KEIAIプラットフォームを拡充、より精度の高い用地仕入を可能に
ケイアイスター不動産株式会社は、仕入から販売までを一気通貫で行うリアル×テクノロジーの基盤である「KEIAIプラットフォーム」の用地仕入システム「ミツカルPro」の機能を追加し、最新の取引実績データの分析結果を地図上で一覧できるシステムを開発いたしました。
ケイアイスター不動産株式会社(本社/埼玉県本庄市、代表取締役/塙 圭二、以下「当社」と言う。)は、仕入から販売までを一気通貫で行うリアル×テクノロジーの基盤である「KEIAIプラットフォーム」の用地仕入システム「ミツカルPro」の機能を追加し、最新の取引実績データの分析結果を地図上で一覧できるシステムを開発いたしました。
- より精度の高い用地仕入を可能にした新機能
当社は、戸建住宅のサプライチェーンを革新する「リアル×テクノロジー」の供給モデルによって用地の仕入から販売、暮らしのサポートまで一気通貫のテクノロジープラットフォーム「KEIAIプラットフォーム」を2021年2月に構築しました。過去3万件を超える用地仕入候補案件データと1万件超の取引実績データの分析を基にAI(人工知能)を活用した用地仕入「ミツカルPro」の新たな機能として、用地仕入判断を高速化させる「用地仕入AIアシスト機能」の開発に着手するなど、独自のプラットフォームを拡充してまいりました。これにより、仕入エリアの戸建分譲住宅のニーズに合った精度の高い用地仕入を可能とし、これらの実績が評価され2021年10月に経済産業省が定める「DX認定業者」に認定されました。今後もさらなるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を図り、2022年8月に、データ分析の専門チーム「デジタルセンター・オブ・エクセレンス」を筆頭に事業部を巻き込んだDX推進チームを立ち上げ、社内DXに向けた本格的な活動を開始しました。
そしてこの度「KEIAIプラットフォーム」の構築から3年目を迎え、当プラットフォームを活用して仕入した物件の取引実績データが蓄積されたことを受け、より精度の高い用地仕入を実現すべく「ミツカルpro」の新しい機能の開発に至りました。
- 「ミツカルPro」新機能の特徴
この度開発した新機能は、当社の取引実績データを活用し、過去の用地仕入精度を地図上で可視化できます。ピンを選択すると発売日から成約日までの日数、契約金額、利益率などの詳細データを確認することができます。用地仕入の可否判断をする既存のスコアリング機能と併用することで、用地仕入のプロセスの精度を上げることが可能となり、エリアごとにお客様のニーズに合った販売価格とデザインの物件を展開することができます。
※「ミツカルPro」新機能のイメージです。
「ミツカルPro」の機能追加により、当社独自のコンパクト分譲開発において、より実需に沿ったデータを蓄積でき、用地仕入のリスク低減に加え、仕入によるプライシングを最適化することができます。
- 今後について
当社では、取引実績データを蓄積し精度の高い分譲事業用地仕入を行い、住宅購入意向者のニーズに対応してまいります。さらに、今回の新機能による用地仕入のプロセスの精度を上げることで、仕入営業担当者の早期育成を図り、積極的な全国展開を目指してまいります。
■ デジタルセンター・オブ・エクセレンス(DCE)とは
当社のDXの更なる促進のためIT/デジタルを担当している当社従業員を集約し、2022年4月に新設した専門チームです。拡大・深化する当社のDXニーズに迅速かつ効率的に対応することで、ビジネスモデルを加速させ、当社の価値創造基盤である「KEIAIプラットフォーム」を強化していきます。DCEでは社内各部署に配置されていたDX対応人員を集約、そして、さらに新しく採用した専門職を迎え、総勢27名で構成されています。新部署を設立することで、従来、部門ごとに個別に収集・利活用していたデータの集約が加速し、より精度が高く、規模が大きいデータ(ビッグデータ)を統一的に取り扱うことを狙いとし、また、DCEや事業部門、企画部門は、当社の戸建分譲事業に関する取引実績データと市場データを突き合わせて分析することで、顧客満足向上や新しいサービス創出につなげています。
■ ケイアイスター不動産株式会社とは
「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に、「すべての人に持ち家を」をミッションとし、『高品質だけど低価格なデザイン住宅』を提供しています。仕入れから販売までを一気通貫で行うリアル×テクノロジーの基盤である「KEIAIプラットフォーム」を構築。テクノロジーの積極的な導入とコンパクト戸建住宅による独自のビジネスモデルによって、国内分譲住宅市場シェアの拡大を図ります。今後も不動産業界のDXを牽引するリーディングカンパニーとして、価値ある分譲住宅を提供していきます。
戸建分譲事業を中心に、1都2府18県(宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、福岡、佐賀、熊本、大分、鹿児島)で展開。年間5,400棟(土地含む)以上を販売(※)しています。2022年3月期の売上高は1,843億円(※)。一般社団法人日本木造分譲住宅協会の立上げに参加し、国産木材の利用を促進するなどESGにも力を入れています。
2021年、経済産業省「新・ダイバーシティ経営企業100選」「DX認定事業者」認定、「2021年度グッドデザイン賞」受賞。(※グループ連結数値)
【会社概要】
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証プライム市場)
代 表 代表取締役 塙 圭二
所在地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田762-1
資本金 4,815百万円(2023.2.28現在)
設 立 1990年11月
従業員数 2,078名(連結 / 2022.4.1現在)
URL https://ki-group.co.jp/
事業内容 戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業 ほか
【リリースPDF】
https://ki-group.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/2023.03.27_mitukaruProkinoutuika.pdf
【報道関係者からのお問合せ先】
ケイアイスター不動産株式会社 戦略開発本部 PR課
TEL:03-6259-1750 FAX:03-6551-2567 E-mail:press@ki-group.co.jp