~都市近郊の店舗兼用賃貸で、新しいライフスタイルを提案~
旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大和久 裕二)は、高断熱・高気密住宅ブランド「Asu-haus」において賃貸住宅実証実験を開始しましたのでお知らせします。2026年2月初旬より、横浜青葉モデル<館名:榧日(ひび)>の見学を予定しております。

Ⅰ.今回のAsu-haus賃貸住宅 横浜青葉モデル<館名:榧日(ひび)>の特徴
以下の3点によって高い付加価値を創出する、ライフデザイン賃貸住宅です。
(1)断熱等級7を全住戸標準採用し、快適性と省エネを両立した賃貸住宅
(2)職住一体の新しいライフデザインを提案する、店舗兼用賃貸住宅
(3)駅から離れた低層エリアの緑豊かな環境と地域のつながりを創出
(1)断熱等級7を全住戸標準採用し、快適性と省エネを両立した賃貸住宅
最高水準の断熱性能により、年間を通じて快適な室内環境を実現。冷暖房効率を高め、光熱費を大幅に削減することで環境負荷の低減にも貢献します。賃貸オーナー・入居者・地域社会の三方にとって持続可能な賃貸事業モデルの構築を目指しています。
(2)職住一体の新しいライフデザインを提案する、店舗兼用賃貸住宅
職住一体で小商いもできる店舗兼用賃貸住宅モデルです。住みながら自己表現の場として小商いをはじめる新しい生き方、地域とのつながりを深めるウェルビーイングな暮らしを提案します。


(3)駅から離れた低層エリアの緑豊かな環境と地域のつながりを創出
都市の低層エリアを中心に展開する賃貸住宅として、各住戸80㎡、1・2階を活用できる住戸設計とし、車2台分の庭スペースを確保。地域に緑豊かな住環境をもたらし、店舗兼用住宅を通じた入居者と地域を活気づけるライフデザイン提案型の賃貸住宅で、土地オーナーにとっての資産価値を最大化する新しい活用方法をご提案します。さらに、地域とのつながりを深めるため、株式会社まめくらしと連携し、店舗兼用住宅の企画からコミュニティサポートまでを協働で推進しています。
Ⅱ.Asu-haus賃貸住宅 実証実験の概要
(1)期間:2026年2月~2026年12月
(2)検証事項:期待家賃での入居状況や入居者ニーズ、地域コミュニティの形成について、入居者調査を通じて検証
(3)事業展開:自社物件での実証を通じて、賃貸住宅の新しい価値が市場に受け入れられるかを確認し、建築請負事業への展開可能性を探る
(4)Asu-haus賃貸住宅サイト:https://www.asahi-kasei.co.jp/asu/chintai/index.html/
Ⅲ.今回のAsu-haus賃貸住宅 横浜青葉モデル概要
構造:木造軸組工法 2階
総戸数:3戸
敷地面積:320.21㎡
建物面積:78㎡~82㎡/戸
想定家賃:2026年2月初旬頃公開予定
入居時期:2026年3月予定
アクセス:東急田園都市線 あざみ野駅 徒歩21分
※見学希望は横浜青葉モデルサイトより受付

Ⅳ.Asu-haus賃貸住宅実証実験の背景
近年、ライフスタイルの多様化や働き方の変化により、住まいに求められる価値が大きく変化しています。Asu-hausブランドは、当社が目指す「人生100年時代のウェルビーイング向上」や「脱炭素社会の実現」に資する取り組みとして、都市近郊の低層エリアを中心に木造住宅の可能性を追求してきました。
昨今、広い間取りや庭、駐車場付きなどの条件を満たす賃貸住宅へのニーズは高まり、従来の都市の共同住宅型賃貸住宅では叶えることが難しかった「都市近郊の低層住宅地ならではの暮らし」への需要が増えています。しかし、こうした物件は一般的な単身向け共同住宅に比べて収益性が低く、供給が限られているのが現状です。一方で、駅から離れた低層住宅地はファミリー層に好まれる住環境であるものの、収益性の確保が難しく課題とされてきました。また、いわゆる「オールドニュータウン問題」と呼ばれる、都市郊外の成熟住宅地における子育て世代の流出についても、当社は重要な課題と認識しています。
そこで今回、当社は都市近郊の低層住宅地において、社会課題である郊外の土地の有効利用と居住者にとって価値ある暮らしの両立を目指して、賃貸住宅という選択肢で、多様化するライフスタイルに応える新しい賃貸モデルの実証実験を開始するに至りました。
さらにテレワークや副業の普及により、自宅で仕事をする人が増え、職住一体の暮らし方が求められています。こうした変化に対応するため、今回の実証実験を行う横浜青葉モデルは、住まいの一部を事務所や店舗として活用できる兼用住宅としました。高断熱・高気密の快適な住宅性能を備えたAsu-hausの特徴を活かし、玄関土間をワークスペースや小商いの場として利用するなど、用途の可変性を活かした新しい暮らし方を提案。地域とのつながりを育みながら、柔軟なライフスタイルを実現する賃貸モデルの可能性を探ります。
当社は1972年の創業以来、戸建住宅「ヘーベルハウス」および賃貸住宅「ヘーベルメゾン」の提供を通して、長く安心して快適に暮らせる住まいの提供に努めてきました。現在ではその考え方を更に深め、人びとの「いのち・くらし・人生」全般を支え続けるLONGLIFEな商品、サービスを提供することにより、人生100年時代を生き抜く皆様のウェルビーイング向上をサポートするライフデザインカンパニーを目指しています。
【株式会社まめくらしについて】
株式会社まめくらしは、「ローカルに幸せな日常を」を理念に掲げ、賃貸住宅の企画・運営や不動産・都市プロデュース、公共空間活用、店舗運営等を展開しています。不動産をはじめとした暮らしの場を通じて人と人、人とまちをつなぎ、関係性を育む独自の場づくりを実践しています。
代表:青木 純
設立:2016年7月
事業内容:不動産プロデュース、賃貸住宅運営、都市プロデュース、公共空間活用、店舗運営 等
URL:https://mamekurashi.com/