引越しのきっかけ・新しい住まいに求めたことについて意識調査
そこで今回、株式会社I-House(本社:東京都港区、代表取締役:石黒雅規)が運営する、住まいのメディア『mitaina』では、コロナ渦で引越したママ・パパにアンケート調査を実施しました。
対象は、コロナ渦の2年以内に引越しを経験した東京勤務の子育て中の男女100名。
「引越しのきっかけ」や「住まいに求める条件」を調査しました。
合わせて調査した「住まい選びや引越しの際の注意ポイント・やって良かったこと」についての詳細はこちら(https://mitaina.tokyo/topics/82463/)。現在引越しを検討中の方に向けて、経験者の実体験をご紹介しています。
- 調査概要
調査対象:コロナ渦に引越しを経験した、東京勤務・子育て中の男女
調査期間:2021年9月12日~2021年9月23日
調査人数:100人(女性71人/男性29人・20代33人/30代45人/40代16人/50代5人)
- コロナ渦での在宅ワークの状況は?
まず初めにコロナ渦での働き方について聞いたところ、「ママ・パパ2人ともが在宅ワークをしている家庭」は22%、「どちらかのみ在宅ワークの家庭」は43%と、実に、コロナ渦で引越しをした家庭の半数以上が在宅ワークを実施していることがわかりました。
- 引越しのきっかけは?
【1位:子どもが生まれた・大きくなったから(41%)】
引越ししようと思ったきっかけについて最も多かった回答は、「子どもの誕生や成長」でした。100家庭のうち、41%がそう答えています。
具体的に聞いたママ・パパの声をご紹介します。
◇今まで住んでいたのは割と都心に近く、家賃も高かったのですが子どもができたことで少し広くて安い郊外に住もうと思ったから。
◇子どもが3歳になり、赤ちゃん時代が終わって荷物なども増えるにつれ収納が必要になったので。また、いずれは子ども部屋が必要になると思ったので、もっと部屋数の多い部屋に引っ越したかった。
◇3人目の子どもができて、長男中学生になることをきっかけに。受験も近くなってきたので、子どもたちの一人一人のそろそろ空間を持たせないとと思い引っ越しました。
◇前々から住居環境が気になっていたのと、前に住んでいた地域では保育園が決まらなそうな程の激戦区だったため。
◇賃貸マンションに住んでいたが、マイホームが欲しかったから。初めは主人と2人で暮らしていたが、子どもが2人生まれて4人家族になり、部屋数を増やしたかったから。
【2位:在宅ワークやおうち時間が増えたから(34%)】
ママ・パパのどちらか、または両方が在宅ワークをしている65家庭のうち、「在宅ワークやおうち時間が増えたことが引越しのきっかけとなった」と回答した方は、34%と意外にも半数以下という結果でした。
◇在宅ワークが増え、家にいる時間が長くなったことが影響しています。それまではあまり家にいる時間がなかったですが、ほぼ1日家で過ごすことになり手狭に感じるようになりました。
◇テレワークが増え、自宅での生活が長くなる中でもう少し広い部屋を希望していたため。また夫婦でテレワーク事などの際、ある程度の仕事スペースが必要でした。
◇コロナ前は、食事と睡眠のために帰宅していたので、手狭でしたが生活できていました。コロナ禍になり、子どもの休業・主人の在宅勤務が重なり、引っ越しを考えました。
◇コロナで在宅勤務になり、小さな賃貸マンションだと隣の部屋の声が入ってしまい、仕事にならなかったためもっと広い部屋に住みたいと思いました。また在宅勤務で家にいることが多くなり、家の中も綺麗でかつおしゃれな家に住みたいと思いました。
◇以前から検討していましたが家にいる時間が長くなったので子どもが騒ぐことも多くなり家が手狭に感じられるようになっていました。夫が在宅勤務のために自分の部屋も欲しがっており引っ越しを決めました。
◇子どもが生まれ、コロナが流行りだし外に気軽に遊びに連れて行けない中で、子育てするには今の家では狭いと感じたから。連れて行けないなら、家で遊べる環境を作りたかったから。
【引越しのきっかけ、その他の回答は?】
その他の回答では、以下のような声がありました。
・費用を抑えたかったから
◇マンション駐車場別料金でとても高かった事です。給料も減り今後も不安に感じていたので。引っ越しを考えました。
◇子どもの教育資金、将来の老後資金のために貯蓄金額を増やしたかったため、固定費をなるべく削減しようと考えました。
◇長く住んでいたので、そろそろ引っ越し時かなと思っていた。コロナ渦で、収入も減っているので、少しでも家賃が安いところしたかったから。
◇昨年度、会社の借り上げ社宅制度がなくなり自己負担額が大きくなったため、同じエリアで自宅を購入して引っ越しをしました。
◇賃貸マンションに住んでいて家賃が高かったので、買ってしまおうと以前から考えていました。丁度、手ごろな物件がありましたので、購入して引っ越しました。
・家が老朽化してきたから
◇築年数が30年を経過して家屋の損傷が目に見えてひどくなってきていたからです。床がボコボコで目安として新居はとにかく造りが丈夫でしっかりしている点を重視しました。
◇以前住んでた物件が築年数がかなり経過していて古く外観から内装まで正直汚く不満があったため。
・親と同居するor近くに住むため
◇コロナ禍だったが、子ども部屋を作る目的と、二世帯住宅にする目的である程度の広さと部屋数にこだわった。
自分の親にもっと子どもと関わってほしかったので、実家の近くのマンションの部屋が空いたので引っ越しました。
・転勤や転職のため
◇夫が会社から転勤を告げられたため引っ越しを決めました。
- 新しい住まいに求めたことは?
次に、コロナ渦で引越ししたママ・パパが、新しい住まいに求めた条件についてご紹介します。
グラフの通り、最も多かったのは「部屋が広いこと」で54名が回答しました。2番目に多かったのが「部屋数が多いこと」で、40名でした。これは、先述した引越しのきっかけとも大きく関係しているようです。
・子どもが生まれたので、ハイハイができるような大きい部屋に住みたい
・おうち時間が増えたので、開放的な部屋に住みたい
・在宅ワークの実施に伴い、仕事部屋がほしい
・子どもが成長したので、子ども部屋を作ってあげたい
などの声が実際に多くありました。
3番目の「価格が安いこと」については、「コロナ渦で収入が減った」、「子育てにお金を使いたい」という意見がありました。また、月々の支出が減るという観点で、「賃貸マンションからマンション購入を決めた」という人も少なくありませんでした。
次に多かったのは「静かな住環境」。こちらもおうち時間が増えたことが関係しているようです。
「収納スペース」については、子どもの誕生や成長に伴うニーズが多くありました。
また、以下のような回答もあり、これまでアクセス重視だった人も他の条件を優先するようになったことが見受けられました。
◇在宅勤務の機会が増え、今のままでは部屋数が足りないと感じました。また、立地重視で山手線沿線に暮らしていましたが、テレワークのため立地条件を緩和して広さと日当たりを重視しました。
◇駅からの距離は妥協したことにより、重視した条件の家を探しやすかったです。
アンケートの詳細はこちら(https://mitaina.tokyo/topics/82463/)。
子どもの誕生や成長に伴い、住まいの考え方が変わるのはよくあること。
今回の調査では、コロナ渦での働き方や余暇の過ごし方の変化もふまえて、引越しを検討するファミリーもいることがわかりました。
- miatinaについて
『mitaina』(https://mitaina.tokyo)は東京都内の人気エリアを中心としたマンション情報・住まいのお役立ち情報を発信するメディアです。子育て中のファミリーが快適に暮らせる物件も揃っています。
また、取り扱うのはリノベーション済みの中古マンションが多いため、人気物件であっても、新築物件よりお得に手に入れることが可能です。2LDK以上の部屋数がある物件や、快適な在宅ワークを実現するお部屋も豊富にあるので、ぜひお気軽にご相談ください。
《会社概要》
会社名:株式会社I-House
設立:2016年11月
事業内容 :不動産メディアの運営、不動産仲介事業
本社所在地:東京都港区南青山5-12-3 301
URL : http://i-house.co.jp/