住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発
野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松尾 大作)、株式会社ケン・コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役会長:佐藤 繁 代表取締役社長:中川 堅悟)の2社は、東京都港区にて権利者の皆様と推進しております「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業(以下、本事業)」(施行者:西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合)が、2023年2月15日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けましたことをお知らせいたします。
本事業の施行地区は、東京メトロ日比谷線および都営大江戸線「六本木」駅から西へ約300m、「六本木ヒルズ」に隣接する約1.6haの区域です。現状の区域内は、緊急輸送道路に指定されている補助10号線(テレビ朝日通り)の未整備、沿道の耐震性が不足する建物の存在、緑や公園等のオープンスペースの不足などの課題を抱えています。
本事業では、周辺市街地と調和した緑豊かで魅力ある複合市街地の形成を目指し、地上54階地下4階建、制震構造の超高層棟に住宅・事務所・商業機能を導入し、便利で快適な都心生活の舞台を提供してまいります。また、国際色豊かな西麻布、六本木エリアに相応しい国際水準の宿泊機能を備えるべく、外資系ラグジュアリーホテルブランドを誘致します。併せて、都市計画道路であるテレビ朝日通りの拡幅や、「六本木ヒルズ」を含む周辺地区との回遊性を高める歩行者デッキの整備、地域の拠点となるオープンスペース(広場)の整備により、まちの安全性・防災性を高めるとともに地域の賑わいを創出します。また、地区内の3つの寺社を再配備し、まちの歴史を継承してまいります。
- 本事業の特長
・東京メトロ日比谷線および都営大江戸線「六本木」駅から西へ約300m、「六本木ヒルズ」に隣接する約1.6haの第一種市街地再開発事業
・地上54階地下4階建、制震構造の超高層棟に「住宅」・「事務所」・「商業」・「ホテル」の導入および地区内の3つの寺社を再整備し、まちの歴史を継承しながら周辺と調和した魅力ある複合市街地の形成
・都市計画道路である補助10号線(テレビ朝日通り)の拡幅、周辺地区との回遊性を高める歩行者デッキとオープンスペース(広場)の整備による、まちの安全性・防災性の向上
- 計画概要
- ■これまでの経過と今後のスケジュール
2004年5月 | まちづくり協議会が発足 |
2013年3月 | 市街地再開発準備組合を設立 |
2019年4月 | 都市計画決定 |
2020年9月 | 再開発組合設立認可 |
2023年2月 | 権利変換計画認可 |
2023年度 | 工事着工(解体工事含む)(予定) |
2028年度 | 工事竣工(予定) |
2029年度 | 組合解散(予定) |
- 位置図
- 配置図