α世代の子どもがYouTubeを見始めたのは、平均3.9歳。子ども専用のスマートフォン・タブレット端末を持っている 45.1%
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、12歳以下の子どもを持ち、第一子が生まれてから購入物件(マンション・一戸建て)に引っ越したα世代ファミリーを対象に、α世代ファミリーの価値観や住まいに対する考え方、不動産会社に求めることを調査いたしました。
α世代とは…
2010年から2024年頃までに生まれる世代のことで、Z世代の次に続く世代とされています。生まれた時から動画コンテンツが主流で、小さい頃から自分のスマートフォンを持ち、授業でタブレットを使いこなすなど、いわゆるデジタルネイティブの世代です。本調査では、12歳以下の子どもがいる世帯をα世代ファミリーと定義しています。
<トピックス>
≪α世代ファミリーのライフスタイル≫
■α世代の子どもがYouTubeを見始めたのは、平均3.9歳
■子ども専用のスマートフォン・タブレット端末を持っている 45.1%
■LINEを利用している子どもは35%以上、SNSを利用している子どもは15%以上
■α世代の習い事 1位「水泳」、2位「英語・英会話」、3位「学習塾」
≪α世代ファミリーが求める住まい≫
■重視した設備は、キッチン編「食器洗い乾燥機」、お風呂編「追焚き機能」がトップ
■立地・エリアで重視したポイントは、「治安が良い」36.4%
≪α世代ファミリーの住まい探し≫
■大変だったこと・困ったこと「物件の価格が適正なのかが分からない」がトップ
■不動産会社にしてもらってうれしかったこと・よかったこと1位「かかる費用について丁寧に説明してくれた」
<調査結果>
≪α世代ファミリーのライフスタイル≫
■α世代の子どもがYouTubeを見始めたのは、平均3.9歳
スマートフォンやタブレットなどでYouTubeを見ている子どもは、約7割でした。また、YouTubeを見始めた年齢を聞いたところ、平均3.9歳でした。0歳からYouTubeを見ている子どもも一定数いるなど、早くからYouTubeに触れている子どもが多い様子がうかがえました。
■子ども専用のスマートフォン・タブレット端末を持っている 45.1%
子ども専用のスマートフォンやタブレット端末を持っている7~12歳(小学生)の子どもは、45.1%でした。また、子ども専用のスマートフォン・タブレットデビューは、平均8.2歳でした。小学校低学年の頃には専用のスマートフォン・タブレット端末を持っている子どもが多いようです。
■LINEを利用している子どもは35%以上
スマートフォン・タブレット端末でLINEを利用している7~12歳(小学生)の子どもは、36.3%でした。LINEデビューの年齢は平均8.9歳と、デジタルネイティブと言われるα世代の子どもたちは、小学校低学年からLINEを使いこなしているようです。
■SNSを利用している子どもは15%以上
スマートフォン・タブレット端末でSNSを利用している7~12歳(小学生)の子どもは16.5%でした。SNSを利用している子どもは2割に届かなかったものの、SNSデビューの年齢は平均9.0歳と、小学校低学年から利用しているようです。
■α世代の習い事 1位「水泳」、2位「英語・英会話」、3位「学習塾」
α世代の子どもたちがしている習い事を聞いたところ、「水泳」がトップでした。次いで、「英語・英会話」「学習塾」と続きました。2012年より中学校体育で必修化、小学校の学習指導要領にも組み込まれている「ダンス」も6位にランクインしています。また、習い事の数は平均1.7個、習い事にかけている費用は月平均1.8万円でした。
α世代の親に聞きました!自身が子どもだった頃と比べて、子育て中に驚いたことや違いを感じたことはありますか?(自由回答)
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小学校低学年からスマートフォンを所持しており、オンラインでのつながりが多い。
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学校にGPSを持って行く。黒板ではなくプロジェクターを使って授業をする。
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待合せをLINEなどで行う。
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子どもとおままごとをしていたら、支払いがQRコード決済だった。
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徒競走に順位をつけない。
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3歳くらいの小さな子どもも習い事をしている。
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父親が積極的に幼稚園や学校の行事に参加している。
≪α世代ファミリーが求める住まい≫
■重視した設備は、キッチン編「食器洗い乾燥機」、お風呂編「追焚き機能」がトップ
α世代ファミリーに現在の住まいを探した際に重視したポイントを聞いたところ、キッチンでは「食器洗い乾燥機」、お風呂では「追焚き機能」がそれぞれトップでした。お風呂では、そのほかにも「浴室乾燥機」「浴室暖房機」が上位にランクインしており、水回りでは設備の充実さを求めている人が多いようです。
■立地・エリアで重視したポイントは、「治安が良い」36.4%
α世代ファミリーが立地・エリアで重視したポイントでは、11項目が20%を超え、さまざまな観点から周辺環境をチェックしていることが分かりました。中でも、「治安が良い」がトップで、次いで「小学校・中学校が近い」「スーパーマーケットが近い」と続きました。
≪α世代ファミリーの住まい探し≫
■大変だったこと・困ったこと 「物件の価格が適正なのかが分からない」がトップ
住まい探しで大変だったこと・困ったことをα世代ファミリーに聞いたところ、「物件の価格が適正なのかが分からない」がトップでした。そのほか、「予算に合う物件が見つからない」「希望エリアに物件が見つからない」「希望条件に合致する物件が見つからない」が上位にランクインしており、希望する予算や立地、条件に合う物件がなかなか見つからない様子がうかがえました。
■不動産会社にしてもらってうれしかったこと・よかったこと1位 「かかる費用について丁寧に説明してくれた」
住まい探しの際、不動産会社にしてもらってうれしかったこと・よかったことは「かかる費用について丁寧に説明してくれた」が約3割でトップでした。次いで、「問合せに対するレスポンスが早かった」がランクインしました。
<調査概要>
■調査対象/12歳以下の子どもを持ち、第一子が生まれてから購入物件(マンション・一戸建て)に引っ越した男女737名
■調査方法/インターネットによるアンケート調査
■調査期間/2024年2月9日~2月13日
※小数第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があります。
※設問に対する選択項目は、全体平均の降順に並べています。
※子どもが複数いる場合は、第一子を想定して回答。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの商標登録です。
<調査結果について>
アットホームでは本調査をはじめ、賃貸物件に住む人や一戸建て・マンションを購入した人などに住まいに関する調査を定期的に行っています。この他に「Z世代の住まい観」や住まいを探す上でどこまで妥協できるかを聞いた「妥協ライン」、「住まい探しで見落としがちな物件情報ランキング」など不動産業界のトレンドに合わせた調査も実施しています。過去の調査結果など詳細につきましては、ぜひお問い合わせください。