入退室顔認証システム「ZENESCAN PERSON」を新発売
協業で開発したシステムは各社が得意としている技術ノウハウを一つにまとめた新しいセキュリティ製品で、入退室顔認証システム「ZENESCAN PERSON(ゼネスキャン パーソン)」として、アートのセキュリティ製品ブランド「ZENESQUE(ゼネスク)」シリーズより製品化いたしました。
従来はカメラシステムと入退室管理システムは別々のシステムとして導入されておりましたが、今回は両方を一元管理できるシステムとなり、導入コスト、管理運用コストの低減を実現します。さらに、既設ビルなどの監視カメラシステムを流用することも可能で、既設現場のシステムリプレイスにおいても新たなカメラシステム導入の必要はなく、顔認証システムを構築できます。
■協業の背景
アートは40年続く入退室管理の専門メーカーであり、デジタルテンキー、非接触ICカード、指紋照合装置など、先端技術を取り入れ、高性能で信頼性の高いセキュリティシステムを開発しています。特に、利用者とセキュリティシステムの接点となるインターフェースについて業界トップクラスの技術とノウハウを蓄積しています。アートの技術とノウハウにJCVの画像認識技術、システム・ケイのAI技術を応用したカメラシステムのソフト開発技術など3社の強みを活かすことにより、低価格で高品質なアクセスセキュリティ製品を、この新しい時代に向けて製品化できると考え協業しました。
■協業の概要
協業による開発は、オフィス及び店舗、商業施設などの空間デザインソリューションの製品化を目指し3社の得意分野を担当して開発しています。以前よりJCVが映像解析デバイスSenseNebulaをアートとシステム・ケイの共同開発に提供していましたが、この度、正式に3社の協業体制で新たな開発、製品化を進めていくことになりました。
■今後の展開
本製品は、2022年2月埼玉県内に竣工予定のマンションに導入が決定、エントランスの自動扉およびエレベーターと連動し着床階を押された状態で1階へ呼び出すことができるシステムです。さらに、大手不動産デベロッパー様が管理する建物への導入は2022年8月に都内新築オフィスビル、2022年12月に既設の都内大型商業施設の導入も決定し、新築及び既設ビルに対応できるシステムとして更に販売を拡大していきます。
■システム構成:入退室顔認証システム「ZENESCAN PERSONゼネスキャンパーソン」
【日本コンピュータビジョン 会社概要】
企業名:日本コンピュータビジョン株式会社
代表者:代表取締役社長 Andrew Schwabecher(アンドリュー シュワベッカー)
本社所在地:東京都千代田区麹町二丁目5番1号
設立:2019年5月
事業内容:画像認識技術をベースとした製品の開発および提供
ホームページ:https://www.japancv.co.jp/
【システム・ケイ 会社概要】
企業名:株式会社システム・ケイ
代表者:代表取締役 鳴海鼓大
本社所在地:北海道札幌市東区北15条東1丁目2番24号
設立:1991年2月25日
資本金:310,000,000円
従業員数:55名(2021年4月現在)
事業内容:受託システム開発事業
ネットワークカメラ事業
インターネット関連パッケージ事業
ホームページ:https://www.systemk.co.jp/
【アート 会社概要】
企業名:株式会社アート
代表者:代表取締役社長 関本祥文
東京本社:東京都品川区東五反田1-25-11 五反田一丁目イーストビル
代表TEL:03-3447-1401
創業:1976年 1月14日
設立:2003年 8月 1日
資本金:42,360,000 円
従業員数:146名(2021年4月)
事業内容:各種建築物の入退室管理システム及び統合管理システムの開発
上記システムに付随する各種装置の設計及び製造販売
介護用システム機器の製造販売、前記に関する施工及びサービス業務
建築金物及び建築設備資材の販売・施工
ホームページ:https://www.art-japan.co.jp/
<お客様問い合わせ先>
株式会社アート
担当:吉田
TEL:044-434-6601
E-mail:info@zenesque.me