木曜日, 7月 4, 2024
ホーム調査レポート「自宅のインテリアに関する意識調査 2024」結果を発表 自身にインテリアのセンスがないと思っている人は約 6 割。現在の自宅のインテリアは理想のテイストを実現できていないという人が約 7 割。

「自宅のインテリアに関する意識調査 2024」結果を発表 自身にインテリアのセンスがないと思っている人は約 6 割。現在の自宅のインテリアは理想のテイストを実現できていないという人が約 7 割。

自宅のインテリアで悩んでいること・困っていることは「生活感が出てしまう」。

 株式会社一条工務店(代表取締役社長:岩田直樹)は、全国の男女 766 名を対象に「自宅のインテリアに関する意識調査 2024」を実施しました。さらにアンケート結果に関し、住生活の領域に特化した日本最大級のソーシャルプラットフォーム「RoomClip(https://roomclip.jp/)」を運営するルームクリップ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:髙重正彦)の住文化研究所 主任研究員 水上淳史氏にコメントをいただきました。

「自宅のインテリアに関する意識調査 2024」サマリー

■自宅のインテリアにこだわっている人は約 3 割。

■自宅の中で最もインテリアにこだわっているエリア 1 位は「リビング」。

 こだわりのエリアで特にこだわっているポイントは「色やテイスト」。

■自宅のインテリアの満足度は「70 点以上」という人が約 4 割。

■自身にインテリアのセンスがないと思っている人は約 6 割。

■現在の自宅のインテリアは、理想のテイストを実現できていないという人が 7 割以上。

■自宅のインテリアで悩んでいること・困っていること 1 位は「生活感が出てしまう」。

■インテリアを選ぶときに参考にするものは 1 位「Instagram」、2 位「雑誌」、3 位「インテリアショップ」。

■家具を買う場所は「家具・インテリア専門ショップ」という人が約 7 割。

■自宅のインテリアに近いテイストは全年代で「ナチュラル」が1位に。

■自宅のインテリアで重視することは「居心地の良さ」という人が 7 割。

■自宅の床や壁紙の色が不満で貼り替えたり、重ね貼り(上貼り)したことがある人は約 2 割。

「自宅のインテリアに関する意識調査 2024」結果を発表 自身にインテリアのセンスがないと思っている人は約 6 割。現在の自宅のインテリアは理想のテイストを実現できていないという人が約 7 割。のサブ画像1

≪ルームクリップ株式会社 住文化研究所 主任研究員 水上淳史さん コメント≫

 家づくりの際、インテリアにこだわっても暮らしていくうちに生活感が出てしまうのは、なぜでしょう。今回のアンケートでも、自宅のインテリアでの悩みや困りごとの 1 位に「生活感が出てしまうこと」という結果が出ています。この現象を象徴するのが、RoomClip において「収納」というキーワードが家づくりの時だけでなく、たびたび検索されるという事実です。日々暮らしていく中で、新しいアイテムを買えば、その収納方法が求められます。コロナ禍には「マスク収納」が多く検索されるようになりましたし、毎年 4 月には「ランドセル収納」が多く検索されます。このようにライフスタイルの変化に合わせ、その都度適切な収納方法を確立する必要があります。それが部屋の散らかりを防ぎ、生活感を抑えつつ、こだわったインテリアを楽しむ環境を維持できるのです。

自宅のインテリアにこだわっている人は約 3 割。

 「自宅のインテリアにどの程度こだわっていますか?」と尋ねたところ、「とてもこだわっている」

(4.4%)、「こだわっている」(26.4%)と回答した人を合わせると約 3 割の人が自宅のインテリアにこだわっていることが分かりました。(図 1)

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自宅の中で最もインテリアにこだわっているエリア 1 位は「リビング」。

こだわりのエリアで特にこだわっているポイントは「色やテイスト」。

 続いて、自宅のインテリアに「とてもこだわっている」「こだわっている」と回答した 236 名の方に、最もインテリアにこだわっているエリアを尋ねたところ、6 割以上の人が「リビング」と回答しました。(図 2)

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 また、こだわりのエリアで特にこだわっているポイントを尋ねたところ、「色やテイスト」(36.9%)という回答が最も多く、同率で「家具のレイアウト」(19.1%)と「家具の素材」(19.1%)が続きました。(図 3)

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自宅のインテリアの満足度は「70 点以上」という人が約 4 割。

 「自宅のインテリアにどの程度満足していますか?」という問いに点数で答えてもらったところ、約 4 割の人が「70 点以上」と回答しました。(図 4)

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自身にインテリアのセンスがないと思っている人は約 6 割。

 「自身はインテリアのセンスがあると思いますか?」と尋ねたところ、「あまりないと思う」と回答した人が最も多く約半数、「全くないと思う」(11.5%)と回答した人と合わせると、自身のインテリアセンスに自信がない人が約 6 割いることが分かりました。(図 5)

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現在の自宅のインテリアは、理想のテイストを実現できていないという人が 7 割以上。

 「自宅のインテリアは、理想のテイストを実現できていますか?」と尋ねたところ、「実現できていない」と回答した人が 4 割以上となり、「(妥協した部分が多く)どちらかといえば実現できていない」(30.7%)と回答した人と合わせると、7 割以上の人が理想のテイストを実現できていないことが分かりました。(図 6)

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自宅のインテリアで悩んでいること・困っていること 1 位は「生活感が出てしまう」。

 「自宅のインテリアで悩んでいることや困っていることは何ですか?」と尋ねたところ、「生活感が出てしまう」という回答が最も多く 5 割にのぼり、「物が多い」(42.3%)、「色やテイストの統一感がない」(30.0%)という回答が続きました。(図 7)

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インテリアを選ぶときに参考にするものは 1 位「Instagram」、2 位「雑誌」、3 位「インテリアショップ」。

 「インテリアを選ぶときに参考にするものはどれですか?」と尋ねたところ、「Instagram」が最も多く 4 割以上の人が回答。「雑誌」(34.2%)、「インテリアショップ」(29.8%)という回答が続きました。(図 8)

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家具を買う場所は「家具・インテリア専門ショップ」という人が約 7 割。

 「家具はどこで買いますか?」と尋ねたところ、「家具・インテリア専門ショップ」という回答が最も多く約 7 割、続いて「生活雑貨店」、「家具ブランドの実店舗」、「ホームセンター」と回答した人がそれぞれ約3割いました。インテリアを選ぶときに Instagram が参考にされていた一方で、購入は実店舗で行う人が多いことが分かりました。(図 9)

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自宅のインテリアに近いテイストは全年代で「ナチュラル」が1位に。

 「自宅のインテリアに近いテイストはどれですか?」という問いに、以下の選択肢から選んでもらったところ、全体では 4 割以上の人が「ナチュラル」と回答。年代別に見ても全年代で「ナチュラル」が 1 位となり、年代に関わらず支持されていることが分かりました。(図 10)

※選択肢:ナチュラル/北欧風/シンプル/モダン/和モダン/ホテルライク/カフェ風/モノトーン/ジャパンディ/リゾート風/ヴィンテージ/アンティーク/和風/西海岸風/エレガント/韓国風/カントリー/インダストリアル/ミッドセンチュリー/アジアン/ブルックリン/トライバル/特にない/その他

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自宅のインテリアで重視することは「居心地の良さ」という人が 7 割。

 「ご自宅のインテリアで重視することは何ですか?」と尋ねたところ、「居心地の良さ」という回答が最も多く 7 割となり、続いて「使いやすく機能的なこと」(67.9%)という回答が挙げられました。(図 11)

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自宅に取り入れてみたい理想の床の色 1 位は「ライトブラウン」。それぞれ理想の床の色として選んだ理由は「落ち着く」からが 4 割以上。

 「自宅に取り入れてみたい理想の床の色はどれですか?」と尋ねたところ、1 位は「ライトブラウン」(19.8%)、2 位「アイボリー」(13.8%)、3 位「ベージュ」(13.1%)と、ナチュラルテイストが人気の色味の上位に並びました。(図 12)

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 続いて、取り入れてみたい理想の床の色を選んだ理由を尋ねたところ、「落ち着く」を選んだ人が最も多く、4 割以上の人が自身が落ち着く色を選択したことが分かりました。(図 13)

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自宅に取り入れてみたい壁紙のテイスト 1 位は「単色(白以外の色)」。それぞれ理想の壁紙のテイストとして選んだ理由は「落ち着く」が約 4 割。

 さらに、「自宅に取り入れてみたい壁紙のテイストはありますか?」と尋ねたところ、1 位は「単色(白以外の色)」(38.0%)、2 位「木目調」(27.9%)、3 位「塗り壁風」(20.9%)という結果になりました。(図 14)

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 続いて、取り入れてみたい壁紙のテイストを選んだ理由を尋ねたところ、理想の床の色と同じく「落ち着く」が最多で、約 4 割の人が回答しました。(図 15)

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自宅の床や壁紙の色が不満で貼り替えたり、重ね貼り(上貼り)したことがある人は約 2割。

 「自宅の床や壁紙の色が不満で貼り替えたり、重ね貼り(上貼り)したことはありますか?」と尋ねたところ、「床と壁紙両方ある」 (7.4%)、「床または壁紙のどちらかはある」(13.0%)と回答した人と合わせると、約 2 割の人が貼り替えたり、重ね貼り(上貼り)した経験があることがわかりました。(図 16)

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理想のキッチンの色 1 位は「ホワイト系」。それぞれ理想の色として選んだ理由は「清潔感がある」が約 4 割。

 「キッチンの理想の色」について尋ねたところ、1 位は「ホワイト系」(40.2%)、2 位「ブラウン系」(18.4%)、3 位「木目調」(12.4%)という結果になり、「ホワイト系」の人気の高さがうかがえました。(図 17)

 また、キッチンの理想の色を選んだ理由を尋ねたところ、「清潔感がある」という理由が最多で約 4 割の人が回答しました。(図 18)

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■調査概要

調査手法:オンラインアンケート

調査期間:2024 年 5 月 11 日(土)~2024 年 5 月 19 日(日)

調査対象:全国の男女

有効回答数:766 サンプル

回答者:男性 295 名、女性 471 名

     20 代 82 名、30 代 262 名、40 代 182 名、50 代 148 名、60 代 80 名、70 代以上 12 名

     ※構成比は小数点以下第 2 位を四捨五入しているため、合計しても 100 にならない場合があります。

≪ご参考≫

 今回の調査では、7 割以上の人が現在の自宅のインテリアは、理想のテイストを実現できていないと感じていることがわかりました。また、自宅のインテリアで最もこだわっているのはリビングで、特に「色やテイスト」を重視していることも明らかになりました。

 一条工務店の住まいの内装は、トレンドを取り入れながら、家族の成長、変化に合わせてレイアウトもフレキシブルに対応でき、お好みのスタイルやテイストを実現していただくことが可能です。

 今回は、アンケート調査で人気が高かった「ナチュラル」「シンプル」「北欧風」「和風」「モダン」「和モダン」スタイルをテイストごとにご紹介します。

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過去に実施した暮らしに関するアンケートのデータは下記のサイトにてご覧いただけます。

「暮らしイイコト調査」

 URL:https://ichijo.jp/research

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