ライフデザイン・カバヤ株式会社(取締役社長:窪田健太郎/本社:岡山県岡山市)は、2024年7月25日(木)に、ベトナム建設省傘下の建設科学技術所(=IBST)とともに、①ベトナム向け木造建築の規格・基準を指す製造者規格(=TCCS)のうち、「集成材製造者規格」「合板規格」「施工規格」「受入検査規格」の作成に必要な研究のための共同研究協力協定策定に関わる業務委託契約 ②IBSTと協力・連携し昨年秋に竣工した木造モデルハウスでのグリーンビルディング認証制度「EDGE Zero Carbon(エッジゼロカーボン)」取得のための共同研究協力の覚書(MOU)を締結しました。
当社では、東南アジアへの木造住宅の普及を目指し、2019年より事業に着手しているベトナムでの海外事業ですが、IBSTとともに木造建築普及の実現に向け、協議が本格化し具体的な内容へと着実に移行しています。
調印式の様子
TCCSの全ての規格で締結業務委託契約が完了
TCCSの一つである「設計規格」については、同年4月9日にて当社本社(岡山市北区)で締結しており、このたびの契約調印で、5つあるTCCSの全ての規格において業務委託契約締結が完了となりました。
グリーンビルディング認証 EDGE(エッジ)とは
EDGEとは、国際的なグリーンビルディング認証制度のひとつで、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)が策定・発行するものです。ベトナムでは、EDGE認証は独立した国際認証機関であるSGSベトナムが認定しています。
グリーンビルディングとは、環境性能と生活の質の向上を実現する建物を指します。
木造モデルハウスとは
当社は、IBSTの研究所の敷地内(ハノイ)にて、木造2階建て約195㎡規模となる木造モデルハウスを建築。本モデルハウスは、IBSTと協力・連携しIBST60周年を記念する建物として建築し、2023年に竣工いたしました。
当社では、本モデルハウスを通じ、様々な評価や検証を行い、ベトナムに適合する木造軸組構造モデルの設計・技術の開発や、ベトナムで木造建築を可能とするための木造設計基準の整備に向けた検討に役立てています。
【木造モデルハウスに関連するプレスリリース】
▷2023年8月8日 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000026371.html
▷2024年6月7日 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000265.000026371.html
ライフデザイン・カバヤ株式会社 会社概要(https://lifedesign-kabaya.co.jp/)
ライフデザイン・カバヤは、『中国ブロック3年連続No.1獲得(2020~2022年度 低層住宅着工棟数)』『岡山県7年連続No.1獲得(2016~2022年度 低層住宅着工棟数)』を獲得しています。(住宅産業研究所調べ)
当社は、1972年に岡山で設立された住宅会社で、現在、岡山・広島・香川・愛媛・兵庫・鳥取・福岡・沖縄・東京に販売拠点を設けており、現在、9支店・1営業所・38棟のモデルハウスを展開しています。(https://lifedesign-kabaya.co.jp/company/summary/)住宅事業の枠を超え、国産木材を使った新建材CLT事業、不動産事業、リフォーム事業、エクステリア事業、海外事業、特建事業など幅広く手掛けています。
設立:1972年12月1日/カバヤ小堀住研株式会社として設立
1990年/エス・バイ・エル・カバヤ株式会社に社名変更
2017年/ライフデザイン・カバヤ株式会社に社名変更
▼事業内容
建築工事の請負及び施工に関する事業/上記事業に関するフランチャイズチェーン事業/建築物の設計及び工事監理に関する事業/土木工事の設計、請負、施工及び監理に関する事業/リフォーム及びエクステリア等の設計、請負、施工及び監理に関する事業/不動産の売買及び仲介に関する事業/不動産の管理及びコンサルタントに関する事業/風力・太陽光・地熱の利用等による発電並びに電気・熱の供給に関する事業/清掃事業/警備事業/損害保険代理店事業及び生命保険の募集に関する業務/前各号に付帯関連する一切の事業
《ライフデザイン・カバヤ株式会社》
https://lifedesign-kabaya.co.jp/