― 商品規格 × 生産ライン × 固定協力業者が生む“育成の高速化” ―

進和建設工業株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役会長:西田芳明)では、入社から約1年半で、若手現場監督が一棟を担当する体制を構築しています。
現場監督が一人で現場を任されるまでに5年~10年かかることが一般的とされる建設業界において、同社の育成スピードは異例と言えます。
この早期育成は、個人の能力や根性論によるものではありません。
背景にあるのは、「商品としての建築」という考え方と、現場管理を仕組み化する体制、そして協力業者との長期的なパートナーシップです。
■ 理由①:建物を“商品”として規格化している
進和建設のRCマンションは、設計・仕様・工程があらかじめ商品として規格化されています。
代表的なRCマンション商品では、構造や納まり、設備仕様、工程の流れまでが標準化され、オーナーの要望は「オプション」として切り分けられています。
一般的なゼネコンでは、現場ごとに設計条件や仕様が異なり、監督は長時間図面を読み込み、工程を一から組み立てる必要があります。
一方、進和建設では「標準+差分」という考え方により、若手監督でも把握すべきポイントが明確になっています。
■ 理由②:工事を「生産ライン」で管理する仕組み
進和建設では、RCマンションの建設工程を9つに分解して、管理しています。

各ラインには標準日数と作業サイクルが設定されており、例えば躯体工事は「1フロア10日ピッチを目標」といった形で管理されます。
これにより、若手監督でも 「次に何が起こり、いつ業者が入るか」を工程表レベルで即座に理解できる構造になっています。
■ 理由③:逆算日報による“人工管理”の徹底
現場では、単なる作業日報ではなく、「逆算日報」という考え方を採用しています。
あらかじめ

を決め、その範囲内でいかに早く、少ない人工で終わらせるかを現場監督が考えます。
この仕組みが、工期短縮・品質安定・協力業者の利益確保を同時に成立させています。
■ 理由④:現場監督の仕事を「3原則・3作業」に絞っている
進和建設では、現場監督に求める役割を明確に定義しています。

これらを徹底的に身につけることで、「判断に迷わない」「仕事の軸がぶれない」現場監督が育ちます。
■ 理由⑤:協力業者も“商品と工程”を理解している
進和建設は、協力業者を頻繁に入れ替えません。
長年取引してきた固定協力業者が、同社の仕様・生産ライン・工程感覚を共有しています。
その結果、
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現場監督・会社上層部・施工チーム(職人)が工程や進捗を三層でチェック
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次工程を見越した提案が職人から出る
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業者同士が工程を確認し合う
といった体制が自然に成り立っています。
■ 約1年半で現場を任せられるのは「仕組みの結果」
進和建設で若手監督が約1年で現場を持てるのは、決して属人的な能力や無理な責任転嫁によるものではありません。

これらを会社全体のインフラとして積み重ねてきた結果です。
進和建設工業は今後も、建設業界が抱える「人が育たない」「現場が属人化する」という課題に対し、仕組みで解決する建設会社として挑戦を続けてまいります。
■ 若手現場監督 コメント

私は大学では文化系の学部出身で、建築は未経験のまま入社しました。
建設業界は、現場を任されるまでに何年もかかるものだと思っていたため、入社1年半ほどで現場を任されると聞いたときは不安もありました。
ただ、進和建設では仕様や工程が商品として整理されており、「今何をするか」「次に誰が入るか」がはっきりしています。
図面や工程表を見れば、次に確認すべきことが分かるため、未経験の自分でも現場に向き合うことができています。
この仕組みがあるからこそ、文化系出身の私でも現場監督として仕事ができていると感じています。
■ 現場監督の仕事を映像で知る
若手現場監督・能見竜馬のコメントで触れている進和建設工業の現場監督の仕事や、現場での人間関係、判断のリアルな様子については、YouTubeドキュメンタリー作品でも紹介されています。
実際の現場の空気感や、現場監督がどのように職人と向き合い、現場を動かしているのかを、
映像を通じてご覧いただけます。
YouTubeドキュメンタリー「僕らはここで熱くなる」
