相続不動産の専門家である松原昌洙が、不動産の相続で起こりうるトラブルを解説した書籍を、Amazonにて発売しました。
センチュリー21 中央プロパティー(本社:東京都千代田区丸の内1丁目6番5号)の代表を務める松原昌洙が、6冊目の書籍となる『遺言書だけでは守れない共有名義不動産の相続トラブル解決法』を2024年7月3日に発売いたしました。
ー実家を兄弟で相続すると、なぜトラブルになるのか
共有名義不動産を所有するきっかけの約9割が、相続です。
その代表的なケースとして、実家を兄弟で相続するケースがあります。一見、二人の兄弟で、一つの不動産を共同所有することは、公平性があるように見えます。
しかし、実際にその不動産に兄弟二人で居住しているケースは少なく、ほとんどの場合、一人だけが住み続けています。
にも関わらず、固定資産税や維持管理費は、持分割合に応じて負担する必要があります。
また、不動産を売却したいと思っても、共有者全員の同意が必要になります。
このような背景から、共有名義不動産はトラブルになりやすい性質があります。
ー共有名義不動産の専門家によるトラブル解決法
書籍内では、共有名義不動産を専門に扱ってきた弊社代表の松原が、これまで経験してきたトラブル解決サポートや売買仲介で得た知見を活かし、不動産をめぐる相続トラブルの解決法を弁護士監修のもと、解説します。
■書籍抜粋:共有名義不動産のよくあるトラブル
1.特定の共有者が居住しているケース
2.不動産の活用をめぐって意見が割れるケース
3.空き家のまま放置しているケース
4.相続人と不仲・音信不通のケース
5.不動産の税金で揉めるケース
6.借地上の建物を相続したケース
ー最新の法改正についても、事例を用いてわかりやすく解説
2023年(令和5年)4月1日、相続や共有物に関わる法改正がありました。
書籍内では、法改正の内容も反映し、最新版のトラブル解決法を紹介しています。
今回の書籍は、初心者でもわかりやすい内容をコンセプトに構成されています。
具体的な事例や図解での解説を多く取り入れ、不動産や相続の知識が乏しい方でも、理解が深められる内容になっています。
ー今回の書籍に込められた松原の思いとは
不動産を相続した方全員に届けたい内容をこの1冊に詰め込みました。
この書籍を執筆した背景には、共有名義不動産が引き起こす数々のトラブルを目の当たりにしてきた経験があります。共有名義不動産は、家族の絆や思い出を未来に紡ぐタスキである一方、活用方法や税金の負担をめぐって、大きな対立や関係性の悪化を招く原因となります。私はこれまで多くのケースを担当し、その中で見えてきた共通の課題や解決策を一冊の本にまとめました。
この書籍の中では、具体的な事例や法律的な知識を交えながら、共有名義不動産に関するトラブルを未然に防ぐ方法、トラブルが発生した際の適切な対処法について詳しく解説しています。私が強調したいのは、共有名義不動産における「法律の理解」と「解決方法の選び方」の重要性です。共有間の信頼を損なわないためには、お互いの立場を尊重し、法的な知識を持った上での冷静な話し合いが欠かせません。
本書を通じて、皆様が共有名義不動産に関する問題を理解し、適切に対処するための知識と勇気を得ていただければと思います。そして、家族が抱える不安や対立が少しでも和らぎ、円満な相続や不動産活用が実現することを心から願っています。
■書籍概要
タイトル:遺言書だけでは守れない共有名義不動産の相続トラブル解決法
著者:松原昌洙
監修者:都丸翔五
発売日:2024年7月3日
定価:2,530円(税込)
■販売サイト:Amazon
https://www.amazon.co.jp/-/en/%E6%9D%BE%E5%8E%9F-%E6%98%8C%E6%B4%99/dp/B0D8W1HYR5/ref=sr_1_6?dib=eyJ2IjoiMSJ9.Z2If3GJjRkMfYqwbu0JHsrzEGMkFZumtBp5j5i_FkJ5MwVlUXqTbH0GE04rpH4HLbPQqhVycHF8UAXA2ocxWlSI_C_jj7MjE3C1xZp1d1NY.v0xAt5MFqRr43GwDRhctHpqoQK7l46GLKjID0ONCCFw&dib_tag=se&qid=1720396292&s=books&sr=1-6&text=%E6%9D%BE%E5%8E%9F+%E6%98%8C%E6%B4%99&language=ja_JP
■著者紹介
株式会社中央プロパティー 代表取締役 松原 昌洙
1970年生まれ、静岡県出身。
都内金融機関で7年間不動産ファイナンス業務を担当。
その後、不動産会社に勤務。「現場にこだわる実践派」をモットーに、収益不動産などのアセットマネジメント・プライベートファンド業務を担当。不動産歴19年。
2011年に業界で唯一、共有名義不動産・借地権の売買仲介を扱う株式会社中央プロパティーを創業。
2019年6月に、一般社団法人相続総合支援協会を立ち上げ、代表理事に就任。
弁護士、司法書士、不動産鑑定士などの専門家とともに問題解決に取り組む体制を確立し、現在までに約4万件のトラブル相談解決を手がける。
著書に『頑固な寿司屋の大将も納得する!?よくある借地権問題』(ギャラクシーブックス)『[図解]実家の相続、今からトラブルなく準備する方法を不動産相続のプロがやさしく解説します!』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。
■監修者紹介
株式会社中央プロパティー 法務部 弁護士 都丸 翔五
2005年 東京大学法学部 卒業
2007年 東京大学法科大学院 卒業
2009年 司法修習生(62期)
2012年 弁護士資格取得
東京弁護士会所属。
当社の専属弁護士として、相談者の抱えるトラブル解決に向けたサポートを行う。
前職では、相続によって想定外に負債を継承し経済的に困窮する人への支援を担当しており、これまでの弁護士キャリアの中では常に相続人に寄り添ってきた経験がある。
■商品・サービス情報
当社CENTURY21 中央プロパティーは相続不動産の売買に関する専門企業です。
不動産の相続時、しばしばトラブルとなる共有持分、借地権、底地の課題解決と売買を専門に取り扱っております。
時代とともに多様化するライフスタイルに合わせて、私たちはお客様の声を事業の芯に置き、変化し続けるニーズにお応えすべく多彩な取り組みを積極的に進めて参ります。
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