【UniLife(ユニライフ)学生調査:学生の海外志向に関する調査】
UniLife(ユニライフ)のブランドで全国の学生マンションの企画開発・仲介斡旋・運営管理までをトータルで行う株式会社ジェイ・エス・ビー(本社:京都府京都市、代表取締役社長:近藤 雅彦 以下 当社)は、学生の “リアルな学生生活”を明らかにすることを目的に、当社が運営する全国の学生マンションに入居する学生を対象にした「UniLife(ユニライフ)学生調査」の実施をしました。
第ニ回目となる今回は、当社が運営する全国の学生マンションに入居する学生4,362名を対象に、学生の海外志向に関する調査を行いました。
【調査結果サマリー】
■海外留学
・学生の約7割(65.4%)が海外留学に興味があると回答
・興味があると回答した人が最も期待することは「語学やコミュニケーションの習得」
・男女別でみると、「興味がない」と回答したのは男性の方が多く、女性より8.3ポイント
高い結果に
■海外旅行
・学生の約8割(82.6%)が海外旅行に興味があると回答
・男女別でみると、「興味がない」と回答したのは男性の方が多く、女性より9.4ポイント
高い結果に
■海外での就業
・学生の約5割(50.3%)が海外で働くことに興味がある結果と回答
・興味があると回答した人が期待することは「視野が広がる」「スキルアップ」
■ワーキングホリデー
・学生の約5割(45.4%)がワーキングホリデーに興味があると回答
・興味があると回答した人が最も期待することは「異文化や生活を体験することで視野が広がる」
【調査概要】
調査期間:2024年4月17日(水)~2024年4月26日(金)
調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査
調査対象:当社が運営する全国の学生マンションに入居する大学生4,362名
※本調査レポートの百分率表示は小数点第1位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%にならない場合があります。
【海外留学について】
・学生の約7割(65.4%)が海外留学に興味があると回答
男女別でみると、「興味がない」と回答したのは男性の方が多く、女性より8.3ポイント高い結果に
留学に興味があるもしくはしたことがあると回答した学生は全体の約7割(65.4%)という結果になり、多くの学生が海外留学に興味があることが分かりました。一方「興味はあるが、検討はしていない」との回答は42.4%となり、実際に海外留学へ行くにはハードルがあることがうかがえました。
また、男女別で集計したところ、「興味なしと」回答した学生は、男性が約4割(40.3%)、女性が約3割(32.0%)と8.3ポイントの差があり、性別によって差が出ることがわかりました。
・海外留学で期待することとして最も多いものは「語学やコミュニケーションの習得」
海外留学に興味がある、もしくはしたことがあると回答した学生に、海外留学で期待することを尋ねたところ、最も多い回答は「語学やコミュニケーションの習得」、次いで「異なる文化や価値観を学び、視野を広げられること」「行動力や柔軟性を身に着け、自分に自信をつける」という結果になりました。
・海外留学における懸念点は「費用」「コミュニケーション」
海外留学に興味がない、もしくは興味はあるが検討はしていないと回答した学生に、海外留学での懸念点を尋ねたところ、最も多い回答は「費用がかかる」、次いで「コミュニケーションがとれるか心配」「治安が心配」という結果になりました。
【海外旅行について】
・約8割(82.6%)の学生が海外旅行に興味があると回答
男女別でみると、「興味がない」と回答したのは男性の方が多く、女性より9.4ポイント高い結果に
海外旅行については、約8割(76.4%)の学生が海外旅行に興味があると回答。男女別で集計したところ、「興味なしと」回答した学生は、男性が約2割(23.6%)、女性が約1割(14.2%)と性別によって差が出ることがわかりました。
【海外での就業について】
・学生の約5割(50.3%)が海外で働くことに興味があると回答
海外で働くことに興味があると回答した学生は全体の約5割(50.3%)という結果になりました。実際に働く予定がある学生、海外就業を検討している学生は約10人に1人(9.8%)という結果になりました。
・海外就労で期待することで最も多い回答は「視野が広がる」次いで「スキルアップ」
海外で働くことに興味があると回答した学生に期待することを尋ねたところ、最も多い回答は「視野が広がる」、次いで「スキルアップ」「やりがい」という結果になり、報酬やワークライフバランスより自分磨きにつながる回答が多い結果となりました。
・海外就労での懸念点は「コミュニケーション」、「生活の不安」、「治安」
海外で働くことに興味がないもしくは興味はあるが、検討はしていないと回答した学生に懸念点を尋ねたところ、最も多い回答は「コミュニケーション」、次いで「海外での生活が成り立つのか」「治安」という結果になりました。
【ワーキングホリデーについて】
・学生の約5割(45.4%)がワーキングホリデーに興味があると回答
ワーキングホリデーに興味があると回答した学生は全体の約5割(45.4%)という結果になりました。
・ワーキングホリデーで期待することは「視野が広がる」
ワーキングホリデーに興味があると回答した学生に期待することを尋ねたところ、最も多い回答は「異文化や生活を体験することで視野が広がる」、次いで「コミュニケーション」「行動力や柔軟性を身に着け、自分に自信をつける」という結果になりました。
・ワーキングホリデーの懸念点は「コミュニケーション」「生活の不安」
ワーキングホリデーに興味がないもしくは興味はあるが、検討はしていないと回答した学生に懸念点を尋ねたところ、最も多い回答は「コミュニケーションが取れるか心配」、次いで「生活が成り立つか心配」「治安が心配」という結果になりました。
【調査総括】
2024年は、新型コロナの5類への移行によりコロナ禍以前の生活がほぼ戻りつつあります。今回の調査結果からは円安が進んでいる状況もあり、費用が気になると回答した学生も多く見受けられましたが、海外留学に興味がある学生は約7割と、かなり多くの学生が海外留学に興味があることがわかりました。
また、ワーキングホリデーや海外で働くことに興味がある学生はそれぞれ約5割と、一人暮らしをする学生の海外志向が比較的高いことが窺えました。
【UniLife学生調査について】
学生の “リアルな学生生活”を明らかにすることを目的に、全国のUniLife(ユニライフ)学生マンションに入居する学生を対象に当社が実施している学生向け調査です。当社では、学生生活のパートナーとなることを目指し、今後も学生生活を取り巻く様々なテーマに関して定期的に調査を実施していきます。
【当社概要】
株式会社ジェイ・エス・ビー
本社所在地:京都府京都市下京区因幡堂町655番地
創 業: 1976年12月
上 場: 東証プライム(証券コード3480)
代 表: 代表取締役社長 近藤 雅彦
U R L: https://www.jsb.co.jp/
全国の学生マンション検索サイト: https://unilife.co.jp/
ジェイ・エス・ビーグループは1976年の創業以来、全国で学生マンションの運営管理を手掛け、現在では北海道から沖縄まで学生向け賃貸仲介店舗「UniLife(ユニライフ)」91店舗を展開、2023年4月時点で86,175室を管理しています。近年では、食事や家具家電付きの住まいの提供や、学生の「学び・成長」を支援する取り組みに力を入れています。