珠洲市狼煙町に1期工事12戸、志賀町高浜町に1期工事22戸の仮設住宅を整備
一般社団法人日本ムービングハウス協会は能登半島地震で被災した珠洲市と志賀町で仮設住宅の整備を完了させました。
珠洲市狼煙町に整備された仮設住宅団地は合計で12戸で、7月31日に工事を完了し、8月7日から被災者の入居が開始となりました。
志賀町高浜町の仮設住宅団地は合計22戸を8月2日に工事完了し、7日に被災者の入居が開始されました。
両団地共に2期工事で住戸の追加工事が決定しています。
同協会ではこれまでに輪島市、珠洲市、七尾市、中能登町、能登町で仮設住宅の整備を行っており、今回の工事完成で合計263世帯分の仮設住宅を被災者へ提供したことになります。
仮設住宅にはムービングハウスと呼ばれる移動式の木造建築物が使用されています。
ムービングハウスは40フィート(12メートル)と20フィート(6メートル)の海上輸送用コンテナと同サイズのユニットとして製造され、ユニットを複数組み合わせることで、広さを自由に変えて使用することができます。
今回整備された仮設住宅団地は、入居希望の被災者のニーズに基づき、単身者用、1~2人用、2~3人用、4~5人用、5人用、車いす用など様々なタイプを整備し、車いす用住戸を整備した志賀町の団地では、障がい者用の駐車スペースも確保いたしました。
日本ムービングハウス協会では石川県の各地で応急仮設住宅をはじめとした仮設建築物の整備を進め、可能な限り速やかに、より多くの被災者の皆様へ安心した生活の基盤を提供できるよう全国のムービングハウス製造工場で増産体制を整えております。