土曜日, 12月 21, 2024
ホーム調査レポート『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』を実施。既婚者の家事ストレスは、負担量だけでなく苦手意識も大きく影響

『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』を実施。既婚者の家事ストレスは、負担量だけでなく苦手意識も大きく影響

~「炊事」は自信が無く「上手くできない」、「掃除」はやりだすと「キリがない」が特徴的 ~

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▶「くらし研究室」ホームページはこちら:https://homes.panasonic.com/kurashi-lab/

パナソニック ホームズ株式会社の「くらし研究室」は、このたび、家事に対する意識の実態を把握することを目的とした『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』を2024年6月に実施しました。同調査では、全国の既婚男女を対象に、三大家事(「炊事」「洗濯」「掃除」)のいずれかを、家庭全体の家事量において3割以上実施している人から回答を得て集計しました。

2023年に当社が実施した『住まいの暮らしやすさに関する調査2023』では、住まいの暮らしやすさに寄与する大きな要素として、家事動線等による「家事のしやすさ」が重視されていることが判明しました。※1

「家事のしやすさ」に満足していないと回答した人は4割以上おり、1番の理由は「家事が楽しくできない」でした。今回、「家事が楽しくできない」要因の深掘りがさらに必要と考えて『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』を実施しました。

『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』では、既婚者における三大家事の負担量の認識は、年代に関係なく、家庭全体の家事量において女性は「約8割を負担している」、男性は「約4割を負担している」となっており、女性は負担量が圧倒的に多いと認識していることが分かりました。男女の家事参画が平等化している近年において、この結果は現実を表す特徴になっています。

一方、家事に対するストレスは、男性は負担量が多いほど大きくなる反面、女性は負担量と関係性が見られず、他の要因も大きく関わっていることが伺えました。また、ストレスの要因は、男女とも家事が「苦手・好きではない」意識が大きく影響していることが分かりました。

三大家事に対してストレスを感じている理由(複数回答)

さらに、「苦手・好きではない」理由を分類したところ、三大家事に共通して「面倒」の回答が多い中、「炊事」では自信が無く「上手くできない」、「掃除」ではやりだすと「キリがない」が多くを占めました。

当社は長年、家事をラクに楽しくできる提案「家事楽」※2を研究しています。昨今、家事に対する考え方ややり方の多様化が進み、さまざまな価値観を持った生活者に対応できる「家事がしやすい住宅」が求められています。当社は今後も、家事に対する生活者の意識や心理にも着目し、家族みんなが 「誰でも、いつでも、苦手でも」家事がしやすい住まいの提案に取り組んでいきます。

■『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』 結果サマリー

 

①   男女の家事参画が平等化しているが、依然として女性の負担量が男性よりも圧倒的に多い

✓既婚者における三大家事の負担量の認識は、年代に関係なく、家庭全体の家事量に対して女性は「約8割を負担している」、男性は「約4割を負担している」。

②   家事ストレスの要因は、男女とも「苦手・好きではない」意識が大きく影響

✓男性は負担量が多いほどストレスが大きくなる一方、女性は負担量と関係性が見られない。

✓ストレスの要因は、男女とも家事が「苦手・好きではない」(炊事:39.5%、洗濯:28.0%、

   掃除: 46.1%)意識が大きく影響。

✓「苦手・好きではない」意識は女性においてより高く、「炊事」(45.7%)、「掃除」(52.3%)では

    他の理由より20pt程度高い。

③   「苦手・好きではない」理由は「面倒」が多いが、家事の種類によって特徴的なものもある

✓三大家事に共通して、「面倒」(炊事:35.6%、洗濯:53.6%、掃除: 30.0%)が多い。

✓炊事は、自信が無く「上手くできない」(38.2%)が多く、献立のレパートリーが乏しいや

   味付けが難しい等が理由に挙がる。

✓掃除は、やりだすと「キリがない」(27.9%)が多く、掃除をしてもすぐに汚れて達成感が無い等が

   理由に挙がる。

■調査概要

調査対象 :全国20歳~69歳の既婚男女1,030人(性年代均等割付)

       ※「炊事(準備・調理・片付け)」「洗濯」「掃除」のいずれかを、家庭全体の家事量に

       おいて3割以上実施している人が対象

調査期間 :2024年6月27日(木)~2024年6月28日(金)<2日間>

調査方法 :インターネットリサーチ

調査委託先:マクロミル

調査主体 :パナソニック ホームズ株式会社

■当社の「くらし研究室」について

日々の家事の負担を軽くするには?もっと便利な収納とは?様々な側面から住まいと暮らしについて調査・研究を実施しています。世の中やライフスタイルの変化の兆しを読み取り、暮らしのアイディアをカタチにする活動を続け、より良い住まいの提案に繋げていきます。

「くらし研究室」ホームページ (イメージ)

◎「家事楽スタイル」の詳細はこちら

https://homes.panasonic.com/sumai/lifestyle/kajiraku/

※1:パナソニック ホームズ株式会社 『住まいの暮らしやすさに関する調査リリース(2023年7月13日)』より

 https://homes.panasonic.com/company/news/release/2023/0713.html

※2:「家事楽」は当社の登録商標です。

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