ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開する株式会社And Doホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:安藤正弘、以下:当社)の連結子会社である株式会社フィナンシャルドゥ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:富田数明、以下:フィナンシャルドゥ)は、金融機関に対するリバースモーゲージ保証業務に関して、2024年3月末で保証残高が180億円を突破したことをお知らせいたします。
フィナンシャルドゥはリバースモーゲージにおける担保評価および債務保証業務を2017年10月から本格的に開始し、2024年3月末で保証残高が181億73百万円となりました。また、銀行や信用金庫など51金融機関と提携に至り、フィナンシャルドゥの保証によるリバースモーゲージは日本全国で広がっております。
今後も当社とフィナンシャルドゥはリバースモーゲージの啓蒙や多くの金融機関との提携を実現させ利用環境を拡大していくことを通じて、リバースモーゲージ保証事業の成長を図り、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献してまいります。
■事業主の資金ニーズなどにも広がりをみせるリバースモーゲージ
リバースモーゲージは、自宅等の不動産を担保にして、そのまま住み続けながら融資を受けられる仕組みのローン制度です。元本と利息をお支払いいただく住宅ローン等の一般的なローンとは異なり、月々のお支払は利息のみで、老後資金の不安を解消する商品として着目されています。背景には、高齢化が進んだことで必要な老後の生活資金が増大していることや、晩婚化の影響で住宅ローンを組む年齢が上がり、定年後も住宅ローンの返済が続くケースの増大なども挙げられます。また、子どものいない夫婦や、子どもが県外で生活していて家を引き継ぐ人がいないなど、家を残す必要がないというケースの場合、リバースモーゲージを利用することで、今まで通り住み続けながら自宅を現金化し、趣味や旅行、車の購入、病気・介護費用などに活用することも可能になります。
さらに、取扱金融機関が既存のローン商品では対応出来なかったお客様の資金ニーズの受け皿としてリバースモーゲージに着目し、老後資金や住宅ローンの借り換えだけでは無く、事業承継ニーズなど年金受給者のみならず事業主の資金ニーズに対応するなど、リバースモーゲージは広がりをみせています。