自動車部品のTier1メーカーであるマルヤス工業株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:山田泰一郎)は、長年培った熱流体の制御技術を応用して太陽熱給湯システムを開発、一般販売を開始しました。
太陽熱給湯システム「ReTerra(リテラ)」は、再生可能エネルギーである太陽熱を利用することで、家庭における給湯エネルギーを大幅に削減、CO2排出量を削減してカーボンニュートラルに貢献します。
太陽熱給湯システム「ReTerra」
◆給湯エネルギーとCO2排出を大幅削減
家庭全体の消費エネルギーのうち3割を占めるのが給湯です。「ReTerra」を導入することで、家庭の給湯エネルギー使用量を約40%削減可能です。CO2排出量では年間500kgの削減が見込まれます。
◆災害時にも活躍
断水時は「ReTerra」に蓄えられている200Lのお湯または水を飲料用から生活用水まで使用することができます。飲料や食事等1日に最低限必要とする水の量は、一人当たり約3Lとされているので、4人家族を想定した場合、約16日分の量に相当します。
◆ReTerra LINKによる保守サービス
ReTerra LINKとはIoTを活用した保守サービスです。万一の故障の際には、異常信号を自動的に検出し、お客様へ迅速な連絡と的確な修理内容を提示する事ができます。従来必要であった定期的な保守点検をする必要がなく、お客様の手間や不安を解消することができます。
◆業界最長15年保証
徹底した品質管理により業界最長の⾧期保証を実現しました。消耗品、電気系統を含めた5年間の標準保証に加えて、最⾧15年までの延⾧保証パックをご用意しています。15年間という保証期間は、人の命に関わる自動車部品を造ってきたマルヤス工業だからこそ実現できる⾧期保証です。
◆太陽熱給湯システム「ReTerra」、開発に込めた思い
「ReTerra」開発のきっかけは、マルヤス工業が長年培ってきた熱流体の制御技術を活用して、省エネや環境問題の解決に貢献したいという思いからです。
「ReTerra」の開発に際しては、より多くのお客様にご利用いただけるように、導入コストの低減と設置性の向上を特に意識しました。 また「ReTerra」の導入効果をお客様に実感していただきたいとの思いから、リモコン上で節約額や貯湯量、CO2削減量が確認できるようになっています。あわせて、お客様に長く、安心してご利用いただけるように、IoTを利用した保守サービスをご用意しております。万一の故障発生時には、IoTシステムで故障部位を正確に検知して迅速に修理対応をいたします。
開発は平坦な道のりではありませんでしたが、「多くのお客様に良いものお届けする」という信念のもと、スタッフ一丸となって努力を重ねてきました。
「ReTerra」を導入いただいたお客様に、快適な生活を送っていただきながら、カーボンニュートラルにも大きく貢献していきたい、マルヤス工業の大きな夢と思いを込めながら、「ReTerra」を製造してまいります。
マルヤス工業は自動車業界の潮流であるBEV化に対応した製品群の開発を喫緊の課題として取り組んでいます。
さらに⾧年にわたり培ってきた技術を基に、新規事業にも積極的に取り組んでおり、再生可能エネルギー分野、新素材の活用などへの挑戦を続けています。自動車分野の枠にとらわれず、市場を取り巻く社会問題や環境問題にも視点を向けて、次の100年を創るべく幅広い分野での製品開発を進めていきます。
マルヤス工業株式会社
会社名:マルヤス工業株式会社
所在地:
【本社】愛知県名古屋市昭和区白金二丁目7番11号
【岡崎工場】愛知県岡崎市橋目町北山1番地
【御津工場】愛知県豊川市御津町広石祓田71番2
【日名工場】愛知県岡崎市大門一丁目2番地2
【福受みらい工場】愛知県豊田市福受町下ノ切60番地(岡崎工場隣接)
代表:代表取締役社長 山田泰一郎
設立年月:1956年8月
事業内容:自動車部品及び産業用部品の開発・製造、太陽熱給湯システム開発・製造・販売
URL:https://www.maruyasu.co.jp
https://www.reterra-maruyasu.com