の署名・押印の負担を軽減でき、返送率が改善されました。試験運用を開始した入居時の契約においても、印刷する書類が20分の1になっています。
電子契約は不動産会社の業務を効率化するだけでなく、契約者の負担を減らすサービスだと感じています。今後は、入居時の契約の運用も軌道に乗せていきたいです。
▽インタビューの詳細はこちら
https://ielove-cloud.jp/case/detail108/
■「いえらぶサイン」とは
「いえらぶサイン」は不動産の賃貸契約・更新契約・解約対応や、契約書の保管をオンラインで完結できるシステムです。不動産基幹システムを問わず連携でき、既存の書類をひな型として利用することも可能です。総務省、経済産業省認可の電子署名、タイムスタンプも付与でき、契約書の偽造、改ざん、不正アクセス、データ障害等や入力不備も防止します。
サービスサイト:https://ielove-cloud.jp/lp/sign/
▽本リリースに関する問い合わせ
https://ielove-cloud.jp/news/entry-642#mail
■日本財託管理サービスについて
会社名:株式会社日本財託管理サービス
代表者:重吉勉
設立 :2000年7月
資本金:8,000万円
所在地:東京都新宿区西新宿 1-22-2 新宿サンエービル5F・10F
コーポレートサイト:https://www.nihonzaitaku.co.jp/kanri/
■いえらぶGROUPについて
いえらぶGROUPは「ITの力を使って不動産会社の業務を効率化する」「誰もが快適に住まいを探せる環境をつくる」を使命に、2008年に誕生した不動産テック企業です。不動産業界向けバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は全国25,000社以上で利用されています。
SaaSの提供だけでなく、グループ各社を通じてSNSマーケティングや賃貸管理業務・駐車場運営管理の代行など、幅広く不動産業界を支援しています。また、利益相反の観点からも、宅地建物取引業者の登録・不動産取引業に参入する予定はございません。
会社名:株式会社いえらぶGROUP
代表者:岩名泰介
設立 :2008年1月
資本金:3,825万円
所在地:東京都新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル24F
コーポレートサイト:https://ielove-group.jp/
不動産事業者向けサービス紹介サイト:https://ielove-cloud.jp/
※「Z世代の8割以上が部屋を借りる際、電子契約を希望!不動産会社の導入状況とのギャップも(いえらぶ調べ)」https://ielove-cloud.jp/news/entry-552/