株式会社NEXER・解体工事と近隣トラブルに関する調査

■解体工事は、ある日突然「自分ごと」になる
隣の家や向かいの建物で突然解体工事が始まった場合、私たちの生活にはどのような影響があるのでしょうか。
解体工事では、騒音や粉塵、振動などが発生することがあります。
また、事前の説明が十分でない場合、近隣住民との間でトラブルに発展するケースも少なくありません。
ということで今回は鈴恵寺株式会社と共同で、全国の男女500名を対象に「解体工事と近隣トラブル」に関するアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと鈴恵寺株式会社による調査」である旨の記載
・鈴恵寺株式会社(https://www.rinkeiji.co.jp/lp)へのリンク設置
「解体工事と近隣トラブルに関する経験・意識調査」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年5月7日 ~ 5月14日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:あなたの自宅近隣で解体工事が行われた経験はありますか?
質問2:近隣で解体工事が行われた際、困ったことや不快に感じたことは何ですか?(複数選択可)
質問3:解体工事の前に、業者から近隣住民への挨拶・説明はありましたか?
質問4:業者からの事前挨拶・説明について、どのように感じましたか?
質問5:あなた自身が解体工事を依頼する立場だとしたら、近隣への配慮として最も重要だと思うことは何ですか?
質問6:解体工事に関する近隣トラブルが原因で、その後の近所付き合いに影響が出た経験や事例を見聞きしたことはありますか?(複数選択可)
質問7:解体工事に関する近隣トラブルが原因で、その後の近所付き合いに影響が出た経験や事例を具体的に教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■16.4%が、自宅近隣で解体工事が行われた経験が「ある」と回答
まずは、自宅近隣で解体工事が行われた経験があるかどうかを聞いてみました。

その結果、「ある」と回答した人は16.4%、「ない」と回答した人は83.6%でした。
割合としては少なく見えるかもしれませんが、およそ6人に1人が「自宅の近くで解体工事を経験したことがある」と回答しています。解体工事は一部の人だけに関係するものではなく、誰にとっても身近に起こり得る出来事だといえるでしょう。
■69.5%が、近隣の解体工事で困ったこととして「騒音がひどかった」と回答
続いて、近隣で解体工事が行われた経験がある方に、工事中に困ったことや不快に感じたことを聞いてみました。

最も多かったのは「騒音がひどかった」で69.5%でした。
次いで「振動が気になった」が47.6%、「道路の通行止め・通行制限があった」が20.7%、「工事車両の路上駐車が迷惑だった」が17.1%と続いています。
上位には、騒音や振動、通行への影響など、日常生活に直接関わる不満が並びました。特に、在宅勤務中の作業や乳幼児の昼寝、夜勤明けの睡眠など、自宅で静かに過ごしたい時間帯に工事の影響を受けると、強いストレスにつながりやすいと考えられます。
■28.0%が、解体工事前に「丁寧な挨拶と工事内容の説明があった」と回答
続いて、近隣で解体工事が行われた経験がある方に、解体工事の前に業者から近隣住民への挨拶・説明はあったかについて聞いてみました。

その結果、「丁寧な挨拶と工事内容の説明があった」は28.0%でした。
一方で、「まったく挨拶も説明もなかった」も同じく28.0%となっています。
また、「書面(チラシ・案内文)の投函のみだった」は23.2%、「簡単な挨拶のみで、説明は不十分だった」は17.1%、「工事直前または工事中に挨拶があった」は3.7%でした。
丁寧な説明を受けた人と、まったく説明を受けていない人が同じ割合だったことから、解体工事における近隣対応には業者によって大きな差があることがうかがえます。
さらに、業者からの事前挨拶・説明について、どのように感じたか聞いてみたので、一部を紹介します。
業者からの事前挨拶・説明について、どのように感じましたか?
・急に来られてサッと説明されただけだったので電話や書面で何をするか丁寧に教えてもらった。(20代・男性)
・予想外で非常にびっくりした。(30代・女性)
・あ、そうなんだ..としか思いませんでした。24時間自宅にいるわけではないし、夜は工事が無いので気にしていませんでした。(30代・男性)
・不快 何で勝手にやってこっちが通行妨げられたりするか意味わからなかった 10日もずっと。(40代・女性)
・とりあえず大きな影響が出ない範囲であれば最低限文書での通知のみでいいし、影響がありそうな範囲であれば直接訪問するべきだと感じた。(40代・男性)
・挨拶に来たのはハウスメーカーの担当者で、実際の解体業者の作業についてはあまり詳細を把握できていなかった。(50代・男性)
・家の建て替えはお互い様なので、事前に挨拶や説明があれば振動・騒音も仕方ないと思える。(60代・男性)
・常識的な挨拶と説明があり不愉快になることはなかった。(60代・男性)
「事前に挨拶や説明があれば騒音や振動も仕方ないと思える」という声がある一方で、「説明が不十分だった」「突然知らされて驚いた」「通行への影響に不満を感じた」といった声も見られました。
解体工事は騒音や振動を完全になくすことが難しい工事だからこそ、近隣住民に対して事前にどのような工事を行うのか、期間はどのくらいか、生活にどのような影響が出る可能性があるのかを丁寧に伝えることが重要です。
■36.4%が、依頼する立場で最も重要な近隣配慮として「工事前の丁寧な挨拶・説明訪問」と回答
続いて、全回答者に、自分自身が解体工事を依頼する立場だとしたら、近隣への配慮として最も重要だと思うことは何かについて聞いてみました。

最も多かったのは「工事前の丁寧な挨拶・説明訪問」で36.4%でした。
次いで「工事後の清掃・原状回復」が18.4%、「騒音・振動を抑える工法や機材の使用」が12.2%、「粉塵・ほこりを抑える養生・散水対策」が10.6%と続いています。
解体工事では、騒音や振動、粉塵などを完全に避けることは難しいため、近隣住民に対して事前に工事内容や期間、想定される影響を伝えておくことが大切です。あらかじめ説明があるだけでも、近隣住民の不安や不満は軽減されやすくなります。
また、「工事後の清掃・原状回復」や「騒音・振動対策」「粉塵対策」も上位に挙がっていることから、事前説明だけでなく、工事中・工事後まで含めた配慮が求められているといえるでしょう。
■82.0%が、解体工事のトラブルによる近所付き合いへの影響について「特に影響が出た事例は知らない」と回答
続いて、解体工事に関する近隣トラブルが原因で、その後の近所付き合いに影響が出た経験や事例を見聞きしたことはあるかについて聞いてみました。

その結果「特に影響が出た事例は知らない」が82.0%と、大多数を占めました。
一方で「自分自身が近隣住民として施主との関係が悪化した」が3.8%、「近所で実際にトラブルが起きたのを見聞きした」も同じく3.8%、「裁判・苦情申し立てなど深刻な事例を見聞きした」が2.8%、「自分自身が施主側として近隣関係が悪化した」が2.2%と、一定数の方が、なんらかのトラブル事例を見聞きしたと回答しています。
割合としては少数でも、一度トラブルに発展すると、その後の近所付き合いに長く影響が残る可能性があります。
さらに、具体的にどのようなトラブル事例があったのかを聞いてみたので、一部を紹介します。
解体工事に関する近隣トラブルが原因で、その後の近所付き合いに影響が出た経験や事例を具体的に教えてください。
・騒音で迷惑していた 住民がそこの家の人と喧嘩になってしまった。(30代・女性)
・挨拶がなく、破片が飛んできた。(30代・女性)
・騒音トラブルで少しもめた。(30代・男性)
・隣の家との距離が近いために騒音関係。(40代・男性)
・友人の家のお隣さんが何年かゴミ屋敷で挙句の果てに火災が発生し、大喧嘩トラブルに。(40代・女性)
・一件、引っ越された方がいます。(40代・男性)
・私の実家の隣家の解体工事の時に、振動で我が家にひびが入ったので、母が業者と揉めたのを覚えています。(60代・男性)
・騒音がひどかったので注意したことによって 近所の関係が悪くなった。(60代・女性)
騒音や振動をきっかけとした口論のほか、挨拶がないまま工事が始まったことへの不満、破片の飛散、建物へのひび割れなど、具体的な被害に関する声が見られました。
なかには、近隣関係が悪化したり、引っ越しにつながったりした事例もあり、解体工事のトラブルは一時的な不満にとどまらない可能性があります。
特に、騒音や振動は避けにくい部分があるからこそ、事前の挨拶や工事内容の説明、養生・散水・清掃などの基本的な対策が重要です。施主側にとっても、工事後の近所付き合いを守るためには、近隣対応まで丁寧に行う解体業者を選ぶことが大切だといえるでしょう。
■まとめ
今回の調査では、解体工事をめぐる住民の本音や、近隣トラブルにつながりやすいポイントが見えてきました。近隣で解体工事を経験した人の約7割が「騒音がひどかった」と回答しており、騒音は大きな不満要因のひとつといえます。
同じ解体工事であっても、事前に丁寧な挨拶や工事内容の説明があったかどうかによって、近隣住民の受け止め方は大きく変わります。
これから解体工事を検討する際は、見積金額や工期だけでなく、近隣住民への挨拶・説明や工事中の配慮を丁寧におこなってくれるかどうかを、依頼先選びの基準のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと鈴恵寺株式会社による調査」である旨の記載
・鈴恵寺株式会社(https://www.rinkeiji.co.jp/lp)へのリンク設置
【鈴恵寺株式会社について】
所在地:〒285-0843 千葉県佐倉市中志津 7-23-8
代表者:代表取締役 鈴木 幹太
事業内容:不動産売買仲介・建物解体
【株式会社NEXERについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア