住宅業のトータルソリューションを提供する株式会社ダイテック(本社:東京都品川区、代表取締役社長:野村明憲、以下ダイテック)は遠隔で「品質管理・安全管理・進捗管理」が可能な遠隔施工管理プラットフォーム「Log System」を手掛ける株式会社log build(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:中堀健一、以下ログビルド)との連携を強化し、ユーザーにより便利で効率的なサービスを2024年5月に提供することを発表いたします。
■現場Plusについて
「現場Plus」は月額1万円(60ID)から利用できる建設現場の施工管理アプリで、2024年3月末時点で6万社以上の企業様にご利用いただいております。従来の電話、FAX、書類をクラウドに置き換えることで生産性を向上します。工程管理、図面管理、写真管理、コミュニケーションなどの基本機能に加え、入退場やKY活動、安全パトロールなど就業・安全管理まで標準サポート。大幅な業務効率化を実現できます。
■Log Systemについて
遠隔で「品質管理・安全管理・進捗管理」が可能なリモート施工管理プラットフォーム「Log System」は、遠隔施工管理を実現するためのサービスをオールインワンで提供。
▼ソフトウェア提供(SaaS事業)————
・360度のVR現場空間:Log Walk(ログウォーク)
・遠隔臨場・リモート立ち会い(ビデオ通話立ち会い):Log Meet(ログミート)
▼建設DXコンサル・BPO————
・標準施工要領書(手引き書)の作成代行
・リモート現場管理代行
・リモートチェックリストやマニュアルの雛形提供
・DXコンサル
広告宣伝費を使用せず、口コミで広がる中、スーパーゼネコンやハウスメーカー、大型ビルダーから小規模工務店まで活用が進行中。現在までに27,000現場以上で活用されております。
※⽇本初:遠隔施⼯管理に必要な「VR現場空間・ビデオ通話による遠隔⽴会い・標準図⾯の作成代⾏・リモート現場管理代⾏・DXコンサル」など、リモート体制を構築する上で必要なサービスを全て提供している企業として、⽇本初。ログビルド社調べ 2024年4⽉23⽇時点
■Log-Plus LINK(フェーズ2)について
今回の「Log-Plus LINK(フェーズ2)」により実現できることは以下の2点です。
1点目、「現場Plus」のユーザーIDを、「Log System」に一括取込することが可能になります。これにより「Log System」を新たに導入する「現場Plus」ユーザーは、手間のかかるID登録作業を省略でき、サービスの利用がスムーズになります。
2点目、「現場Plus」の機能である工程表から、「Log System」で生成した360度VR現場空間に簡単にアクセスできるようになります。この機能を活用することで、作業中に発生した問題や確認事項を迅速に解決でき、作業効率の向上につながります。例えば、過去にさかのぼって壁の内部を確認する必要がある際に、工程と照らし合わせながら目的の360度画像を簡単に探せるため、作業時間の短縮につながります。
これらの強化により、両社のサービスをよりシームレスに統合し、ユーザーにより良い利用体験を提供します。
<フェーズ 1>の内容(2023年7月31日リリース)
① 「現場Plus」で現場を作成する際、同時に「Log System」にも現場を作成
② 「現場Plus」と「Log System」の現場情報をリアルタイムに同期
③ 「現場Plus」の現場から「Log System」現場へダイレクトアクセス
<フェーズ2>の内容(2024年5月)
① 「現場Plus」のユーザーIDを「Log System」に一括取込み
② 「現場Plus」の工程表から「Log System」の360度VR空間にダイレクトアクセス
ダイテックとログビルドはこれまで、住宅業界のDX化をともに推進してまいりました。両社は顧客満足度の向上やサービスの拡充に向けた取り組みを共有し、今回の連携強化はその一環です。お客様のニーズに応えるため、より効果的なサービス提供を目指します。
<掲載情報>
「業務負荷の大きい現場監督を救え!」HousingTribune vol.682(創樹社)掲載(4/26発行)