柔道界との連携を深め、トラブルを事件にさせない社会を目指す
元警察官による、近隣トラブル解決支援サービスを主要事業として展開する株式会社ヴァンガードスミス (本社:東京都港区、代表取締役:田中慶太、以下「当社」)は、全国の柔道場を防犯拠点として拡大するとともに、子どもたちに向けた防犯の啓蒙活動推進など、柔道界との連携をさらに強化するため、2024年5月1日より井上康生氏が取締役に就任することを本日発表します。
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取締役就任の背景
近年、近隣トラブルを発端とした事件が増えており、警察に寄せられる近隣トラブルに関する相談件数も年間約30万件にのぼるなど、トラブルの数は年々増え続けています。(※)警察では、業務範囲の広さや多さゆえに刑法違反に当たらない近隣トラブルなどの相談に対しては、手厚い対応が難しいのが現状です。
当社「近隣トラブル解決支援サービス」による累計約44,000件の相談実績から、近隣トラブルは感情の高ぶりによってトラブルに発展するものであり、周囲への配慮や相互理解によって収束できるケースがほとんどを占めております。柔道には自分や他人を尊重する「自他共栄」の精神が根付いており、この柔道の教えや精神は、トラブルそのものを起さないための根本となるものでもあります。
根底にある共通点から、2023年4月に井上康生氏が弊社顧問に就任し、この度2024年5月1日より取締役就任へ至りました。これにより、全国にある柔道場を防犯拠点とすることで、地域に根差した防犯対策の一つとして機能させ、新たな防犯インフラの構築を目指します。
※出典―警察庁長官官房企画課 広報資料https://www.npa.go.jp/bureau/soumu/soudan/r05_soudan.pdf
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井上康生 プロフィール
1978年5月15日生まれ/宮崎県出身
2000年のシドニーオリンピックで、男子柔道100キロ級で金メダルを獲得。
現役引退後は指導者の道を歩み、2期9年の全日本男子柔道強化チーム監督を務めた。
全階級でのメダル獲得、男子柔道史上最多の5個の金メダルを獲得するなど、指導者としても華々しい経歴を残す。
現在は、全日本柔道連盟強化副委員長、日本オリンピック委員会パリ五輪対策プロジェクトリーダー及びハイパフォーマンスマネージャー、東海大学体育学部武道学科兼スポーツプロモーションセンター教授、認定特定非営利活動法人JUDOs理事長などを兼任し、柔道の普及・魅力の伝達に尽力中。
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近隣トラブル解決支援サービスとは
元警察官が相談員として、「騒音」「迷惑行為」「SNSによる誹謗中傷」など、「事件未満のトラブル」を解決支援するサービスです。トラブルの芽を摘むため、「気になる」の段階から何度でも相談ができる少額の定額制を取り入れており、成功報酬や追加請求は一切かかりません。お電話にて一次から収束まで対応しております。入居している住宅に不法侵入等があった場合には、以後も安心して生活して過ごすために保険金(生活再建費用)が支払われます。現在、住まいに直結する不動産業界向けは「mamorocca」、その他業界向けに「Pサポ」としてトラブル解決支援サービスを展開しております。
■株式会社ヴァンガードスミス
代表者 :代表取締役 田中慶太
所在地 :東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー10F
設立 :2015年10月
資本金 :104,700,000円(資本準備金を含む)
事業内容:トラブル解決支援事業