株式会社NEXER・防音賃貸への関心と住み替え意識に関する調査

■賃貸住宅の騒音トラブル、他人事ではない?
集合住宅には便利さやコスト面でのメリットが多い一方で、避けがたい問題もあります。
そのひとつが「生活音」です。
上階から聞こえる足音や隣室からの会話など、こうした音に悩まされている方は少なくありません。
ということで今回はカナデルームと共同で、事前調査で「賃貸住宅に住んでいる」と回答した全国の男女207名を対象に「防音賃貸への関心と住み替え意識」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとカナデルームによる調査」である旨の記載
・カナデルーム(https://www.kanaderoom.jp/)へのリンク設置
「防音賃貸への関心と住み替え意識に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年1月9日 ~ 1月19日
調査対象者:事前調査で「賃貸住宅に住んでいる」と回答した全国の男女
有効回答:207サンプル
質問内容:
質問1:現在の住居で、隣人や上下階からの生活音が気になったことはありますか?
質問2:どのような音が気になったことがありますか?(複数回答可)
質問3:逆に、自分が出す音で近隣に迷惑をかけているのではないかと心配になったことはありますか?
質問4:その理由を教えてください。
質問5:防音対策で行っていることはありますか?
質問6:どのような防音対策を行なっていますか?
質問7:今後、防音性能を理由に住み替えたいと思いますか?
質問8:防音性能を理由住み替える場合、どのような条件を重視しますか?(複数回答可)
質問9:過去に「楽器可」の物件を探した際、困ったことやイライラしたことはありますか?
質問10:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■48.8%が「隣人や上下階からの生活音が気になったことがある」と回答
まず、現在住んでいる賃貸住宅で、隣人や上下階からの生活音が気になったことがあるかを調査しました。

その結果「ある」と回答した方は48.8%でした。約半数の方が、近隣からの生活音に悩んだ経験があることがわかります。
次に、生活音が気になったことがあると回答した方に、具体的にどのような音が気になったのかを聞いてみました。

最も多かったのは「足音」で56.4%、次いで「話し声」が49.5%、そして「生活音全般」が34.7%という結果でした。「ドアの開閉音」も32.7%で、日常のちょっとした動作音が気になる方も多いようです。
足音や話し声は、マンションやアパートなどの集合住宅では響きやすい音です。夜間や早朝にこれらの音が聞こえると、睡眠を妨げられることもあるでしょう。
■50.2%が「自分の出す音が迷惑になっていないか心配したことがある」と回答
続いて、自分が出す音で近隣に迷惑をかけているのではないかと心配になったことがあるかを聞いてみました。

「ある」と回答した方は50.2%で、こちらもほぼ半数に達しました。他人の音が気になる一方で、自分の出す音についても気を遣っている方が多いことがうかがえます。
あると思う理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
あると思う理由を教えてください。
・聞こえるということは、相手からも聞こえると思うから。(50代・男性)
・子どもが騒ぐし走るし踊ったりするから。(30代・女性)
・隣の音が気になるので。(50代・男性)
・フローリングの床は下に響きやすい感じがするので。(60代・女性)
・生活しているとどうしても思わず大きな音を発してしまうことがあるので、その都度気にすることになりますね。(70代・男性)
「聞こえるということは、相手からも聞こえると思う」という声が多く見られました。自分が近隣の音を聞いた経験から、同様に自分の音も聞こえているのではないかと考えるようです。
また、小さな子どもやペットがいる家庭では、どうしても音が出てしまうことへの不安を抱えていることもわかりました。
■18.4%が「防音対策を行っている」と回答
続いて、実際に防音対策を行っているかどうかを調査しました。

その結果「ある」と回答した方は18.4%にとどまりました。生活音を気にする方が多い一方で、実際に対策を講じている方は2割弱という結果となりました。
実際にどのような防音対策を行っているか聞いてみたので、一部を紹介します。
どのような防音対策を行なっていますか?
・テレビの音量をさげる、掃除機や洗濯機は夕方以降は使わない。(60代・女性)
・ニトリの防音カーテンを使用している。(30代・女性)
・スリッパを底厚のものにして音が立たないようにしている。(60代・男性)
・引き戸にクッション性素材を貼っている。(40代・女性)
・分厚めのマットを敷く。(30代・女性)
防音マットやカーペットを敷く、スリッパを履く、テレビの音量に気をつけるなど、日常生活の中でできる工夫が挙げられました。専門的な設備に頼らず、ちょっとした意識と工夫で対策している方が多いようです。
■37.7%が「今後、防音性能を理由に住み替えたい」と回答
続いて、今後、防音性能を理由に住み替えたいと思うかを聞いてみました。

その結果「とても思う」が11.1%、「やや思う」が26.6%で、合わせて37.7%の方が防音性能を重視した住み替えに前向きな姿勢を示しました。
では、住み替えを検討する際にどのような条件を重視するのでしょうか。

最も多かったのは「家賃」で66.7%、次いで「防音性能の明確さ」が61.5%、そして「建物構造(RC造・防音構造など)」が50.0%でした。
防音性能の高い物件は家賃が高くなる傾向があるため、コストとのバランスを取りながら検討する方が多いようです。また、物件情報で防音性能が明確に示されているかどうかも、住み替えの判断材料として重要視されています。
■4.3%が「楽器可」の物件探しで「困った経験がある」と回答
最後に、過去に「楽器可」の物件を探した際、困ったことやイライラしたことがあるかを聞いてみました。

その結果「ある」と回答した方は4.3%でした。楽器可物件を探した経験がある方自体は限られていますが、実際に探した方の中には苦労した経験があることがわかります。
楽器可物件を探した際の困った経験について聞いてみたので、一部を紹介します。
楽器可物件を探した際の困った経験
・実際は楽器可ではなかった。(30代・男性)
・楽器可の賃貸物件がほぼなかったので。(40代・女性)
「楽器可」と記載されていても実際には制限があったり、そもそも楽器可の物件自体が少なかったりするため、楽器を演奏したい方にとって物件探しのハードルが高いことがうかがえます。
■まとめ
今回の調査では、賃貸住宅に住む方の約半数が近隣からの生活音に悩んだ経験を持ち、同様に自分の出す音についても心配したことがあることがわかりました。最も気になる音は「足音」で、集合住宅ならではの悩みといえるでしょう。
一方で、実際に防音対策を行っている方は2割弱にとどまっています。マットを敷く、音量に気をつけるなど日常的な工夫で対応している方が多いものの、根本的な解決には至っていないケースも少なくありません。
住み替えを検討する際には、家賃とのバランスを見ながら、防音性能の明確な物件を探すことが大切になりそうです。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとカナデルームによる調査」である旨の記載
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