不動産業界の悪慣習【囲い込み】に終止符
個人向け総合不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人”株式会社さくら事務所グループである、らくだ不動産株式会社(東京都渋谷区/代表取締役:大西倫加)は、同社が運営する不動産取引支援サービス「みんならくだ。」において、この度、不動産取引における情報の透明性を劇的に高める仕組みに関する特許を取得いたしました。(特許番号:第7776058号)
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特許取得の背景:不動産取引の「旧態依然とした悪しき慣習」への挑戦
今、社会が強く求める不動産取引の公平性。そんな中、長年、業界に根付く囲い込み(※)という悪慣習は、売主様の売却機会損失や、市場価格の不適正化を招いてきました。この度、当社が「みんならくだ。」で取得した特許技術は、仲介会社だけに情報が集中する情報格差を根本から解消します。これは、従来の不動産取引が抱えていた深刻な課題を解決し、売主様、買主様、そして仲介会社の三者すべてが公平で安心できる取引を実現する、画期的な独自システムです。
※「囲い込み」とは?
仲介会社が物件情報を秘匿し、自社で買主を見つけて利益の最大化を狙う行為です。これは、売主様の利益最大化を阻害しやすい行為で、本来売れたはずの価格より安くなったり売却が遅れるなどのデメリットが生じる場合がある中、不動産業界の悪慣習として長年見過ごされてきました。
特許技術が実現する3つの革新的な価値
① 不動産取引情報のリアルタイム可視化
売主様に対し、売却活動の進捗、内見希望状況、問い合わせ件数などをWeb上でリアルタイムに共有します。売主様はタイムリーに状況を把握でき、的確な意思決定を行うことが可能に。「囲い込み」を根本から防止します。
② 利益相反を回避する公平な仲介体制
物件への問い合わせがあった際、売主様・買主様の担当を明確に分けるため、広告掲載に協力している他の不動産会社のご担当者様から選ぶ仕組み(本システムを利用して他の不動産会社へ送客する仕組み)を採用。
一社で両者の仲介を行うことによる利益相反のリスクを完全に回避します。
③ 物件アピールポイントのダイレクト伝達
売主様しか知らない物件の魅力を、システムを通じて買主様にダイレクトに伝達。
情報の歪み解消、売主様の満足度向上に繋げます。
「みんならくだ。」普及がもたらす日本の不動産取引への好影響
■市場価格の適正化:
情報がオープンになることで、市場原理に基づいた適正な価格での取引が促進されます。
■売主・買主の安心感向上:
不動産取引に対する不信感の払拭につながり、人生最大の買い物を安心して行える環境を提供します。
■仲介会社の健全な競争促進:
情報の秘匿ではなく、サービスの質や提案力で勝負する健全な業界構造へと転換を促します。
この特許取得は、「消費者に寄り添う第三者性」を最も大切にしてきたさくら事務所グループが、長年の不動産業界の構造的課題に対して、技術力も含めてコミットするという社会との約束です。単一サービスの成功に留まらず、日本の住まいにおける情報の透明性と公平性をスタンダードへと引き上げる重要なマイルストーンとなることを確信しています。
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※閲覧・利用に際しての費用は発生いたしません。
■らくだ不動産について
らくだ不動産株式会社(東京都渋谷区/社長:大西倫加)は、親会社である「さくら事務所」のノウハウを受け継ぎ、2018年に設立されました。多様な知識・経験をもつ仲介会社だからこそ、実現することができたエージェント型サービスを提供する不動産会社です。「売るべきか・買うべきか」から相談できる不動産会社として、不動産取引や、資産コンサルティング、セカンドオピニオンサービスを提供しています。不動産広告を全くかけずして、累計相談件数は15,000件を超える実績を持っています。