スマートロックとオンライン内見予約システムの連携により、賃貸物件の内見予約時に、入室のためのパスコードを自動取得可能に
株式会社MIWA Akerun Technologies(東京都港区、代表取締役社長 渡邉宏明、以下MIWA Akerun Technologies)が提供する、マンションなどの賃貸物件の内見〜入居〜退去までの管理業務をスマートロックとクラウドを活用して効率化する「Akerun.Mキーレス賃貸システム」が、イタンジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社⻑執⾏役員 CEO 永嶋 章弘、以下「イタンジ」)が提供する賃貸住宅の内見予約受付システム「内見予約くん」とのシステム連携を開始しました。
「内見予約くん」は賃貸物件の内見時の予約受付作業や鍵情報の照会作業を⾃動化することができるシステムです。本システム連携により、賃貸不動産管理会社(以下「管理会社」)が「内見予約くん」に登録した「Akerun.Mキーレス賃貸システム」導入物件に対して、賃貸不動産仲介会社(以下「仲介会社」)が「内見予約くん」を通じて内見予約をすると、内見時間に指定物件の解錠のためのパスコードを閲覧することが可能です。これにより、管理会社と仲介会社の双方の内見のための鍵の受け渡しや連絡調整の手間が不要になるため、内見における不動産管理業務の大幅な負荷軽減を実現できます。
不動産管理のデジタル化による業務効率の向上の流れ
現在、不動産領域ではIoTやクラウドなどを活用した不動産テックと呼ばれるテクノロジーにより、内見などの不動産管理業務の効率化を図る取り組みが加速しています(※)。スマートロックもその不動産テックを代表するソリューションとして、マンションなどの集合住宅における共用エントランスや居住エリア(専有部)への導入が進んでおり、キーレスによる居住者の利便性や防犯性の向上に加え、不動産管理会社のDXを通じた業務効率化に活用されています。
※株式会社矢野経済研究所「2024年版 不動産テック市場の実態と展望」(2024年4月30日発刊)
MIWA Akerun Technologies x イタンジで、不動産管理のDXを通じた業務効率化を支援
MIWA Akerun Technologiesでは、物理鍵に伴う賃貸物件管理業務の課題の解決や業務効率化に加え、居住者の安全・安心かつスマートな住環境の実現を支援するために、信頼性と堅牢性に優れた美和ロックのスマートロックとPhotosynthのクラウドやIoTのテクノロジーを活用した「Akerun.Mキーレス賃貸システム」を提供しています。
今回、イタンジが提供する「内見予約くん」とのサービス連携を通じて、不動産管理プロセスの起点となる内見における管理会社と仲介会社の双方の業務負荷を大幅に軽減します。
「Akerun.Mキーレス賃貸システム」と「内見予約くん」の連携イメージは以下の通りです。*
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管理会社が「Akerun.Mキーレス賃貸システム」を導入した管理物件情報を「内見予約くん」に登録
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「内見予約くん」に登録された「Akerun.Mキーレス賃貸システム」導入物件に対して、イタンジのリアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB」から仲介会社がオンラインで内見予約
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「ITANDI BB」から内見予約をした仲介会社は、内見予約日時になると指定物件の解錠のためのパスコードを、「ITANDI BB」から閲覧可能に
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上記パスコードで指定物件を解錠し、内見を実施
* 当連携サービスの利用には、MIWA Akerun Technologiesの「Akerun.Mキーレス賃貸システム」およびイタンジの「内見予約くん」の契約・導入が必要です。
MIWA Akerun Technologiesは、「Akerun.Mキーレス賃貸システム」やサービス連携の提供を通じて、今後も不動産管理のDXを通じた不動産管理会社や不動産仲介会社の業務効率化に加え、居住者の安全・安心の実現に向けて取り組みます。
◆ イタンジ 概要
イタンジ株式会社は、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げ、不動産業における課題を解決するサービスを提供する不動産テック企業です。主⼒事業である、不動産会社向けSaaSは、グループ全体で導⼊顧客数3,795社(*1)、ARR 39.8億(前年比+36%)(*2)と急成⻑。サービス提供を通じた電⼦⼊居申込数は年間約107万件・電子契約件数は年間約30万件に上り(*3)、⼊居申込・賃貸借契約関連書類等のペーパーレス化により年間約1,135万枚の紙の削減を達成(*4)するなど不動産業界のDXを推進しています。
(*1)2024年4月末時点。イタンジの全SaaSサービス、及び、グループ会社であるHousmart、RENOSY Xの SaaSサービスの合計から算出。
(*2)ARR:Annual Recurring Revenue(年間経常収益)。各四半期末の⽉末MRRに12を乗じて算出。2023年4月末時点と2024年4月末時点でのARRを比較。2024年10月期 第1四半期よりHousmart、RENOSY Xを含む。
(*3)対象期間:2023年4月1日~2024年3月31日
(*4)当社基準。対象期間:2023年4月1日~2024年3月31日。当社提供の4サービス(申込受付くん、電子契約くん、入居者管理くん、内装工事くん)導入企業の推定削減枚数を元に算出
社名:イタンジ株式会社
代表者:代表取締役 社⻑執⾏役員 CEO 永嶋 章弘
本社:東京都港区六本⽊3-2-1 住友不動産六本⽊グランドタワー 42F
設⽴:2012年6⽉
事業内容:
・リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB (イタンジビービー)」の開発、運営
・不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)」の開発、運営
【株式会社MIWA Akerun Technologiesについて】
MIWA Akerun Technologiesは、Akerunブランドのクラウド型IoTサービスを提供する株式会社Photosynth(フォトシンス)と、建築用錠前の国内トップシェアを誇る美和ロック株式会社による合弁会社です。高い品質基準や耐久性をクリアした美和ロックのハードウェアと、オフィス向けとして実績ある堅牢で柔軟性の高いPhotosynthのクラウドシステムを組み合わせた安全・安心な住宅向けサービスで、人々のより豊かな暮らしに貢献します。
MIWA Akerun Technologiesが提供する住宅向け製品の詳細はこちらまでお問い合わせください。
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