金曜日, 11月 22, 2024
ホーム調査レポート恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%

恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%

~人とのつながりを重視する人が3年前と比べ増加~

 「ミドル・シニア世代のライフスタイル」に関するアンケート調査

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証グロース6181、以下「タメニー」)が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」(https://www.p-a.jp/)は、50~79歳の未婚男女2,100人に対して、「ミドル・シニア世代のライフスタイル」に関するアンケート調査を実施いたしました。

恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%のサブ画像1

<調査背景>
新型コロナ感染症が流行し始めてから3度目の夏、「第7波」の感染急拡大により医療機関のひっ迫が問題となりました。今年の夏も引き続き、多くの人がレジャーや会食など外出を避けて自宅で過ごしたようです。長引くコロナ禍で、友人や知人との交流を断たれ、特に引きこもり生活が苦手な単身者にとっては厳しい状況が続いています。コロナ以前は1人暮らしの気楽さを適度に味わいつつも、外に出掛ければ気軽に友人と交流することができました。直接会えなくてもSNSやビデオ通話で他人とコミュニケーションをとることはできますが、デジタルが苦手な場合にはそれもまた難しく、中には孤独を深めてしまう人もいるでしょう。
そんなとき、誰かにそばにいてほしい、誰かと寄り添って生きていきたい、そう思えるパートナーがいたなら。恋人や結婚相手に限らず、友人や仲間と、一つ屋根の下で暮らすことに限らず、コレクティブハウスや同じコミュニティの中で生活するとしたら。
パートナーエージェントでは毎年この時期、ミドル・シニア世代を対象にライフスタイルに関する調査を行っています。今回は、生き方、暮らし方が多様化していくコロナ禍を乗り越えた先の新しいライフスタイルについて、ミドル・シニア層の希望を調査しました。

<調査結果サマリ>

  • 「恋愛に興味がない」ミドル・シニア世代の4人に1人、コロナ禍以前と比べて7.5ポイント増
  • 恋愛や結婚を望むミドル・シニア世代、コロナ禍によって減少。今年は微増も回復には届かず
  • 人とのつながりよりも1人の気楽さを重視する傾向にあるミドル・シニア世代
  • 恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%
  • 老後に寄り添って生きていきたいのは「信頼できる友人」ミドル・シニア女性の35.8%、男性は「恋人や結婚相手」(29.6%)または「1人がいい」(31.2%)
  • 誰かと一緒に生活するなら同じマンションの別の部屋か、同じ町内、または近所。適度な距離感、付かず離れずを求める独身ミドル・シニア世代

■ 「恋愛に興味がない」ミドル・シニア世代の4に1人、コロナ禍以前と比べて7.5ポイント増

  • Q. あなたは現在、恋愛をしていますか?(n=2,100)※必須回答

ミドル・シニア層である50~79歳の未婚男女2,100人を対象に、まずは現在恋愛をしているかどうか調査しました。コロナ禍を経てミドル・シニア層の恋愛・結婚感はどのように変化しているのでしょうか。

2022年の調査では「交際している相手がいる」(10.2%)、「好意を寄せている相手がいる」(3.7%)、「なんとなく気になっている相手がいる」(5.1%)と答えた19.1%が現在恋愛をしていることが分かりました。
昨年の2021年調査では恋愛をしていると回答したミドル・シニア世代は20.1%、コロナ禍以前の2018年では24.1%でした。コロナ禍以前と比べて昨年は4.0ポイント減少、また今年は1.0ポイント微減しています。
一方で「恋愛に興味がない」と回答した人は2018年が17.5%だったのに対し、2021年に23.9%、2022年には25.0%と年々上昇しています。コロナ禍以前と比べると今年では7.5ポイントも増えた結果となりました。外出や他者との交流が以前に比べて気軽にできなくなってしまったことが原因の一つとして考えられるのかもしれません。
 

恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%のサブ画像2

 

 

■ 恋愛や結婚を望むミドル・シニア世代、コロナ禍によって減少。今年は微増も回復には届かず

  • Q. 恋愛・結婚について、あなたはどのような願望を持っていますか?(n=2,100)※必須回答

現在恋愛をしている人はおよそ5人に1人いう結果でしたが、さらに今後の恋愛や結婚についてミドル・シニア層はどのような願望を持っているのでしょうか。

「結婚(入籍)相手がほしい」人は8.4%、「事実婚・同棲相手がほしい」人は3.4%、「恋人がほしい」人は10.6%で、ゆくゆくは結婚したい、恋人がほしいと考えている人は全体の22.4%でした。
2018年の調査では結婚相手や恋人がほしい人は30.9%でしたが、2022年では8.5ポイント減の22.4%でした。今現在実際に恋愛をしている人だけでなく、今後の希望についてもコロナ禍以前と比べると望んでいる人は減少しています。
しかしながら、昨年2021年の調査の20.3%と比べると今年は2.1ポイント微増していました。
 

恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%のサブ画像3

 

 

■ 人とのつながりよりも1人の気楽さを重視する傾向にあるミドル・シニア世代

  • Q. 「1人の気楽さ」と「人とのつながり」どちらを重視しますか?(n=2,100)※必須回答

ミドル・シニア層が未婚でいる理由の一つに、1人でいることの気楽さがあります。家族を持って賑やかに暮らすよりも、1人で静かに生活したいという人たちです。「1人の気楽さ」と「人とのつながり」のどちらを重視するかについて聞いてみました。

「どちらかと言えば人とのつながり」と答えた7.9%と、「人とのつながり」と答えた5.8%をあわせた13.7%が1人の気楽さよりも人とのつながりを重視していると回答しました。コロナ禍以前の2019年の調査結果である11.7%と比べて2.0ポイント上昇しています。
また「1人の気楽さ」(31.9%)、「どちらかと言えば1人の気楽さ」(28.2%)と答えた1人の気楽さを重視する人は60.1%でした。こちらは2019年の65.6%と比べて5.5ポイント減少しています。
コロナ禍で人とのつながりが減り、1人の時間が増えたことで、人とのつながりについて考え、大切に思う人が増えたのではないでしょうか。
 

恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%のサブ画像4

■ 恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%

  • Q. 恋人や結婚相手ではないパートナーや友人、仲間はあなたにとって必要ですか?(n=2,100)※必須回答

つながりを持てる相手というのは恋人や結婚相手だけではありません。信頼できる友人や、趣味の合う仲間、兄弟姉妹などの家族、同じコミュニティに暮らす他人だっています。恋人や結婚相手ではない、パートナーや友人、仲間は必要かどうかについて聞いてみました。

「必要」(21.3%)と「やや必要」(19.8%)と回答した41.1%が恋人や結婚相手ではないパートナーや友人、仲間は必要であると回答しました。
一方で、「あまり必要ない」(10.8%)、「必要ない」(21.0%)と回答した31.7%が友人や仲間は特に必要ないと考えているようです。
 

恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%のサブ画像5

■ 老後に寄り添って生きていきたいのは「信頼できる友人」ミドル・シニア女性の35.8%、男性は「恋人や結婚相手」(29.6%)または「1人がいい」(31.2%)

  • Q. 老後、一緒に生活したり、寄り添って生きていきたいと思えるのはどんな相手ですか?(n=2,100)※必須回答

恋人や夫婦でなくとも、友人や兄弟姉妹など誰かと一緒に暮らしている人は多くいます。先々老後も見据えた場合に一緒に生活をし、寄り添って生きていきたいと思える相手はいるかどうか聞きました。

女性の回答で最も多かったのは「信頼できる友人」で35.8%、続いて「兄弟姉妹など家族」が24.5%でした。一方男性では「1人がいい」という回答が31.2%で最も多く、次点が「恋人や結婚相手」で29.6%でした。
女性は友人や兄弟姉妹、男性は1人暮らし、または恋人や結婚相手と、男女の回答に違いがはっきりと出ています。
特に男性では2番目に多かった「恋人や結婚相手」について、女性では20.3%と最も少ない回答となりました。ミドル・シニアの独身女性は恋人や結婚相手よりも、友人や兄弟姉妹といった家族と一緒に暮らすことを望む人が多いようです。
 

恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%のサブ画像6

■ 誰かと一緒に生活するなら同じマンションの別の部屋か、同じ町内、または近所。適度な距離感、付かず離れずを求める独身ミドル・シニア世代

  • Q. 恋人や結婚相手以外と一緒に生活することについてどう思いますか?(n=600)※必須回答

近ごろではライフスタイルも多様化しています。同じ屋根の下に集まった他人同士が一緒に生活するシェアハウスや、食堂や庭などの一部スペースを共用しながらもそれぞれが自分の住居を持つコレクティブハウスといった新しい住居のスタイルが登場しています。夫婦や恋人、家族だけでない、友人や他人ともほどよい距離感でライフスタイルに合わせた共同生活を送れる物件が、これからも増えていくことが予想されます。
先ほどの設問にて老後は1人で生きていきたいと回答した人を除く未婚のミドル・シニア男女600人を対象に、今後、もし誰かと一緒に生活するならどんな生活スタイルがいいかについて聞きました。

女性の回答で最も多かったのは「同じ集合住宅の別の部屋」(31.0%)、続いて「同じ町内・または近所」(27.7%)でした。男性では「同じ町内・または近所」(20.0%)が最も多く、「同じ集合住宅の別の部屋」(19.7%)がそれに続きました。
同じマンションの別の部屋や、気軽に歩いて訪ねられるような、まさに「スープの冷めない」距離でご近所さん付き合いといったスタイルが、男女共に好まれるようです。1人暮らしの快適さと、いつでも誰かとつながれるほどよい距離感がちょうどよいのかもしれません。コロナ禍でオンライン化が進みましたが、物理的な距離の近さはまだ求められているのではないでしょうか。
 

恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%のサブ画像7

50歳になった時点で一度も結婚していない人の割合を表す生涯未婚率が年々上昇しています。また、未婚に限らず離婚や死別など、結婚を経験した後に1人暮らしとなる人も多くいます。多くのミドル・シニア層が1人の気楽さを求める傾向にあることから、高齢の単身者世帯は増えていくことが予測されます。しかしながら、孤独死というワードがメディアでも頻繁に取り上げられるなど、シニアの生活環境については社会問題としても認知されています。
1人で気楽に生活したい、けれど誰かとつながっていたい。恋愛や結婚によらない多様な関係性、同居に限らない多様な生活スタイルへのシニアの要望は確実に存在していることが今回の調査で分かりました。
生活スタイルの多様化が進む中で、それに応じた出会いも求められているのかもしれません。

調査方法: インターネット調査
調査対象: 50~79歳未婚男女2,100名
調査機関: 自社調査
<調査1>
集計期間: 2022年9月2日~7日
有効回答数(サンプル数): 2,100名
<調査2>
集計期間: 2022年9月2日~6日
有効回答数(サンプル数): 600名
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます

<タメニー株式会社 会社概要>


商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/

 <婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「パートナーエージェントパーティー」
・婚活パーティー「OTOCON」

<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・少人数結婚式プロデュース「エモパ!」
・フォトウェディング「studio LUMINOUS」
・ウェディングドレス「LUMINOUS Dressing」
・ブライダルジュエリー「LUMINOUS Les Bijoux」

<テック領域>
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
・企業向け婚活支援システム

<ライフスタイル領域>
・保険代理店「パートナーエージェント×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」

 <法人領域>
・地方自治体向け婚活支援
・企業イベントプロデュース「イベモン」
・映像制作

【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田
TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701
Mail:public@tameny.jp

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments