〜累計調達額は20億円超に〜
不動産仲介関連サービスを提供する株式会社TERASS(東京都港区、代表取締役:江⼝亮介、以下TERASS)は、長期的な成長を目的とした経営体制およびガバナンス強化を図るため、森尾健一郎が取締役CFOに就任致しました。同時に、静岡銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行など複数の金融機関からの借入(融資枠を含む)による総額7.3億円の資金調達を実施したことをお知らせ致します。
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調達の背景
TERASSはDXで不動産売買体験を進化させ、家を買う⼈、売る⼈、働く⼈すべての個⼈をエンパワーメントするテクノロジー企業です。 徹底的な仲介業務のDXにより優秀な不動産エージェントを支援することで不動産売買体験を“働き方”から変え、顧客のよりよい不動産取引体験を増やしてまいりました。
TERASSはこの度、金融機関各社より長期借入を主として総額7.3億円の資金調達を実施いたしました。
当社は2021年にシリーズAラウンドで2.2億円、2022年にシリーズBラウンドで10億円のエクイティ調達を実施しおり、今回のデット調達により借入を含むこれまでの累計調達額は20億円を突破しました。
本資金調達により、規模拡大、不動産エージェントのさらなる業務効率化に加え、住宅売買検討者により高い付加価値を提供することを目指してまいります。
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借入先金融機関
静岡銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫 など
総額:7.3億円(融資枠を含む)
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金融機関からのコメント
静岡銀行東京営業部 常務執行役員営業部長 滝 和彦氏
グローバル化や少子高齢化はもとより、デジタル化の加速など時代とともに社会は変化し、お客さまの価値観やニーズも高度化、複雑化するなか、不動産業界も、中古住宅の増加、働き方の多様化や宅建業法の改正などにより、大きな変革期を迎えています。こうしたなか、TERASS社は、「不動産取引に関わる人をもっと自由に」をミッションに掲げ、テクノロジーを活用した新たな発想のもと、次世代型不動産エージェントファーム「TERASS」、不動産エージェントとつながる家探しサイト「Terass Offer」を展開されています。
静岡銀行では、業界の事業環境の変化、同社の強いトラクション、そして、すばらしい経営陣にふれることで、さらなる成長と業界の課題解決に寄与するものと確信し、ベンチャーデットを実行しました。同社が日本を代表する不動産テック企業に成長されることを期待し、私どもも微力ながら支援させていただきます。
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取締役CFO就任 森尾 健一郎コメント
不動産業界に変化が訪れている昨今、TERASSが提供する不動産エージェントプラットフォームは、リアルとテクノロジーの融合によって仲介業に関わるすべての人々に新しい選択肢を与え、不動産売買体験そのものを改善できるビジネスモデルであると信じております。
当社の大きな成長可能性を感じると同時に、仲間たちの熱い想いに共感し入社して以来、新たな価値を共に創っていく楽しさを日々感じておりますが、この度のCFO拝命にあたり、身の引き締まる思いでおります。また、今回の資金調達におきましては、静岡銀行様をはじめとした各金融機関様に当社の事業を高くご評価頂きました。志を共にするステークホルダーのみなさまの期待に応えるべく、圧倒的な成長スピードで企業価値を最大化できるよう、全力を尽くして参ります。
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取締役CFO 森尾 健一郎プロフィール
慶應義塾大学経済学部を卒業後、2008年より三菱UFJモルガン・スタンレー証券にて、M&A、資金調達等のアドバイザリー業務に従事。2016年よりFringe81(現Unipos)にて、上場準備を含むコーポレート業務や新規事業の立ち上げに従事後、2020年よりミナカラにて取締役としてコーポレート部門を管掌。2022年にTERASS入社、2023年取締役CFOに就任。
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株式会社TERASSについて
TERASSはDXで不動産売買体験を進化させ、家を買う⼈、売る⼈、働く⼈すべての個⼈をエンパワーメントするテクノロジー企業です。2019年4⽉に代表江⼝亮介により設⽴、優秀な不動産エージェントを仲介業務のDXで⽀援する「Terass Agent」事業を立ち上げ、2020年6⽉には優秀な不動産エージェントから提案が受けられる不動産サイト「Terass Offer(旧Agently)」をリリース。
いいエージェントといい不動産取引ができる人を増やすことを⽬指しています。