~全国のショールームにも寄せられた子どもたちの未来への想い~
クリナップ(本社:東京都荒川区 代表取締役 社長執行役員:竹内 宏)が、「未来キッチンプロジェクト」の一環として協力する「第3回 未来キッチン イラストコンテスト」(主催:キッズ エクスプレス 後援 : 全国連合小学校長会 他)の受賞作品および受賞校が決定しました。
本コンテストは、“暮らしの真ん中に、そして子どもたちの身近にある「キッチン」から、未来やSDGsについて考えるきっかけを持ってもらいたい”との想いを背景にスタート。第3回となる今回は、2025年6月1日から10月15日までの期間に全国の小学生から3,122通の作品が寄せられました。その中から最優秀賞1作品、未来をみつめる斬新な視点を評価する「未来アイデア賞」、作品からあふれる家族や地球に対する思いやりを評価する「ハートウォーム賞」各1作品を決定しました。ほか優秀賞18作品、学校団体賞5校を選出しました。
最優秀賞は、脇田良太郎さん(大阪教育大学附属天王寺小学校 3年生)の「KinoKo Kitchen house」。エネルギー循環の仕組みが具体的に示されていることにくわえ、きのこの菌糸体の性質を調べ、高い強度を発揮するという特徴を最大限活かして建物をつくるという着眼点に、審査員の高い評価が集まりました。そのほかにも、描かれているきのこをめくると家族の笑顔あふれるキッチンが現れるしかけ、豊かな色彩感覚で仕上げたイラストであることも評価されました。
<最優秀賞> 大阪教育大学附属天王寺小学校 3年生 脇田良太郎さん


作品解説文(原文ママ)「KinoKo Kitchen house」 ぼくの家の料理は、「きのこ」をよく使います。なぜかというと、栄養価が高く、いろんな料理に合わせて楽しめるからです。「きのこ」について調べたら、食べるだけではなく、きのこの菌糸体を使って、建築を建てたり、肥料になったり、エネルギーに変化することを知りました。そんなきのこを使った地球にやさしく、みんなが元気で笑顔になれるキッチンを考えました。
①きのこハウス。菌糸体で作る。強度は木材なみ!土にかえることができる。
②調理中に出た野菜くずをたいひマシーンに入れる→菌糸体が分解→たいひになる→家庭菜園へ
➂キッチンの一部にきのこ農園があり、毎日新せんなきのこを収かくできる。
④太陽光パネル・菌糸体を使ったバイオ電地で家電を動かす。
各賞受賞者ならびに作品・作品の解説文、学校団体賞受賞校は、コンテスト公式サイトで公開しています。子どもたちの未来への想いとやさしさにあふれる作品の数々をぜひご覧ください。当社は、子どもたちの柔軟なアイデアをイノベーションに活かし、今後の商品開発につなげていきます。
*受賞作品および学校団体賞は、以下の審査員により選定されました。
審査員長 : 山﨑 和彦 審査員 : あんびる やすこ 林 芙美 平尾 桂子 藤原 亨 ※敬称略