賃貸住宅の未来のビジネスモデルが見える「あしたの賃貸プロジェクト英国版」
「英国の集合住宅は、なぜ100年以上も使われ続けているのか?」
英国の集合住宅を理解し、これからの日本の賃貸住宅におけるビジネスモデルへと繋げる。
- 「英国流 持続可能なまちづくり・住まいづくりシンポジウム」について
英国では100年以上前に建てられた多くの建物が今も住宅として使われており、魅力的な街並みをつくりあげるとともに持続可能なまちづくり・住まいづくりを実践しています。
当シンポジウムでは、
①「あしたの賃貸プロジェクト 英国版」として、「英国の集合住宅は、なぜ100年以上も使われ続けているのか」を海外在住の日本人研究者2名からご講演いただきます。
②日本での先進的な持続可能なまちづくり・住まいづくりの取組み事例について3名の講師からご紹介いただきます。
③講義の後、講師5名と視聴者からのご質問にリアルで回答いたします。
このシンポジウムが、これからの日本の賃貸住宅におけるビジネスモデルのヒントの提示に有効なものとなれば、幸いです。
7月20日(水)<無料オンラインシンポジウム>13時30分~16時50分(要事前登録)
お申し込みは特設サイトから(https://ashitanochintaipj.com/uk/symposium/)
日本の住宅ストックをみると、築71年以上の住宅の割合は2.7%しかありません(図1)が、英国の住宅ストックは、驚くべきことに築100年以上が20.6%、築77年以上が35.6%も存在(図2)しています。これは、気候や、地震の頻度の違いがあるものの、英国の集合住宅の歴史、特長的な取組みや仕組みがあることにも起因しています。
このシンポジウムでは、海外在住の日本人研究者から、100年以上の歳月をかけて街の価値を高め、住宅の価値を向上させているレッチワース・ガーデン・シティ、様々な階層の人々が混ざり合って居住するソーシャルミックスを実践しているビスターの団地開発などのまちづくりや住まいづくり、日本の区分所有法にはない、建物全体を所有し管理するフリーホールド及び住戸部分を使用するリースホールドという所有の仕組みなどのご講演をいただきます。また、持続可能な、健康で豊かな暮らしを実現させるための日本の取組みも、併せてご紹介いたします。
(資料: 平成30年住宅・土地統計調査 総務省)
(資料: 2017年 The Housing Stock of the United Kingdom, BRE Trust)
- こんな方にオススメです。
・ 新しい賃貸住宅経営に興味のある方
・ 持続可能な長期経営をご検討の方
・ 賃貸住宅経営を通じた社会貢献の方法を考えている方
・ 賃貸住宅でのコミュニティづくりに関心がある方
・ さまざまな賃貸住宅の事例を知りたい方
・ 英国のまちや住まいに興味がある方
・ 建築やまちづくりに興味がある方
・ とにかく賃貸住宅が好きな方
- シンポジウム開催概要
■開催日時 2022年7月20日(水)13時30分~16時50分
■配信方法 YouTubeでのライブ配信
■参加料 無料
※視聴には事前登録が必要です。(7月19日 24時締切)
お申し込みは特設サイトから
https://ashitanochintaipj.com/uk/symposium/
■主催 一般財団法人 住宅改良開発公社
■後援 独立行政法人 住宅金融支援機構
一般社団法人 プレハブ建築協会
■プログラム
13:30~13:40 主催者挨拶
13:40~13:50 イントロダクション 英国流に学ぶべきものとは?
住宅改良開発公社 住まい・まち研究所長 松本 眞理
第1部 日本での持続可能なまちづくり・住まいづくりの取組事例
13:50~14:00 【1】サスティナブルな賃貸住宅「シニア向け賃貸住宅編」
旭化成ホームズ株式会社
マーケティング本部 集合住宅事業推進部
部長 福田 浩司 氏
14:00~14:10 【2】まちを「再耕」するリブネスタウンプロジェクト
大和ハウス工業株式会社
東京本社 リブネスタウン事業推進部 戦略企画グループ
主任 河内 毅文 氏
14:10~14:20 【3】Fujisawaサスティナブル・スマートタウンの取組み
パナソニック ホームズ株式会社
街づくり事業部 プロジェクト推進部
室長 熊谷 一義 氏
第2部 なぜ、英国のまちや住まいは100年以上活用され続けるのか
14:25~15:15【講演1】英国流 都市デザイン・所有形態・住宅市場の流通
ILS Research gGmbH
上級研究員 大塚 紀子 氏
15:20~16:10【講演2】英国流 集合住宅の成立ち、素材、施工方法
Urushibara Architecture and Consultancy
代表 漆原 弘 氏
16:20~16:50 質疑応答
視聴者からのご質問に講演者全員が生でお答えいたします