●愛知県豊川市初の無電柱まちづくり
今後開発する八幡地区工場跡地活用事業は、愛知県豊川市で初めてとなる無電柱の住宅団地です。当住宅団地では、太陽光発電システムの導入や再生可能エネルギー電力の施工現場利用などの環境配慮と、まちのにぎわい創出に向けた施策を推進していきます。
●「環境」への取り組みについて
当住宅団地では、景観に配慮して街全体を無電柱化とするとともに、各住戸においては、96区画の全ての戸建住宅に太陽光発電システムを標準採用し、ZEH(※1)を提案します。
あわせて、工事用電源や販売事務所の電力には当社グループが運営・管理する太陽光発電施設で発電した再生可能エネルギー価値(トラッキング付非化石証書(※2))が付加された電力を使用します。
※1.住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、年間での一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロまたは概ねゼロとなる住宅のこと。
※2. 固定価格買取制度(FIT)対象の再エネ電力の再エネ価値を証書化した非化石証書の中でも、再エネ価値の由来となる再エネ電源が特定されているもの。
●まちのにぎわい創出について
当住宅団地では、まちのにぎわい創出のためにコミュニティの核となる町内会の活動支援や市外からの移住促進への施策を推進します。地域の伝統文化を景観構成に活用し、地域への愛着を醸成していきます。
その一環として、良好な住環境の形成と維持に関する「まちづくりガイドライン」を策定し、景観にも配慮したまちづくりを実現します。また、まちの外構には地域の伝統文化「手筒花火」の荒縄をイメージしたデザインを採用したゲートウォール(門壁)を設置します。さらに、在来種の樹木を植栽することで生物多様性保全にも配慮します。
●提案する戸建住宅について
(1)テレワークスペース
快適に在宅勤務ができる当社オリジナルのテレワークスタイルを提案します。外の音や情報セキュリティを気にせず、仕事に集中できる空間として、当社が開発した快適防音室「奏でる家」の技術を採用したクローズド空間「快適ワークプレイス」や仕事と家事・子育てを効率よく両立する、リビングとつなげたセミクローズド空間「つながりワークピット」などの提案をします。
(2)家事シェアハウス
共働き世帯のために家事の時間的・心理的負担を軽減する戸建住宅です。夫や子どもたちがこれまで意識が低かった家事にも自然と参画することを目的に誕生しました。見落とされがちな家事を「名もなき家事」として可視化し、単に家事を分担するのではなく、家事をまるごと家族全員で「シェア」することで家事負担を軽減するための工夫やアイテムを盛り込んでいます。
(3)抗ウイルス・キレイ空気提案
床や壁、天井、家具、カーテンなど屋内を抗ウイルス化する「吸着性光触媒コーティング」と、 換気と空気清浄ができる「空気浄化ef(イーエフ・excellent fresh)」を組み合わせた、「抗ウイルス・きれい空気提案」を行います。「吸着性光触媒コーティング」を当てることで、防カビや防汚、消臭にも効果を発揮します。
●スケジュール
2021年9月30日:豊川市、豊川市土地開発公社と基本協定を締結、豊川市土地開発公社と土地売買契約を締結
2021年10月(予定):豊川市土地開発公社より土地の譲受(土地引渡し)
2022年夏頃(予定): 造成工事着手
2023年春頃(予定):販売開始、引き渡し・入居開始
※事業内容やスケジュールは、今後の協議等により変更となる場合があります。
●八幡地区工場跡地活用事業の概要
事業名称:(仮称)「八幡駅南宅地開発事業」
所在地:豊川市白鳥町野口前9番117 ほか2筆
アクセス:名鉄豊川線「八幡駅」から徒歩で5分~10分
開発面積:20,810.83㎡
住宅区画面積:15,449.54㎡
開発道路面積:4,525.18㎡
売主・施工:大和ハウス工業株式会社
販売開始日:2023年春頃(予定)
入居開始日:2023年春頃(予定)
総戸数:96戸
販売価格:未定
お客様問い合わせ先:岡崎支社住宅事業部 豊橋住宅営業所 0532-55-3285