じげんが運営する、電⼒会社・ガス会社の情報・料⾦⽐較サービス「エネピ」 調べ
株式会社じげん(本社︓東京都港区、代表取締役 社⻑執⾏役員CEO︓平尾丈、東証プライム︓3679、以下じげん)が運営する電⼒会社・ガス会社の情報・料⾦⽐較サービス「enepi(エネピ)」https://enepi.jp/ は、独⾃の調査データを交えながら、家庭の光熱費の価格動向や実態、節約⽅法についてまとめましたのでご紹介いたします。
⽇本政府は、ロシア・ウクライナ情勢に伴う燃料価格の⾼騰を受けて2023年1⽉より開始した⽀援策「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を2024年5⽉いっぱいで終了しました。また、4⽉には再⽣可能エネルギー賦課⾦を引き上げ、電気料⾦を値上げ。円安に伴い実質賃⾦は25 ヶ⽉連続マイナスと過去最⻑※を記録しており、家計の厳しさは増す⼀⽅です。そんな中、⽣活を守りながら快適に過ごすためには、光熱費の⾒直しが不可⽋です。(※厚生労働省「毎月勤労統計調査(2024年4月))
そこで「enepi(エネピ)」は、補助⾦終了後の電気料⾦予測や、電気・都市ガス・プロパンガスのエネルギー別料⾦⽐較などを通じて、家庭の光熱費における実態を調査しました。こちらではその結果と節約⽅法をまとめたレポートをお届けいたします。
※ 本レポート内のグラフ・表は「enepi(エネピ)」試算に基づいており、単位未満の数字を四捨五⼊しているため、計算値が⼀致しない場合があります。
■光熱費の約75%を占有!年々高騰する電気・ガス料金が家計を圧迫
光熱費とは、生活に必要な水やガス、電気などのエネルギーの使用にかかる費用を指します。近年価格高騰が叫ばれていますが、需要の増減やエネルギー価格の変動、気候条件の変化に加え、景気や金利、政治状況に国際関係なども反映し、その費用は常に複雑な要因によって変動しています。総務省の「家計調査年報:家計収支編(2023年)」によると、直近3年間の光熱費推移のうち、電気およびガス料金は毎年そのピークを更新している一方、水道料金はほぼ横ばいです。つまり、近年の光熱費高騰の要因は、電気料金とガス料金の上昇にあり、2024年に入ってからもその傾向はますます強まっています。
※総務省「家計調査年報:家計収支編(2023年)」
■補助金終了で3,000円値上げ?!6月・7月の電気料金予測
燃料価格急騰などの影響から、2023年1月から8月までの電気料金は1kwhあたり7円でした。その後、支援策として9月から1kwhあたり3.5円の補助が行われましたが、2024年5月には1.8円に減額。6月使用分からは補助金が完全廃止されます。3人世帯の家庭の場合、昨年6月と比較して今年は補助金で賄われていた3,010円分が増額となります。電力消費が多い家庭や世帯人数の多い家庭では、さらに値上げの影響が顕著となりそうです。
【表1:3人世帯の電気代補助金額の推移】
※環境省「家庭におけるエネルギー使用状況(2018年)」および東京電力「国による電気・ガス価格激変緩和対策事業について(2024年)」をもとに作成
また、「enepi(エネピ)」ユーザーのデータをもとに、昨年9月から今年5月までの電気料金請求額の推移をまとめ、6月・7月の料金を予測しました。
補助金の減少に伴い電気料金は増額し続けていますが、気温上昇により消費電力量が増加する7月は特に家計への影響が大きくなることが予想されます。3人以上の世帯は月20,000円を超え、今夏の負担は厳しい見通しです。
※「enepi(エネピ)」独自データをもとに作成
【表2:世帯人数別の月間電気料金請求額の推移予想】
※「enepi(エネピ)」独自データをもとに作成
■価格差2.8倍!光熱費消費の大きい浴室におけるエネルギー別料金比較
一般家庭において、特に光熱費がかかる場所は浴室です。浴室で使う給湯器は大きく分けて「ガス給湯器」と「電気給湯器」の2種類があり、前者は燃料に都市ガスとプロパンガスを使用します。それぞれの給湯器にかかる光熱費は以下の通りです。
※ 国土交通省の§5給湯のエネルギー消費量の計算方法から、GJ/年を求め、経済産業省のエネルギー使用量(原油換算値)簡易計算表の換算係数から、使用料を逆算して推定。
【表3:浴室(給湯器)の光熱費比較】
※1 TEPCOの料金プラン「スタンダードS」https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/standard/kanto/index-j.html
※2 東京ガス「東京地区等/一般契約料金(22年9月検針分)」
※3 日本エネルギー経済研究所石油情報センターのデータ(東京都の値を引用)をもとに「enepi(エネピ)」が独自で算出
各燃料価格は地域によって異なるほか、給湯器のエネルギー効率は機種によって変わり、電気は使用時間帯で料金が変更されるプランがあるため、一概に順位を決めるのは難しいです。しかし、都市ガスとプロパンガスで2.8倍もの価格差が出ている調査結果から、現状の光熱費をきちんと把握し、節約や見直しを行うことは家計負担を軽減する一助となることが伺えます。
(給湯器の光熱費に関する詳細はこちら:「給湯器(ボイラー)のコストを徹底比較!ガス・灯油・電気、どれが一番オトク?」 https://enepi.jp/articles/653)
■光熱費を抑えるためには、習慣的な節約対策と電力会社・ガス会社の見直しを
光熱費の節約はいくつかの方法があります。まず電気料金は、消費量を抑えるためにエアコンを効率的に使用する、冷蔵庫を適切に使用する、照明の無駄使いをやめるといった方法が有効です。エアコンは、適当な温度調整や断熱材の設置、フィルターの定期的な清掃。冷蔵庫は、温度設定を中にし、扉を開ける時間を減らす、食材の間隔を保つことが節電につながります。また、照明については、不要な照明を消す、明るさを調整するなど、基本的かつこまめな対策が肝心です。
続いてガス料金の節約は、お風呂の沸かし方を工夫する、シャワー時間を短くする、料理は作り置きし冷凍保存するなどの方法が効果的です。お風呂は毎回お湯を入れ替えるのではなく、追い焚きを上手く活用し、シャワーはお風呂の併用することがポイント。世帯人数が3人以上の場合は、シャワーのみで済ますより、お風呂を沸かした方が光熱費を抑えられます。料理については、多めに作り置きすることで、コンロの使用回数を減らせます。
上述の習慣的な節約方法のほかに、電力会社・ガス会社の見直しも家庭の光熱費を削減する上で重要な手段のひとつです。まずは、過去数カ月間の請求書や契約会社のウェブサイトから現在の使用状況の把握。一般的に電力会社・ガス会社は複数の料金プランを提供しているため、自分の生活スタイルや電気・ガスの使用量に最適なプランを選びましょう。そして、現在の電力会社・ガス会社と比較し、他社の料金プランやサービスがより有利である場合、利用者の口コミと評判を参考にしつつ会社の切り替えを検討しましょう。
■「enepi(エネピ)」で手軽料金比較!電力会社・ガス会社切り替えのサポートも充実
「enepi(エネピ)」では、電力会社・ガス会社の切り替えをサポートしています。加盟店は審査を経て厳選された電力会社・ガス会社のみとなっており、切り替え時の新旧会社との調整は「enepi(エネピ)」が対応。また、お見積もり依頼から会社の切り替えまで費用は一切かかりません。下記は、「enepi(エネピ)」で電力会社・ガス会社を切り替えた際の平均削減額です。
【表4:「enepi(エネピ)」で電力会社・ガス会社を切り替えた際の平均削減額 ※4】
※4 「enepi(エネピ)」料金シミュレーションの試算条件に基づく想定値のため、実際の料金とは異なります。
エネルギーによって削減効果は異なり、料金設定に縛りがなく自由料金のエネルギーであるプロパンガスは最もその効果が高くなっています。「enepi(エネピ)」では、相場が分かりづらく、地域によって細かく料金が分かれている電気料金・ガス料金にも対応しているため、安心して手軽にご利用いただけます。
・電気の料金比較/会社の切り替えはこちら:https://enepi.jp/form/electricity
・都市ガスの料金比較/会社の切り替えはこちら:https://enepi.jp/form/citygas
・プロパンガスの料金比較/会社の切り替えはこちら:https://enepi.jp/form/new
「enepi(エネピ)」は、今後もエネルギーにまつわる基礎知識や生活に役立つ節約術など、様々なエネルギー関連情報を発信し、ユーザーが家計を守りながら快適な生活を送るためのサポートをしてまいります。
■enepi(エネピ)について
「enepi(エネピ)」は独自の料金比較システムを持つ、電力会社およびプロパンガス会社、都市ガス会社の情報・料金比較サービスです。相場が分かりづらく、エリアによって細かく料金が分かれている電気代やガス代を手軽に検索・比較でき、光熱費の見直しをサポートします。お見積もり依頼から会社の切り替えまで費用は一切かからず、切り替え時の新旧の電力会社・ガス会社との調整は「enepi(エネピ)」が対応するため、安心してご利用いただけます。
料金シミュレーション機能のほか、基礎知識や生活に役立つ節約術など光熱費にまつわる情報サイトも兼ね備え、自分のライフスタイルに合ったお得な電力会社・ガス会社が見つかるサービスです。
URL: https://enepi.jp/?pr=press
■株式会社じげん 会社概要
[社名]株式会社じげん (ZIGExN Co., Ltd.)
[証券コード]3679 (東証プライム)
[本社所在地]東京都港区虎ノ門3-4-8
[設立年月日]2006年6月1日
[代表者]代表取締役 社長執行役員 CEO 平尾丈
[資本金]125百万円(2024年3月31日時点)
[事業内容]ライフサービスプラットフォーム事業
[主要グループ会社] 株式会社リジョブ 株式会社ミラクス 株式会社三光アド 株式会社BizMo
株式会社ブレイン・ラボ 株式会社Struct 株式会社ビヨンドボーダーズ
株式会社タイズ 株式会社オーサムエージェント 株式会社アップルワールド
株式会社ティ・エス・ディ 株式会社TCV 株式会社and A company
ZIGExN VeNtura Co.,Ltd 株式会社CORDA
■じげんグループについて
当社グループは、企業の存在意義であるパーパスとして「Update Your Story ― あなたを、未来に。」を掲げ、ライフイベント領域(求人・住まい・車・旅行など)において、人生の岐路に立つすべての人の未来をUpdate する40以上のサービスを提供しています。2013年に東証マザーズに上場し、2018年には東証一部へ市場変更、2022年にプライム市場へ移行いたしました。上場後は、M&Aによる事業領域の拡張へ積極的に取り組み、非連続の成長を続けています。