月曜日, 12月 23, 2024
ホーム調査レポート【子ども部屋はいつから?】用意したタイミングをパパ・ママ500人にアンケート調査

【子ども部屋はいつから?】用意したタイミングをパパ・ママ500人にアンケート調査

子ども部屋を用意したタイミングに関する意識調査

株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、小学生~高校生までのお子さんがいる500人を対象に「子ども部屋を用意したタイミングに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は訳あり物件買取ナビにて公開。(
https://albalink.co.jp/realestate/childrens-room/ )

あなたのお子さんには子ども部屋がありますか?

幼稚園や学校の友達から「子ども部屋をつくった」という話を聞くと、うちもそろそろ用意したほうがいいのかなと考えてしまうのではないでしょうか。

今回、株式会社AlbaLink( https://albalink.co.jp/)が運営する訳あり物件買取ナビ( https://albalink.co.jp/realestate/)は、小学生~高校生までのお子さんがいる500人を対象に「子ども部屋を用意したタイミング」についてアンケート調査を実施しました。

【調査概要】

調査対象:小学生~高校生までのお子さんがいる方

調査期間:2024年4月5日~16日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:500人(女性352人/男性148人)

回答者の年代:20代 4.0%/30代 33.8%/40代 50.4%/50代以上 11.8%

【調査結果サマリー】

・子ども部屋を用意したタイミングで最も多いのは「小学校入学前後」

・子ども部屋の悩みは「狭い」

・子ども部屋があることのメリット1位は「リビンクが散らからない」

・子ども部屋があることのデメリット1位は「子ども部屋が汚くなりがち」

子ども部屋を用意したタイミングで最も多いのは「小学校入学前後」

小学生~高校生までのお子さんがいる500人に子ども部屋を用意したタイミングを聞いたところ、「小学校入学前後(123人)」が最も多く、全体の約25%にのぼりました。2位は「中学校入学前後(54人)」となっており、進学をきっかけに子ども部屋をつくるご家庭が多いとわかります。

全体的には学齢期に入ってから子ども部屋をつくるご家庭が多数となっています。学齢期に入ると教科書やランドセルなどの荷物も増えるため、「そろそろ子ども部屋を用意したほうがいい」と感じる人が多いのでしょう。

また、入学や引越しなどの変化も、子ども部屋を用意するきっかけになるとわかります。

<1位 小学校入学前後>

・自立し始めるタイミングだと思ったから(20代 男性)

・子どもが一人部屋を欲しがったから(30代 男性)

・ランドセルや教科書など、学校の持ち物が必要になるため。学習デスクを購入したため(40代 女性)

小学校入学と同時に学習机を購入し、机を置くために子ども部屋を用意したご家庭が多くなっています。小学校に入学すると持ち物が増えるので、リビング以外に子どものものを置いておく部屋が欲しいと考える親御さんも多いでしょう。

「自分のものを自分で管理する」「自分の部屋で一人で寝る」などの取り組みについても、小学生・中学生になったからという理由があるので始めやすいです。

お子さん側も新たな生活に向けて、自分一人でやってみたいという意欲をもちやすいので、一人部屋を与えるのに適している時期といえるでしょう。

<2位 中学校入学前後>

・受験勉強などを考えて、勉強環境を整えたかったから(30代 男性)

・勉強する時間が長くなり、思春期にも入るし、プライベート部屋があったほうがいいのかと思いました(40代 女性)

・子どもが個人の部屋を欲しがったことと、中学生なのでプライベート空間が必要だと思ったからです(50代以上 男性)

中学生になると勉強時間が長くなるからという回答が目立ちました。高校受験などを見据えて、勉強に集中するための場所として子ども部屋を用意したご家庭が多いとわかります。

また中学生くらいになると、お子さんから「自分の部屋が欲しい」という希望が出ることも多いようです。「親子ケンカしたときに逃げ込める場所」「冷静になれる場所」があることで、親子間の衝突が減ったり、お子さんの心が安定しやすくなるメリットも期待できます。

<3位 小学校高学年>

・子どもにもプライバシーが必要。一緒に寝ていると、寝相が悪く熟睡できないため(40代 女性)

・小学校4年生になるとき。兄弟が増えたときに、上の子が落ち着く空間をつくってあげたくて用意した(40代 男性)

・中学受験に向けて、集中できる環境が必要だった(50代以上 男性)

「勉強に集中できる環境が必要」「プライバシーに配慮する年齢になってきた」など、勉強とプライバシーに関するコメントが多数。

また小学校高学年で親子が一緒に寝ていると、お子さんの体も大きくなっているので、親御さんが熟睡できないという事情もあります。身体が大きくなってから学習机などを選ぶことで、長時間の学習に適したイスを選びやすいというメリットも。

さらに高学年くらいになると「友達の家に遊びに行く」という機会も増えるので、子ども部屋があると遊びやすいです。

親に見られない空間が大切になる年齢でもありますので、プライバシーを確保できる一人部屋の意義は大きいでしょう。

<4位 3歳未満>

・子どものおもちゃや絵本を置いたり、安全に遊んだりできるスペースをつくりたかったから(30代 女性)

・いつか使うから先につくっておこうと思った(40代 女性)

・成長に合わせて、早く一人で眠れるように育てたかったから(50代以上 男性)

出産を機に家を買い、将来に備えてあらかじめ子ども部屋をつくっておいたご家庭も多数。小さいうちから子ども部屋で遊ぶのが習慣になっていれば、リビングにおもちゃが散乱しなさそうでいいですね。

欧米のように小さいころから一人寝をさせることで、「夫婦の時間を大切にできる」というメリットもあります。

<5位 小学校低学年>

・友達や子ども同士で自由に遊べるスペースをつくりたかった。またお片付けや綺麗に使うことを学んでほしいから(30代 女性)

・宿題の量が増えたため。また下の子が邪魔してしまうため、宿題・勉強に集中できない様子だったから(40代 男性)

・おねしょしなくなったので、一人で寝ても大丈夫だと判断した(50代以上 男性)

小学校入学時に子ども部屋を与えるご家庭が多いので、お子さん自身が小学校低学年の時期に「友達は自分の部屋をもっているんだ」と知ることもあるでしょう。周りに影響されて、「自分も自分の部屋が欲しい」と思うのは自然ですよね。

また教科書やランドセルが場所をとるため、親が「リビング以外に荷物を収納する場所が必要」と感じることもあるでしょう。

下の兄弟が小さいと、リビング学習を邪魔されてしまうこともあり、自室で勉強したほうがはかどることも。部屋をもつタイミングには「兄弟の事情」も影響することがわかります。

<6位 幼稚園・保育園>

・今後成長とともに必要になってくると思ったから(30代 男性)

・今後子どもの荷物が増えてくるのと、集中して勉強する時期が来ると思うので用意した(40代 女性)

・おもちゃが増えてリビングが片付かなくなったから(30代 女性)

「小学校入学に向け、先を見越して用意した」などの声が寄せられていました。小学校入学前に、一人で寝る練習や片付けの練習をするために使っているご家庭もあります。

入学前に子ども部屋を用意する場合、購入する学習机やベッドをじっくり検討できるメリットがあります。

<7位 家の購入・引越しのとき>

・部屋が増えたから(30代 女性)

・プライベートな空間が必要なときが来ると思ったからです(40代 女性)

お子さんが大きくなって、子ども部屋をつくるために家を購入したり引越したりする人も多いでしょう。また家を購入する際に、あらかじめ「のちのち子ども部屋として使うだろう部屋」を組み込んで建築するご家庭も多いです。

子ども部屋に過不足が出ないように、子どもの数が決まってから家を買ったという声もありました。

子ども部屋の悩みは「狭い」

子ども部屋の環境に関する悩みの1位は「狭い(89人)」、2位は「収納が足りない(59人)」でした。

子ども部屋に十分なスペースがないという悩みをもつご家庭が多いとわかります。「子どものために引っ越したのに、子ども部屋が狭い」というコメントが複数あったことから、想定よりも広いスペースが必要になったケースが多いと考えられます。

例えば「子どもの趣味により、予想以上に荷物が増えた」「子どもの数が増えて、2人で1部屋を使うようになった」といったケースがあるでしょう。内見のときは広く見えても、荷物を入れると思った以上に狭くなるという体験談もよく聞きます。

3位には「日当たりが悪い(34人)」、4位には「日当たりが良すぎる(19人)」がランクイン。

日当たりが悪いと暗かったり寒かったりしますし、日当たりが良すぎると暑くなって夏の電気代がかさむことも。子ども部屋が複数あって広さや日当たりなどの環境が違う場合、兄弟間の不公平さを気にしている親御さんもいました。

子ども部屋があることのメリット1位は「リビンクが散らからない」

子ども部屋があることのメリット1位は「リビンクが散らからない(143人)」でした。

2位「プライバシーを守れる(105人)」、3位「自立心が芽生える(87人)」と、親離れに関するコメントが続きます。次ぐ4位は「勉強しやすい(85人)」、5位は「集中できる場所になる(35人)」でした。

子ども部屋をもつことは、お子さんにとっても親御さんにとってもメリットがあるようですね。

<1位 リビンクが散らからない>

・自分の部屋におもちゃなどを置くようになり、リビングにスペースができた(30代 男性)

・子どもの荷物が一か所に集中するようになったので、部屋(とくにリビング)がスッキリした(40代 男性)

・子ども部屋以外は散らからないようになった(50代以上 女性)

お子さんの荷物を子ども部屋にまとめると、リビングなどの共有スペースが散らかりにくくなります。お子さんに「リビングを片付けて」と指示することがなくなると、親御さんのストレスも少なくなるでしょう。

カラフルなおもちゃがリビングからなくなると、リビングを親御さんが好きなテイストにしやすいメリットもあります。

<2位 プライバシーを守れる>

・子どもたちも外で頑張って帰ってくるので、一人でほっとしてゆっくりできる部屋があることで、疲れをとれる(40代 女性)

・プライバシーが守られ、精神の安定につながる(50代以上 女性)

お子さんが小さいうちは、いつも親御さんと一緒にいて、プライバシーについてはさほど気にならないかもしれません。しかし成長するにつれ、お子さんも一人の時間や空間が欲しいと思い始めるものです。

スマホで友達とやりとりするにしても、親に声を聞かれたり画面を見られたりしない場所でやりたいと考えるでしょう。そのため「子どもにも一人の時間が必要」「一人になれる空間があることで、メンタルの安定につながる」というコメントが寄せられています。

「男女兄弟なので、プライバシーを意識した」という声もありました。

<3位 自立心が芽生える>

・自分で片付けをするようになった。制服や体操服を自分で管理するようになった(30代 女性)

・部屋の整理整頓を自分でするようになった(40代 男性)

・子どもが自室で生活することで、自立心が高まる。自分の場所をもつことは大事(50代以上 男性)

「荷物を自分で管理する」といった体験を通じて、自分のことは自分でするという習慣が身につきます。片付けのコツをつかんだら、自分でできるという自信にもつながるでしょう。

また模様替えなどをお子さん自身がすることで、親に聞いたり頼ったりせずに自分で考える力も身につくのではないでしょうか。

子ども部屋があることのデメリット1位は「子ども部屋が汚くなりがち」

反対に、子ども部屋があることのデメリットを聞いたところ、ダントツは「子ども部屋が汚くなりがち(188人)」でした。2位「何をしているかわからない(102人)」、3位「部屋にこもってしまう(95人)」も多くの票を集めています。

1位の「子ども部屋が汚い」では、実際に「汚い」「不衛生」というデメリットが発生しています。しかし「何をしているかわからない」「部屋にこもってしまう」の場合、実際に不都合が起こっているとは限りません。

実際に悪いことが起こっているかどうかに関わらず、親の目が行き届かないことへの不安や心配が大きいのではないでしょうか。子どもを信頼できるかや、見えない部分をある程度可視化できるようなコミュニケーションがとれるかで、デメリットの感じ方が変わるのではないでしょうか。

<1位 子ども部屋が汚くなりがち>

・学校からのプリントなどを部屋に溜め込んでしまうため、部屋が汚い(30代 男性)

・掃除をしなくて散らかりっぱなしになること(40代 女性)

「掃除が面倒」「片付けや整理整頓ができない」というお子さんの場合、部屋が汚くなりやすいです。食べ物などが放置されていると衛生面でもよくありません。

自分のものを自分で管理してほしいという思いで子ども部屋を与えた親御さんの場合、ガッカリしたり、子どもとケンカになったりすることもあるでしょう。

また「子どもの部屋である以上、親が勝手に掃除や片付けできないので困る」という人も多くなっています。

<2位 何をしているかわからない>

・何をしているか把握できないので心配(40代 女性)

・部屋に入ってしまうと、勉強しているのか遊んでいるのかわからない(50代以上 女性)

お子さんが子ども部屋にいる時間は、親の目が届かないので何をしているかわからない状態になります。プライバシーを確保するために子ども部屋があるので、何をしているのかわからないのは、当然といえば当然です。

しかし、当然なことと理解しつつも、心配になる親御さんも多いとわかります。勉強するといって部屋に行ったのに、実際にはスマホを触ったりゲームをしていたりする可能性もあるので、「ちゃんと勉強しているのかな」と不安になる人も多いのでしょう。

また見えないところで「SNSいじめ」など人間関係のトラブルに巻き込まれている可能性もあります。

<3位 部屋にこもってしまう>

・部屋にこもってしまうことが心配です。「何かあったときに子どもの変化に気づきにくくなるのではないか?」と思います(30代 女性)

・部屋にいる時間が長いので、運動不足を感じる(40代 男性)

・自室の居心地がいいのか、多くの時間をそこで過ごす(50代以上 男性)

部屋で集中する時間は大切ですが、こもりっきりだと心配になる親御さんは多いでしょう。こもりっきりになると、運動不足や、家族との生活時間がずれるといった可能性があります。

こもりっきりを防止するための方法としては、「鍵をつけない」「子ども部屋を快適にしすぎない」「リビングを子どもにとって快適な場所にする」などがあります。

まとめ

子ども部屋を用意するタイミングは「小学校や中学校への入学」と答えた人が多数。入学は大きなライフイベントなので、自室をもつという大きな変化を起こす区切りにしやすいのでしょう。

また勉強が始まったり勉強時間が長くなったりするので、集中して勉強できる環境をつくってあげたいと考える親御さんも多いようです。ただ親が一方的に進めてしまうと、「結局はリビング学習している」「一人で寝てくれない」という事態になることも。

小学校高学年くらいになると、お子さん側から自然に「自分の部屋が欲しい」という要望が出てくるケースも多いです。お子さんから要望が出た場合は「お子さんの心の準備」もできていると考えられます。

「片付けをしなくて不衛生になる」「夜遅くまでスマホを触っていて寝不足になる」といった問題が起きないよう、ルールを決めたうえで子ども部屋を与えたいですね。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://albalink.co.jp/realestate/childrens-room/

訳あり物件買取ナビについて
株式会社AlbaLinkが運営する訳あり不動産の情報メディア。何かしらの「ワケ」があって売れない不動産の問題解決方法や、運用方法に関する情報を発信中。記事は専門家により執筆されており、信頼性の高い情報をわかりやすく届けることをコンセプトにしています。無料相談はもちろん、サイトを通じての直接買取にも対応しています。
https://albalink.co.jp/realestate/

株式会社AlbaLinkについて

AlbaLinkは、「事業を通じて未来をつなぐ」をコンセプトに、訳あり不動産の買取再販業を行う不動産会社です。事故物件、共有持分、空き家、底地借地など権利関係の難しい物件などをメインに取り扱い、不動産問題に悩むすべての方に手を差し伸べます。

会社概要

会社名:株式会社AlbaLink

代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
URL:https://albalink.co.jp/company/

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